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スイカの名産地・千葉県の「富里スイカ」の甘さに感激! [出張DASH村]

皇室にも献上されたブランド・スイカ

「富里スイカ」

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、千葉県の富里市。千葉県はスイカの生産高全国2位(1位熊本県)。成田にほど近い富里のスイカ農家・杉本さんのもとへお手伝いにうかがったのは、城島と松岡。

富里でスイカの栽培が始まったのは昭和8年というから82年前。昭和11年に皇室に献上されたのをきっかけに人気に火がつき、一大産地となった。

スイカは、おいしいだけじゃないスーパーフルーツ。
抗酸化作用のある「リコピン」はトマトの1.5倍。スーパーアミノ酸と呼ばれる「シトルリン」も豊富で、血流を良くし、動脈硬化を予防するという。
こんなスイカの名産地が千葉県富里だ。

早速、富里スイカの試食に預かった城島と松岡。一口かぶりついた。
城島「甘〜い♡」
松岡は無心にしゃぶりついてやめない。「甘いなんてもんじゃねえ」
杉本さん「甘いですね」
と、松岡はずっこける。「めっちゃくちゃ甘いですね」
城島「おいし〜い♡」
杉本さん「その言葉が生産者を支えています」
城島「夏には最高ですね。水分補給できるでしょ」
その通り、富里で行われるマラソンではスイカが水代わりに差し出されている。

その甘さと美味しさの秘密を城島が気付いた。
「サラサラした土」
杉本さん「スイカ本来の土壌に合ってるんじゃないですかね」
スイカの原産地はアフリカ・カラハリ砂漠なので、乾燥した土地を好む。
富里の土は関東ローム層の土壌で、火山灰土で、水はけの良い「黒ぼく土」。
つまり、余分な水分を吸収しないので、甘いスイカになるのだ。
「火山自体は大変だけど、それが自然の恵みに変わるのがすごいよね」と松岡も感心。

収穫の目安は、ポンポン叩くことではない。実が詰まっているかどうかはわかるが、完熟しているかどうか、糖度などは、専門の人が検査し、GOサインを出すという。
杉本さんでも美味しさを見極められるのだが、富里ではブランドの品質を守るため、第三者が判断する決まりとなっている。検査長がOKを出さない限り出荷できない。
この日、ちょうど検査長がここに来ていたから、城島、松岡はいい機会とばかり見学した。
検査では、無作為に選んだスイカを横に切った。というのは種の周りを見るためで、熟し過ぎると種が粉ふいて穴があく。
杉本さんのスイカは種や色などOK。あとは糖度を測る。真ん中の部分を切り出した検査長に城島が、「合格ラインは11度ですか」と聞いたら「11度です」と。これを聞いて「なんでわかったの?」と驚く松岡。「そういうことはいっぱい覚えてるのに、(ドラマでは)セリフ覚えないね」と突っ込む。
測った結果、糖度は11.8度だった。
見た目OK、糖度OKで、最後は味わう。青臭さや酸味がないかをみる。
「美味しいです」と検査長。
拍手するTOKIO。
杉本さんも喜んだ。「小学生が通知表もらうようなもので(ほっとしました)」

お墨付きももらい、さあ、収穫だ!

8kgという重いのもあればやや小ぶりもあった。
「小学5年生でも35kgの子もいれば、30kgの子もいるみたいなものです」
との杉本さんの言葉に、松岡は「比喩表現が適切」と褒めた。「ウチだって身長さまざまだから」

城島「ひと夏で何個くらい穫れるんですか?」
杉本さん「2万4千個くらい」
松岡「えっ、一瞬郷ひろみさんの歌かと思った。2億4千万の瞳」

収穫したスイカには白い粉=ブルームが付いている。水分が蒸発するのを自ら防いでいる。
これらはクリーナーにかけられ磨かれる。


「富里スイカ」を使った地元料理

 こうして獲った「富里スイカ」を地元ならではの方法で料理!
 教えてくれるのは地元の料理自慢・篠原さん。

【スペアリブのスイカソース漬け】(松岡担当)
  ①スイカをすり下ろす
  ②この果汁の中にウスターソースを加え、ニンニクを入れる
  ③砂糖、ケチャップ、醤油で味を整える
  ④塩、胡椒をふった骨付き肉にスイカソースをかける
  ⑤果汁は肉を軟らかくするので、約30分漬ける
  ⑥それをフライパンで焼く
  ⑦漬け汁をフライパンに注ぎ煮込む
  ⑧フタをして強火で10分煮込めば完成

【スイカの皮のかき揚げ】(城島担当)
  ①スイカの皮を細切りに
  ②溶いた小麦粉の中に入れる
  ③インゲンと人参も加える
  ④180℃の油で揚げる

【スイカのカプレーゼ風】(松岡担当)
  ①四角く切ったスイカの両面を軽くフライパンで焼く
  ②ひっくり返して弱火で2分したらお皿へ移す
  ③モッツァレラチーズをトッピング
  ⑤その上にバジルを乗せ、バルサミコ酢をかける
  ⑥最後にオリーブオイルをかければ完成


ということで、さあ、実食です。

まずは「スイカの皮のかき揚げ」から。
塩を振って、城島「実の赤いところがジューシー、皮は食感がいい」
松岡「じわじわくるね、塩に合う!」

次に「スイカのカプレーゼ風」。
松岡「めちゃくちゃうまいよこれ、ビックリした」
城島「イタリアンにスイカ合う」
城島「今後ともジャニューズをよろしく」
松岡「かむんじゃない」
城島「食事会で出そう」

「スペアリブのスイカソース漬け」
松岡「おお、スイカの味する!」
城島「いい甘さ」
篠原さん「肉を軟らかくする効果と甘みを出す効果です」

「スイカのゼリー」
最後に篠原さん特製のデザート。
これは半分に切ったスイカの中身をくり抜き、ミキサーにかけ、布で濾して
100%ジュースにして、溶かしたゼラチンに加える。これをくりぬかれたスイカへ流し入れ、
一晩冷やせば完成。煎ったスイカの種をゼリーに食い込ませれば本物そっくりになる。
城島「うわっ!スイカの甘さのみ」
「贅沢!」


と、スイカづくしの一日となりました。


以上、2015年8月16日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/





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群馬県沼田市の「ブルームきゅうり」!みずみずしく美味しい市場3%のきゅうり! [出張DASH村]

ブルーム(白い粉)がみずみずしさを保つ

「ブルームきゅうり」

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、群馬県の沼田市。群馬県はきゅうりの生産高全国2位。沼田のきゅうり農家・長谷川さんのもとへお手伝いにうかがったのは、城島と松岡。

長谷川さんが作っているのは「ブルームきゅうり」という品種。
「すごいトゲ」と城島は手に持って驚いた。
また「白いのがブワーッと」と松岡が言うように、表面が白い粉で覆われている。
「ブルームとは白い粉のことです」と長谷川さん。
松岡はこの言葉に岡山でのマスカットのことを思い出した。
「ああそうや」城島もうなずいた。
「このブルームは自分から出すんです。身を守るために」長谷川さんは説明する。
「ブルームがあると水分を逃がさないんです」
「これもっと白くなるんですか?」
「暑くなればなるほどブルームは激しくなります」

そこで味見。ブルームととげは水の中でちょっとこすれば落ちる。
城島がきゅうりを真っ二つに音を立てて割った。
それを見て松岡は「最高じゃん、割れ方」「みずみずしい」
それではと食べてみる。カリカリいい音で食べる二人。
「甘い!」「甘いし濃厚!」「何もつけなくてもおいしい!」
「こんなの初めてやなあ」「青臭くないし」「でも香りはくる」
と大好評。
松岡は言った。「今まで食べた中で最高!」
ブルームきゅうりは、史上に出回るきゅうりの僅か3%。
出回らなくなったのは、ブルームが農薬と間違えられたからだという。

城島は育て方で気付いた。「これは接ぎ木じゃないですね」
「自根です」と長谷川さん。一般的なきゅうりは、病気に強いカボチャの根に接ぎ木して育てる。それで皮が厚くなり水分が蒸発しないのだが、これは自根で、土の中からケイ素を吸い上げてブルームを作る。そのため皮が薄くやわらかい。
「(ブルームきゅうりは)病気に弱いのと収量が少ないんですが、絶対に美味い!」と長谷川さんは言う。
城島はさらに普通のきゅうりとの違いは土にあると見抜いた。「軽石!」
「そうかここは榛名山からの軽石が来た土地なんだ」と松岡は榛名山を指差した。
「我々に対しての恵みですね」と長谷川さん。

そこへ長谷川さんの奥さんが、「きゅうりのスティック」と「きゅうりジュース」を持ってやってきた。
「熱中症対策にもいいんです。牛乳でガーっとやるだけですから」と、かかあ天下の土地らしく威勢よくやってきた。ガーッというのはジューサーにきゅうりと牛乳を入れてガーっとかき回すことを意味する。

ごちそうになった城島と松岡は、このあと収穫のお手伝いに。
トゲを取ると水分が抜けてしまうので、トゲが生えてない上の部分をつまんで切り落とす。
そしてトゲとブルームが取れないよう、カゴにはそっと置く。
収穫できるサイズも手に持ったはさみと同じくらいのものを選ぶ。
何より慎重さが必要なブルームきゅうりの収穫なのだ。
「きゅうりはトゲがあった方がいいんだね。人間はトゲがない方がいいけどね」
と松岡はトゲがあった若い頃を反省しているのかどうか、そんなことを言いながら収穫していった。
長谷川さんは一日1600本収穫するという。すべて手作業。袋詰めも手作業。翌朝に都内などのスーパーに並べられる。値段は1袋147円と少々お高いが、美味しい高級きゅうりなのだ。


「ブルームきゅうり」を使った地元料理

 こうして獲った「ブルームきゅうり」を地元ならではの方法で料理!
 教えてくれるのは奥さんとママ友の鈴木さん。

【酢豚】(松岡担当)
  ①きゅうりを斜めにザク切りする
  ②きゅうり、パプリカ、玉ねぎを素揚げ
  ③ぶつ切りにした豚肉を醤油、酒、胡椒で下味をつける
  ④それをきつね色になるまで油で揚げる
  ⑤豚の油を切ったら、②と④を一緒にフライパンで砂糖、ケチャップを加えて炒める
  ⑥さらに醤油と酒で味を調える
  ⑦水溶き片栗粉とごま油を回し入れ、かきまぜ、3分弱で完成

【きゅうりとナスの煮びたし】(城島担当)
  ①きゅうりとナスを弱火で炒める
  ②酒、みりんを加え、さらにカツオだし、砂糖、醤油を加えて炒める
  ③これに大根おろしと生姜を加える
  ④適当なところまで煮詰めたら、下に氷を敷いたボールに移す
  ⑤冷やして味を染み込ませる

【ジャージャー麺】(松岡担当)
  ①きゅうりを細かく刻む
  ②ひき肉を炒める
  ③きゅうり、ニンニク、生姜を加えて混ぜ合わせる
  ④これに豆板醤、甜麺醤を加え、香りつけに醤油を
  ⑤塩で味を整えたら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、混ぜて肉味噌を作る
  ⑥ゆでた麺を皿に盛り、細かく千切りにしたきゅうりをそのまわりに立てる
  ⑦その上に肉味噌をかけ、白鬚ねぎなどをのせれば、ジャージャー麺の出来上がり  

【きゅうりの肉巻き】(城島担当)
  ①4つに切ったきゅうりに豚肉を巻いていく
  ②巻き終えたら端をヨウジで留め、小麦粉をまぶしフライパンで焼く
  ③表面をこんがり焼いたら、みりん、砂糖、醤油をからめる
  ④いい色になったら引きあげて、熱いうちに斜めに切る

【きゅうりのフライ】(松岡担当)
  ①適当な大きさに切ったきゅうりにパン粉をまぶし
  ②油で揚げる
  ③3分経ったら、出来上がり

ということで、さあ、実食です。

まずは「酢豚」から。
城島「うまい!」
松岡「豚ときゅうり、合う!」
城島「パリパリする食感がいいわ」

次に「きゅうりのフライ」。
松岡「目つぶったらきゅうりとわからない」
城島「中の部分がとろっとして不思議」
奥さん「ほくほく感を感じませんか」
松岡「感じます。ぼくこれ家でやります」
奥さん「簡単だもんね」

「きゅうりとナスの煮びたし」
城島「さっぱりして美味しい」
松岡「炒めたからサクサク」
奥さん「味もしみてる」
ご主人「おいしいですね」

「(きゅうりたっぷり)ジャージャー麺」
松岡「ジャージャー麺はよく作るけど、きゅうりが主役のジャージャー麺」
松岡「シャキシャキ感。みずみずしさと味が濃いから」

「きゅうりの肉巻き」
松岡「豪華だね。肉巻きって……うまい!」
城島「これは弁当のおかず増えるね」
松岡「これもシャキシャキ感たっぷり」

松岡「夏のおかずのパターンが増えそうだね」
城島「きゅうり(急に)来てすみません」
奥さん方「面白い」
松岡「面白いと言ってもらってよかった」

と、ブルームきゅうりに感動した一日となりました。


以上、2015年8月9日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/





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新潟県長岡市ではさまざまなナスが栽培されていた!中でも「巾着ナス」が最高! [出張DASH村]

信濃川沿岸でしか栽培されていないナス

「巾着ナス」

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、新潟県の長岡市。ここは「黒十全」「紫水ナス」などのナス栽培が盛んな土地。長岡のナス農家・小林さんのもとへお手伝いにうかがったのは、城島と松岡。

小林さんのハウスには口を絞った巾着袋のような形でしわがあるナス「巾着ナス」がいっぱい。
今が収穫時を迎えていた。
「巾着ナス」は、約100年前から栽培されている長岡伝統のナス。
特長は、中の実が緻密で硬いこと。
地元では蒸かして食べるのが主流の「蒸かしナス」。生姜醤油で食べると美味しい。
「畑のトロ」とも言われ、これを食べた城島は、
「さっぱりして清涼感ありつつ、ナスの旨味がグワっときて」とテンション高く説明。
この「巾着ナス」は長岡だけでしか栽培されていない。それは信濃川が育んだ土壌の良さ。
しかも小林さんは水を与えぬ栽培法。自ら養分を溜め込むため大きい締まった実が生るのだ。

収穫のお手伝いに張り切った城島はすごく仕事が速い。
それを見た松岡は「畑泥棒みたい」と茶化す。
こうして二人でどんどん収穫していった。
この「巾着ナス」は地元の農産物直売所やスーパーで販売される。


「巾着ナス」を使った地元料理

 こうして獲った「巾着ナス」を地元ならではの方法で料理!
 教えてくれるのは奥さんのフサ子さん。

【巾着ナスの丸ごと肉詰め】(松岡、城島担当)
  ①ヘタを切って、中の実をくり抜く
  ②そうしたら丸ごと油の中へ(こうするとやわらかくなる)
  ③具はひき肉とくり抜いたナスの実とタマネギを炒めたもの
  ④丸ごとナスを油から上げて中に具を詰める
  ⑤これをオーブンで20分
  ⑥これを取り出したら上にミートソースをかけ、その上にチーズを乗せる
  ⑦さらに4分オーブンの中へ入れて完成

【麻婆ナス】(松岡担当)
  ①巾着ナスを乱切りにする
  ②これを油で揚げること3分
  ③ごま油をフライパンに敷き、ニンニクと生姜で香りを移しひき肉を入れる
  ④さらにナスを入れて豆板醤・鶏ガラ・オイスターソースで味を整え炒める
  ⑤適当なところで水溶き片栗粉でとろみをつける
  ⑥これをかき混ぜれば出来上がり

【ナスの冷やし茶漬け】(城島担当)
  ①蒸したナスを1cm大に切る
  ②ネギ・ミョウガ・生姜・大葉を加え混ぜて刻む
  ③味噌を適量加えて混ぜ合わせる
  ④これをご飯の上に乗せる
  ⑤冷やしたカツオ出汁をご飯にかけて完成


ということで、さあ、実食です。

まずは「巾着ナスの素揚げ」から。
松岡「まずいわけないもんね」
城島「おいしい、これ」
奥さん「実が硬いので油を吸収せず、あっさり召し上がれます」

次に松岡特製の「麻婆ナス」。
松岡「いつものオレが作る味」
城島「めちゃくちゃうまいな!味付け完璧や。奥ゆかしい控えめな塩分濃度で、優しい味」
奥さんも「おいしいです」と褒める。

「巾着ナスの丸ごと肉詰め」
松岡「美味い洋食屋の味だよね」
城島「トロ〜っと中が…」と絶句。
松岡「トマトソースと相性がいい!ナスが甘い!」

「ナスの冷やし茶漬け」
奥さん「三つ葉を乗せて召し上がれ」
松岡「家帰って、これあったら完璧だぜ」
城島「これおいしいな!やっぱナスの食感がいい」
小林さん「ナスが締まってるから食感が伝わります」
城島「暑い夏にピッタリ」

松岡「今日のコース、最高だね。あっさりものからこってり入れて、またあっさりに戻る」
城島「(美味しすぎて)人に教えたくないね」
と、巾着ナスを堪能した一日でした。


以上、2015年7月12日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/





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宮崎県都農市の「ごくとま」は、ハイテク技術で育てられた絶品トマトだった! [出張DASH村]

トマトぎらいでも食べられる甘いトマト

「ごくとま」

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、宮崎県の都農市。ここはトマト栽培が盛んな土地。2014年9月にも「0円食堂」でお邪魔していた。都農のトマト農家・宮崎さんのもとへ城島と長瀬がお手伝いにやってきた。

奥さんの実家がトマト農家だったことからトマト農園を起業した宮崎さん、実はトマトが大嫌いだったが、自身が栽培する「ごくとま」は食べられると。トマトが苦手でも食べられるトマトというのは、どんなものだろうと思いながら宮崎さんについていくと、そこは厳重に囲われたビニールハウスで、スリッパにはきかえてくださいと言う。
「菌を入れないためです」と宮崎さん。
「あれ?土がない」と驚く二人。
実はこのトマト、土の中で栽培するのではなく、特殊なフィルムの上に根を張っている状態なのだ。
「このフィルム何なんですか?」と長瀬が聞く。
「これは世界初の最先端技術で作られた特殊なフィルムなんです」と宮崎さんは言う。
「ナノサイズ(100万分の1ミリ)の穴が開いているんです」
成長に必要な養分が入った水を吸水シートに染み込ませ、その上に特殊フィルムを敷く。その上にトマトの苗を置く。フィルムの穴は100万分の1サイズで、そこからしみ出す水分はごくわずかなため、トマトは身の危険を感じ、生き延びようとして甘みを溜め込む、ということなのだ。

「(この方法だと)義理のお父さんとの間でもめたんではないですか」と城島。
「最初はこんなんでトマトができるか!と言われました」と宮崎さん。
「とにかく味が気になるね」と長瀬。
早速「ごくとま」を食べると、
「あま〜い!」と驚く長瀬。
「美味しいのよ、甘いのよ〜」といつになくおかしな調子の城島。
「キャラが変わっちゃくらいの美味しさだね」と長瀬が城島をフォロー。
「さわやかな酸味と甘みのバランスが絶妙!」
城島は糖度計を取り出し、糖度を測ると、9.5度だった。
一般的なトマトの糖度は4〜6度なのに、甘さ2倍、旨味の成分グルタミン酸も2倍。
「ぎゅーっと濃縮された味」と城島は再びトマトを口に入れた。
「これなら僕も食べられるんです」と宮崎さんも口に入れる。
「究極のトマトやな」

この「ごくとま」は中玉トマトだが、一般的な中玉に比べて小さいのが特徴だ。
一般的なのが4〜5cmに対してごくとまは3cm弱だ。
この小ささこそ、甘さが凝縮した証しなのだ。

「このフィルムはどこが開発したんですか?」長瀬が聞く。
「早稲田大学の森有一教授で、元々は医療(人工透析)を研究していた方です」
水分や養分は通すが、ウイルスは通さないという優れもの。
「僕みたいな素人など、だれでもできます」
「そうか、農家の窓口がガンと広がったんだね」と感心する長瀬。

このような「ごくとま」、収穫は手で行う。
ちょっと難しいが、城島は両手でバンバン獲っていく。
長瀬の2倍の速さで収穫していく。

こうして獲った「ごくとま」を地元ならではの方法で料理!

ごくとまを使った地元料理

 ごくとまの地元ならではの料理法とは?
 教えてくれるのは義理のお母さんの美千代さん。

【ごくとまチキン南蛮】(長瀬担当)
  ①トマトを切って(輪切り)フライパンで焼く
  ②焼いたら宮崎産の鶏モモ肉で2個ぐらいを挟む
  ③挟んだら小麦粉・とき卵をつけ、油で揚げる
  ④揚がったら南蛮酢(酢・淡口醤油・砂糖)に浸ける
  ⑤味がよく浸みたら一口大に切って盛りつける
  ⑥その上にタルタルソースをかける

【トマトソース】(城島担当)
  ①刻んだニンニク・玉ねぎと適度に切ったごくとまをフライパンに入れ、
   オリーブオイルで炒める
  ②塩・コショウを振る
  ③水分がなくなるまで煮込む
  ④それを「チキン南蛮」の上にかける

【ごくとまと宮崎牛のカレー】(城島担当)
  ①湯むきしたごくとま40個を玉ねぎ・しめじと一緒に深鍋に入れる
  ②水を加えて煮る
  ③カレールーを適量加える
  ④宮崎牛を一口大に切ってフライパンで焼く
  ⑤④を深鍋に入れ、まぜる

【ごくとま味噌汁】(城島担当)
  ①豆腐とワカメを鍋で煮、白味噌を入れる
  ②よく煮たらごくとまを入れる


ということで、さあ、実食です。

まずは「ごくとま味噌汁」から。
城島「あれー!お義母さん、合いますね。酸味と甘さがやさしい感じで」
宮崎さん「この意外性にはびっくりです」

次に「ごくとまチキン南蛮」。
長瀬「………」うなずく。
城島「美味しい!タルタルとトマトソース合いますね〜!」
ワク君も食べて笑顔。

「ごくとまと宮崎牛のカレー」は、先にお義母さんが炊いていたトマトご飯で食べる。
長瀬「テンションあがる」と大仰な身振りを。
城島「宮崎牛とごくとまのコラボ、これは美味しいすね〜」
長瀬「パーフェクト!」

最後に、お義母さんがデザートの皿を持って来た。
「ごくとまロールケーキ」だ。
城島「おっしゃれ!」
長瀬「酸味がヨーグルトっぽい」

城島「トマトづくし最高やな〜」
城島「今日日帰りやけど、この街に泊まっとこうかな〜」
と最後を締めて(?)お開きになった。

以上、2015年5月24日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
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タグ:ごくとま
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兵庫県淡路島の「新たまねぎ」は、大きくて甘くてみずみずしく旨味たっぷりだった! [出張DASH村]

美味しすぎる奇跡のたまねぎ

わずか1ヶ月だけの期間限定のたまねぎ

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、瀬戸内海一の大きさを誇る淡路島。ここはたまねぎ栽培が盛んで、昭和40年には生産量日本一になったほど。そのたまねぎ農家・濱田さんのもとへお手伝いに赴いたのは城島と松岡。

濱田さんが栽培する「てっちゃんの淡路島新たまねぎ」は、“美味しすぎる奇跡のたまねぎ”といわれている。
早速、畑でたまねぎを引いた城島は、
「大きいですね〜」とビックリ。
このたまねぎは春の訪れとともに出回る「新たまねぎ」で、茎を切るとみずみずしいのがわかる。
茎を押すと、じゅわーっと水分が迸(ほとばし)る。

「普通のたまねぎと新たまねぎと、何がちがうんですか?」と松岡が聞くと、
「品種が違うんです」と濱田さん。
「これは早い時期に穫れる“極早生(ごくわせ)たまねぎ”なんです」
スーパーで見かけるような一般的なたまねぎは、淡路島の場合、5〜6月に収穫期を迎えるが、新たまねぎは3月下旬から収穫できる品種だという。
新たまねぎは成長が早いので、「身が締まらず、ふわっとしているのです」と濱田さん。
その身の間に水分が溜まるから、とてもみずみずしいのだという。
一般的なたまねぎは収穫のあと乾燥させて一年中出荷できるようにするが、新たまねぎは、春だけのもので、この時期に食べるもの。わずか1ヶ月だけの期間限定のたまねぎなのだ。

一番美味しい食べ方は、「生で食べてもらうのがいいんです」と、濱田さんに勧められて
城島、松岡がガブリとやる。
「あま〜い」と城島。
「果物だね」と松岡。松岡は以前普通のたまねぎを生でかじったらその辛さに悶絶した“タイガーホース”(トラウマ)があったから、この甘さは感動的。
辛み成分のアリシンが少ないので甘みを強く感じるのだ。
と思いきや、後から辛みがきた松岡、ちょっとたじろいだが、そこへ濱田さんの奥さんが登場して、オニオンスライスを振る舞ってくれた。
「別名“鬼嫁”スライスです」とダジャレを飛ばす濱田さん。
「さっき生でかじったのより甘い」と松岡。
「切って3〜4時間置いておくとより甘くなる」と奥さんが説明。
「水に浸ける人がいますが、あれはもったいない。辛みだけでなく、甘みや栄養分も抜けてしまいます」
「人間も一緒だね。トゲある時は少し置くべきだね。時間たったら人を許せるから」と城島に言うが、城島は昔のオレのこと言ってるのかなと、うつむいた。

土壌も新たまねぎの生育に欠かせない。
ここは大昔は海だったところで、ミネラルを多く含んで水はけも良く、それによって甘いたまねぎができる。

収穫の目安は、土がひび割れしてきた時。
首をつかんで引っこ抜いて、根を切り、茎は3cmくらい残して切る。
濱田さんはこうやって1日に1500個を手で収穫するという。
こうして、新たまねぎの収穫を、お孫さんのワク君とともにお手伝いしたTOKIOだった。


新たまねぎを使った地元料理

 新たまねぎの地元独特の料理法とは?
 教えてくれるのは奥さんとお友だちの利枝子さん。

【ハンバーグと新たまねぎのステーキ】(松岡担当)
  ①たまねぎの太い部分を切り出す(輪切り)
  ②大きめに刻んだたまねぎと豚ひき肉を調味料とともに混ぜる
  ③練って手で形を整える
  ④フライパンにたまねぎの輪切りとハンバーグを入れ、弱火で15分蒸し焼きに
  ⑤終わったら輪切りたまねぎの上にハンバーグを乗せて、
  ⑥仕上げにオニオンスープをかけて出来上がり

【新たまねぎと桜鯛を使った南蛮漬け】(城島担当)
  ①おろし器でオニオンスライスを作る
  ②これを大皿に敷きつめる(新たまねぎ3個分)
  ③切り身の桜鯛(脂が乗った真鯛)に片栗粉をまぶす
  ④③を油で揚げる
  ⑤④を三杯酢に浸ける
  ⑥これを敷き詰めた新たまねぎの上に乗せ、
  ⑦ニンジンの千切り、大葉をかけて出来上がり

【新たまねぎの春パスタ】(松岡特製)
  ①にんにく・新たまねぎをオリーブオイルで炒める
  ②そこへタコ・ベーコン・菜の花を入れる
  ③パスタを投入
  ④火が通ったらバター・コンソメ・塩・コショウで味付け
  ⑤さっと混ぜて出来上がり  

さあ、実食です。

まずは「新たまねぎと桜鯛を使った南蛮漬け」から。
城島「うんまい」
松岡「新たまねぎが鯛の淡白な味を引き立てる」
濱田さん「しゃきしゃきしてておいしい」

次に「ハンバーグと新たまねぎのステーキ」。
城島「うわー!たまねぎの食感とで、これはおいしい!」
松岡「甘いよね」
ワク君も食べて笑顔。

「松岡特製・新たまねぎの春パスタ」を食べると、
城島「すごいな。やっぱり松岡すごいな」
松岡「オレがすごいんじゃない。新たまねぎがすごい」
城島「今まで食べたパスタで一番美味しい」
松岡「新たまねぎとパスタ合うねー」

最後に、丸ごとたまねぎを塩とオリーブオイルだけで焼いた料理、
「新たまねぎのオーブン焼き」が登場。
松岡「うまい!!」と城島とハイタッチで絶叫。
城島「これは美味しい!!」と再び松岡とハイタッチ。
城島「一番ずるいじゃないですかこれは。これだけ作らせて」(笑)
濱田さん「新たまねぎは最高やね」
城島「新たまねぎって本当に美味しくて、たまんね〜ぎ
と最後を締めて(?)お開きになった。

以上、2015年4月26日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/





タグ:新たまねぎ
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千葉県銚子市の「春キャベツ」は、甘くて柔らかくてみずみずしかった! [出張DASH村]

黒潮の温暖気候に育まれた春キャベツ

収穫したら翌日にスーパーに並ぶ

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、千葉県銚子市。犬吠埼に近い台地には一面キャベツ畑が広がっていた。ここのキャベツ農家・長島さんのもとへお手伝いに赴いたのは城島と長瀬。

奥さん息子さんの3人で栽培するキャベツは、年間約30万個にもなるという。
普通のキャベツは冬に採れる「寒玉」という楕円形のものだが、今は「春キャベツ」が旬。
「ふわーっとしてシュークリームみたい」という長瀬だが、「シュー」とはフランス語でキャベツのこと。
試しに包丁を入れる城島。真っ二つに切ると、きれいな黄色い断面が現れた。
長瀬「きれい!」城島「程よくすき間がある」
楕円形で葉がギッシリ詰まっている寒玉キャベツに対し、春キャベツは丸く葉の巻きがゆるいのが特徴だ。
長島さん「水分がすごいんです。露がダイヤモンドみたいでしょ」
葉と葉の間に水分が溜まり、みずみずしいキャベツなのだ。
長島さん「私ら真ん中から食べちゃう」
長瀬「贅沢ですね」
早速城島は真ん中を取って食べてみた。
城島「甘ーい!」「柔らかい!」「うまーい!」
長瀬「ホントだ、甘ーい!シャキシャキして柔らかい!体にも良さそう」
長島さん「ビタミンCとUが豊富なんです」
ビタミンUは別名キャベジンと言われ、胃の粘膜を保護するという。
長島さんが言うには、甘く柔らかくみずみずしいのは、「黒潮のおかげ」とか。
真冬でも20℃という暖流が周りの空気を暖め、温暖な気候が生み出したものという。
寒玉は寒さから身を守るためギュッと実を縮めるが、春キャベツは温かさの中で伸び伸び育つのだ。

さあ、収穫のお手伝い。
先にも刃が付いたキャベツ専用包丁で根っこから切り落とす。外側の葉を2、3枚切り落とし、みずみずしさを残すため外側の葉は少し残しておく。そして収穫したキャベツは畑で箱詰めに。
「みずみずしさをそのまま届けたい」と長島さん。「明日東京のスーパーに出ます」
「スーパーで買えるってのがいいですね。自分のオンエア見て買いに行くと、ないことが多いんで」と城島。これには「オンエア見て買いに行くの?」と長瀬も大笑い。
長島さんはこうやって1日に1600個収穫するという。


春キャベツを使った地元料理
 こうして収穫した春キャベツを、地元独特の料理法で調理。
 教えてくれるのは地元の女性、石毛さんと高安さん。

【丸ごとキャベツ】(長瀬担当)
  ①春キャベツの芯をくり抜く
  ②できた穴に、ニンジン、タマネギを混ぜた豚ひき肉を詰める
  ③これをひっくりかえし、切れ目を入れたら
  ④無水鍋に入れる
  ⑤周りにトマトを敷き詰め、水200cc、塩こしょう、コンソメを入れる
  ⑥これにフタをし、15〜20分煮込む

【太巻き寿司】(長瀬担当)
  ①まず四角に延ばした卵焼きの上に酢飯を敷く
  ②海苔の上に茹でたキャベツを乗せて簀の子で巻く。これを数本用意
  ③同じようにチーズとかんぴょうを巻く。これは1本
  ④③を真ん中にして②で巻く
  ⑤①の上に田麩を敷き、④を乗せる
  ⑥これを簀の子で巻いたら、適当なサイズに輪切りして出来上がり

【春キャベツのメンチ】(城島担当)
  ①キャベツを粗めに千切りする(歯ごたえを出すため)
  ②豚バラ肉を細かく叩く
  ③①と②にタマネギ、卵、調味料を加えよく混ぜこねる
  ④これに溶き卵とパン粉を付け、170℃の油でじっくり揚げる

【春キャベツの回鍋肉(ホイコーロー)】(長瀬担当)
  ①ニンニク、生姜、長ネギのみじん切りをフライパンで炒める
  ②これに豆板醤を加え、大きめキャベツ、豚肉を入れて炒める
  ③合わせ調味料、ごま油を入れて、さらに炒めれば出来上がり

【ペペロン・キャベツ】(城島担当)
  ①オリーブオイルでガーリックと鷹の爪を揚げ、カリカリになったら
  ②あらかじめ塩をまぶしたキャベツに、直接オリーブオイルごとかける

さあ、実食です。

まずは「丸ごとキャベツ」から。
長瀬「おいしい…おいしい」としみじみ。
城島「おいしい!お母さんって叫びたくなる」
長瀬「キャベツの甘みが出てる。最高!」
城島「キャベツのうま味満載!」

次に「回鍋肉」。
長瀬「しあわせ♡」
城島「うん!キャベツが主役」
長島さんも「おいし〜ね〜♡」とデレデレ。

「ペペロン・キャベツ」を食べると、
城島「うわっおいしい!」と体を震わす。
長瀬「素材のスゴさを知るね」

「春キャベツのメンチ」は調味料かけずにそのまま、
城島「かりっと、ふわっと、おいしい!」
長瀬「肉汁とキャベツの甘みが口の中で…」
石毛さん「銚子は醤油が名産なので、醤油をつけて食べてください」
城島「うわーっ!おいしいっ!」
長瀬「醤油が衣にしみついて、うまいっ!」とVサイン。

最後に「太巻き寿司」。
長瀬「自分で作ったとは思えないおいしさ」
城島「いい歯ごたえ!」
長瀬「シャッキシャキ!春らしい味」

「結構、量が多いと思ったけどイケルなあ」と箸が進む城島、
「春キャベツは、キャー!別腹ですねー」と恒例のダジャレを披露。
一同、笑いに包まれた。
長瀬「確認ですけど、今のが締めの言葉で大丈夫ですか?」

以上、2015年3月15日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
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山形県米沢市の小野川温泉の「小野川豆もやし」はすき焼きで主役級だった! [出張DASH村]

温泉街で生まれた幻のもやし

温泉の30℃が美味しい豆もやしになる

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、山形県米沢市の小野川温泉。年々もやし栽培農家が減っていく中、これを絶やすまいと6年前から仲間と栽培を始めたもやし農家の鈴木さんのもとへお手伝いに赴いたのは城島と山口。

雪の畑にあるハウスへお邪魔すると、むしろを敷いた下にフタがあり、これをとるとぎっしり生えた鮮やかな黄色のもやし群が現れた。
驚く城島と山口に「小野川豆もやしです」と鈴木さんが教える。
「オレらが知ってるもやしじゃない」と山口が感嘆。

スーパーで見かける短いもやしは、緑豆という小豆の一種から作られたもの。
「小野川豆もやし」はこれと違って、大豆が原料なのだ。
鈴木さんは下に密生しているもやしを「ヨイショッ」と言って採った。
「もやしをヨイショッって言って採るんですか?」と不思議がった城島だが、
姿を見て納得。すごく長いのだ。その長さ、およそ30cm。
300年前から作られているという伝統野菜の「小野川豆もやし」は、豪雪地帯の冬の作物として重宝されてきた。
ハウスの下に作られた室には温泉からお湯が流れ、この温かさがもやしを長くするという。
「温泉床暖房ですね」と城島。
「家に温泉引きたい」と山口。
小野川温泉はミネラルが豊富でビタミンも豊富。ビタミンB1は普通のもやしの約2倍だという。

奥様が茹でたもやしを持ってきてくれたので、ちょっとご賞味に預かると、
「うーん、パリパリ!歯ごたえがよく、豆の味が濃い」と城島。
「茹でたもやしは普通くたくたになっちゃうけど、これは食感が残る」と山口。
「これ…好きやな♡」城島が破顔一笑つぶやいた。

「小野川豆もやし」の原料は伝統の「もやし豆」(小さめの大豆)。
これを一晩温泉に浸けると3倍ぐらいに膨らむ。
室には根を張りやすいように砂を敷き、この上から素手で温泉に浸けた豆を撒いていく。
撒くのはスカスカじゃだめで、すきまなくギッシリ撒き、その上を軽く板でデコボコを平にならす。
そして豆の上に砂をかける。砂と言っても土みたいなもの。
室には板をかぶせ、光を遮断する。光を当てると緑になり苦くなるからだ。
さらに温度管理が重要。室の温度は30℃を保つようにしているという。
30℃を超えると、根が赤くなり、温度が低いと成長不良になる。なかなか繊細な野菜なのだ。
温度調整は60℃の源泉に川の水を混ぜて行う、昔ながらの方法。

このようにして育てたもやしは1週間で30cmに成長、この収穫をお手伝い。
さらに収穫したもやしすすぎもお母さんたちに教わりながらお手伝いした。
こうしてできた温泉豆もやしは、300gずつワラで束ね、1束390円で売られる。

小野川豆もやしの地元料理
 教えてくれるのは小野川温泉「女将(おかみ)会」のメンバー。
【ババンビ丼】(城島担当)
  ①茹でた豆もやしを、ごま油・ニンニク・塩で味付け
  ②鶏ひき肉を醤油・砂糖・生姜で煮詰める
  ③これに「女将味噌」(女将さんオリジナル)を加える
  ④丼に盛ったご飯の上に、①と②・そぼろ・キムチ・ほうれん草を盛りつける
  ⑤最後に温泉卵を乗せて出来上がり

【豆もやしたっぷりの春巻】(山口担当)
  ①豆もやしを短めに切る
  ②フライパンに豚ひき肉・しいたけ・春雨を、オイスターソースなどで味付け
  ③これに①を入れる
  ④片栗粉でとろみを付ける
  ※春雨のとろーり感の中にもやしのシャキシャキ感がマッチ。
  ⑤これを春巻きの皮に包んで、油で揚げれば出来上がり

【もやしのかき揚げ】(城島担当)
  ①もやしを根っこごと小麦粉と混ぜる(香ばしさが出る)
  ②これを油で揚げれば完成


さあ、実食です。
まずは名物・ババンビ丼から。城島が温泉卵をくずして混ぜ合わせる。
卵が半熟のオレンジ色なのが何とも美味しそう。
山口「美味ーい!」
城島「うんっ!これは美味しい」
山口「味噌の風味と温泉卵が合いますね」
次に春巻きを、酢醤油と辛子で。パリパリッという音もいい。
山口「揚げてももやしが残ってる」
城島「中のあんが絶妙!」
かき揚げは塩こしょうをかけて、
城島「うんっサクサク!」
次いで、ほうれん草のお浸し
城島「うーん!絶妙」
山口「さっぱりして美味しい」
最後に本日のメイン、「豆もやしと米沢牛のすき焼き」が出てきた!
城島「ぜいたくじゃないですか」
女将さん「豆もやしで米沢牛を巻いて食べてください」
溶き卵の中にそれを入れて食べる山口は、
「これはやばーい!」「うわ!」「肉と合う!すごい美味い!」と絶賛。
城島「うわっ!」「うーん!」「主役の牛に負けてない、もやし」
山口「主役がもやしになってる」
城島「まめ〜に面倒みて育ててるから豆もやしができるわけですね」
女将さんたち「・・・・」
山口「いま面白いこと何か言いました?」
城島「何となく…」

以上、2015年3月1日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
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神奈川・三浦市の幻の「三浦大根」は甘くみずみずしく梨のようだった! [出張DASH村]

「三浦大根」は水分豊富で日持ちせず市外に出ない

三浦市は全国1位の大根産地

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、神奈川県三浦市。三浦半島の突端、東京湾と相模湾に挟まれたところ。三浦といえば、三崎漁港やマグロ市場など漁業のイメージが強いが、市の総面積の約4割が畑の農業地帯でもあります。
全国第1位の生産量を誇るのが大根で、ここでは幻の大根「三浦大根」を作っている農家・川島さんの畑へお手伝いに赴いたのは城島と長瀬。

川島さんは江戸時代から200年以上続く大根の専業農家。多くは青首大根を作っている。1〜3月に関東に出回る大根の7割が三浦産だが、そのほとんどは青首大根なのだ。
今回お目当ての「三浦大根」は、「三浦産大根の約1%といわれています」と川島さん。
「青首とまるっきり違う大根です」と城島、長瀬をその畑へ案内した。
「うわっでかい!」長瀬が大根を見て叫んだ。
城島が早速引き抜きにかかった。「くっ!くっ!」と力を入れても抜けない。
「そういう芝居入らないから」と長瀬が茶化す。
城島が再び挑戦するも「本当に抜けない」
それではと長瀬がやると、「こげた(抜けた)じゃん」とスポッと抜けた。
城島「大根抜くのうまいのかもしれんね」
長瀬「大根役者だから」(笑い)

長瀬が引っ張り出した大根の太いこと。城島が抜けなかったのも無理はない。下へいくほどふくらんでいるのだ。
「昔から三浦で作っている大根と練馬大根をかけ合わせたのが、この大根です」と川島さんが説明してくれた。
約400年前から三浦で栽培していたのは、短くて先が太い「ねずみ大根」だったが、90年前に細長い「練馬大根」とかけ合わせて、大正14年に誕生したのが「三浦大根」だという。
重さを量れば、「青首」が1.5kgに対して、「三浦」は4.5kgと3倍にもなる。
しかも違いは形・重さだけでなく、切ってみると水分がにじんでいた。みずみずしいので日持ちがせず、市外への流通はわずかだという。(市内で1本300〜400円)これが幻といわれる所以。
食べてみると、「甘い!」「うまい」「みずみずしい」「食感もシャキッとして」「フルーツみたい」「梨っぽい」と城島、長瀬は驚いた。

葉が大きいことと三浦の南向き台地が甘くした

その秘密は、葉っぱが大きいこと。「光を充分吸収して、光合成する力が強いんです」と川島さん。光を浴びて糖分が作られ、それが実の部分に送られる。
しかもこの三浦の台地。「ここは段々になったり傾斜しています。南向きのなだらかな地形のため、陽当たりがよく、海からはミネラルを含んだ風が来ます」と川島さん。
さらに、肥料には三崎のマグロを使っていたのだ!三崎の冷凍マグロを解体する際に出る切り粉と米ぬかを混ぜて合成した特別な肥料なのだ。

さて三浦大根を抜く作業にかかった。長瀬は上手でうまく引き抜くが、相変わらず城島は抜くことができない。川島さんの息子さん(17)やおじいさんはすいすいと引き抜く。
三浦大根は葉っぱが長いので切り取らなければならない。そのままにしておくと葉に養分がとられるからだ。この作業を買って出たのは今日役に立たなかった城島。
最後はこの収穫した大根を洗浄機にかけて、市場に出されるのだ。

三浦大根の地元ならではの美味しい食べ方
 教えてくれるのは地元の料理自慢の女性・吉田さん。
【まぐろ大根=煮もの】(長瀬担当)
  ①醤油ベースの出汁の中に適度に切った大根を入れる。
  ②これにマグロの尻尾(競りで品質を見るために使う尾の部分)をぶつ切りにして入れる。
   (城島担当)
  ③さらに人参、昆布と一緒に30分煮込む。

【雪蒸し大根】(長瀬担当)
  ①大根をおろして、水を切った豆腐、ピーマン、シイタケ、カニカマ、とろろ芋と、
   塩で下味して混ぜ合わせる。
  ②これをラップでくるんで茶巾絞りみたいにして丸める。これを15分蒸す。
  ③蒸し終わったら器に移し、アンをかける。

【大根のフライ】(城島担当)
  ①大根を桂むきにする。
  ②5mmにスライスする。
  ③これを下ゆでし、小麦粉をまぶし、チーズとハムをサンドイッチにする。
  ④これを溶き卵につけ、パン粉をまぶし
  ⑤180℃の油で揚げる。
  ⑥揚げ終わったら二つに切ってお皿に盛りつけ。

【大根のくずきり風】(長瀬担当:奥さんの友達・中島さんに教わりながら作る)
  ①ピーラーで薄くスライスし片栗粉をまぶす。
  ②熱湯でさっと茹でる(浮いてくるまで茹でる)。
  ③次に冷たい水にさらす。すると透明になる。
  ④黒蜜ときなこをかけて出来上がり。

【大根めし】(城島担当)
  ①サイコロ大に切った大根をお米に乗せて炊く。

さあ、実食です。
まずは煮物の大根から頬張る城島と長瀬。
長瀬「うまい」
城島「柔らかい」
長瀬「歯ごたえが違う。ぷるんぷるん」
川島さん「柔らかくて煮くずれしない」
マグロは、
城島「嚙まなくていい。とろける」
雪蒸し大根は、
長瀬「大根の風味がすごい」
大根フライは、
城島「んっ!おいしい!」
長瀬「さくじゅわ」「チーズ合いますね」「何個でもいけちゃう」
大根めしを盛って、三浦大根の葉と三浦産のじゃこの炒めものを乗せて食べれば、
長瀬「おいしいなあ……」感慨深げ。
城島「毎朝食べても飽きない味だね」
吉田さん「大根の甘みも出てますね」
デザートの大根のくずきり風
城島「んっ!おいしい!なにこれ!」とすごく驚く。「大根ですか?ほんまに」
長瀬「食感が違うし、黒蜜がかかった瞬間に和菓子ですね」
城島「三浦大根すごいですね」「景色もいいし、一富士二鷹三大根ですね」
長瀬「まさか、今ので終わり?」
城島「そう、正月過ぎたけど、めでたいなという…」
長瀬「なるほどなるほど」
城島「富士山背にして、おじさん今年も頑張ろう」
と、一面の畑に囲まれ、富士も見える台地の景色とともに「三浦大根」を満喫した出張DASH村でした。

以上、2015年1月18日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。

※なお、三浦大根はフルーティーなので、地元ではジャムにする試みもあるそうです。
※また、三浦の台地は、夏は甘み抜群の「三浦スイカ」が収穫されます。これはおいしいので、
 おすすめです。

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京都府堀川の極太ごぼう「堀川ごぼう」はやわらかく甘く美味しかった! [出張DASH村]

「堀川ごぼう」は横に植え直して太らせる

幻の京野菜「堀川ごぼう」

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、京都府の世界遺産のひとつ下鴨神社の東側、一乗寺地区。
ここでは幻の京野菜といわれている「堀川ごぼう」を作っている。そこの農家・渡辺さんの畑へお手伝いに赴いたのは城島と長瀬。

さっそく城島がごぼうをまっすぐ引き抜こうとしたら、渡辺さんから「あかんあかん」と注意された。
城島「どういうことですか?」
渡辺「これは斜めになってる」と土をどけて見せた。
長瀬「えっ!横なの?」
渡辺さんが土から掘り出すと、大きな根が出てきた。
長瀬は「これ、大根なんじゃないすか?!」と驚く。
城島「これごぼうですか?!」
渡辺「これが堀川ごぼう」
長瀬が持つと、通常のごぼうより圧倒的に太く重い。
大きいものは直径9cmにもなるという
城島「何でこんなに太いんですか?」
渡辺さん「400年くらい前にできたごぼうで、豊臣秀吉の聚楽第があって、そこにごぼうがあった」

400年前、一乗寺地区から4km離れたところに秀吉の聚楽第があったが、のちに取り壊され堀はゴミ捨て場になった。ある日、ゴミとして捨てられていたごぼうが驚くほど巨大になっていたのが発見されたのが堀川ごぼうの始まりだという。

渡辺さん「横向きに植え替えて太く育てるんです」
ごぼうは下にまっすぐ細く長い根を伸ばしていくが、堀川ごぼうは成長の途中で一旦引き抜き、葉と伸びていく根の先端を切り落として横向きにして、土の中に寝かせるのだ。するとごぼうは下に伸びていくことができず、どんどん横に太りだしていくというのだ。
長瀬が切ると、断面を見た城島は「普通ス(中心が空洞)がつまっている方がいいと言いますが、これはスがありますね?」
渡辺さん「こういうふうにならんとアカン。で、一番美味しいのは芯の外側から皮にかけての部分」
長瀬がそこを生でかじると「うん!ウマい甘い!」
城島もかじった。「うん、食感はリンゴの表皮を丸かじりした感じですね!」
長瀬「味が濃いね」
城島「においも強い」
渡辺さん「栄養は普通のごぼうの5〜6倍はで、ビタミンCは5.3倍あるらしいですね」

そこへ奥さんが登場し、ごぼうを蒸したものを持って来てくれた。
これを食べた二人は、「何これ!ごぼうちゃう!うわー!」とビックリ。
「芋食べてるみたい」
奥さん「すごくやわらかくなるんですよ」
渡辺さん「浅植えして深く植えてないし、横に寝かせてるから土の圧力を受けない」
城島「自由に育てみたいな感じですか?」
奥さん「ごぼうはホラホラっていう感じで育つんちゃいます」
長瀬「ゆとりというか、自由というか」
奥さん「自由奔放に」
城島「うちでいうと長瀬みたいなタイプですね」
奥さん「そうそうそう、たくましくて心がナイーブで」(笑)

収穫は1本1本手作業で

渡辺さん「土に見当をつけてから掘ります。根の方にきたら深く掘るように」
城島が1本掘り出した。
渡辺さん「上手上手。先の足がたくさん生えた部分も大事」
市場に出回れば、1本2500円の高級品だ。
長瀬がやると、ボキッという音。
奥さん「足折っちゃった」(笑)
しかし形が悪い足は取り去り、足は2〜3本しか残さないで、形を整える。
城島は慣れた手つきでごぼうの足を取っていく。
長瀬も奥さんの指導よろしく、作業を進める。

この日の収穫は7本。毎日注文された分だけ収穫するという。
城島「これはどこへ納めるんですか?」
渡辺さん「親父の時代からの料理屋さん」
堀川ごぼうは、京の料亭で「精進料理・焼きごぼう」「堀川ごぼう・鶉(うずら)射込み」などとして出される高級食材なのだ。

一方、形を整えるために取った足は、袋詰めにされて振り売り(行商=京都の伝統的な野菜売り)で1袋300〜400円で、奥さんが販売するという。

堀川ごぼう料理は味が深い!奥が深い!

【射込み煮】(城島担当:奥さんの友達・中島さんに教わりながら作る)
  ①5cm位の輪切りにした、ゆでたごぼうの中心部をくり抜く
  ②エビ・魚のすり身・刻んだ金時人参を混ぜる
  ③それをごぼうの穴に詰める
  ④すり身を詰めたごぼうは、出汁の中に入れ30分ほど煮込む
  ⑤煮込んだら取り出し、1本を3つに輪切りにする
  ⑥お皿に盛って、ゆずを添えれば出来上がり

【たたきごぼう】(長瀬担当:奥さんに教わりながら作る)
  ①ごぼうの足を適当な大きさに切って刻む
  ②アク抜き用の酢を入れ鍋で3分茹でる
  ③これをすり鉢に入れ、棒で叩く(味がしみ込みやすいように)
  ④醤油・山椒で味をつける
  ⑤これを皿に盛ったら出来上がり

【堀川ごぼうのかき揚げ】(城島担当:奥さんの友達・中島さんに教わりながら作る)
  ①堀川ごぼうを皮ごと、ささがきにする(削る)
  ②ボールに金時人参・水菜を加え、といた小麦粉で混ぜ合わせる
  ③これを熱した油の中へ
  ④きつね色になったら出来上がり

【堀川ごぼうの肉巻き】(長瀬担当:奥さんに教わりながら作る)
  ①ゆでたごぼうを数本束ね、牛肉で巻く
  ②それをフライパンで焼く
  ③焦げ目がつくまで、しっかりと焼いたら
  ④醤油・みりんのタレにからめる
  ⑤それをお皿に盛って、九条ネギを添えれば出来上がり

さあ、実食です。
見るからに美味しそうな堀川ごぼう尽くしの料理の数々。
まず射込み煮から。
長瀬「美味しい!味がしみてていいねえ」
城島「ごぼうの風味がゆたか!」
長瀬「堀川ごぼうじゃなきゃない歯ごたえ。柔らかい」
たたきごぼうも、
城島「いい味出してる!食感はやさしくて、だけど味は深い」
肉巻きを食べた長瀬は絶句。「めっちゃうまい、ザクっと噛みちぎれちゃうから」
城島「これちょっとはまるなあ、ごぼうええなあ」
かき揚げは、
長瀬「いい音!」
城島「衣のサクサク感」
長瀬「香ばしい感じもいいよね!」
最後は「堀川ごぼうの味噌鍋」。堀川ごぼうを丸々1本使った鍋だ。
奥さん「ごぼうとお味噌がよく合うんです」
城島「口の中がごぼうの香りでいっぱい!京野菜ってすごいな」
長瀬「うん!ごぼう合う!味噌と!」
城島「最近食べた根菜の中ではごぼう抜きのウマさやな」(笑)
と、得意のダジャレで締めた、「堀川ごぼう」出張DASH村でした。

以上、2014年12月14日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。

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長野県松本市に甘みとうま味抜群のブランド・ネギがあった!「松本一本ねぎ」 [出張DASH村]

「松本一本ねぎ」は甘くやさしかった!

長野県松本市のネギ畑にやってきた城島と長瀬

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、長野県松本市。ここで作られる松本一本ねぎのお手伝いをしようと訪れたのは、城島と長瀬。
長瀬は昔ドラマ(白線流し)の撮影でよく来ていたが、ネギのイメージはまったくなかったという。
やってきたのは青木さんご夫婦の畑。ご主人は11年前まで東京に単身赴任、奥さんが義父とネギ栽培に携わってきた。奥さんはこの道45年のプロだ。
ご夫婦で作る「松本一本ねぎ」は太くて曲がっているのが特徴。
青木さんは1本引き抜いてくれた。「曲がってるから甘いんです」
ネギ大好きの城島は「スーパーで買う時、葉の先から見てヌメリが付いてたら甘いとわかる」と言ったら、青木さんは、一本ねぎの葉をもいで城島に渡してくれた。
葉の中にはヌメリがいっぱい。
城島「おっ!こんなネギ見たことない!」とヌメリを口に含むと、
「美味しいですね」
長瀬「それ美味しいの?」
城島「身体にいいエキスって感じ」
今度は長瀬がその透明のヌメリを口にした。「味はしないけど、みずみずしいって感じ」と感心。
このヌメリの中には「フルクタン」という糖質が豊富に含まれ、ネギの甘みはここから出ている。
松本一本ねぎは、このヌメリが非常に多いのが特徴なのだ。
※ヌメリ成分は、最近の研究で強力な免疫活性作用があることがわかった。それが「ネギは風邪の予防になると言われる所以である。

表面の皮をむくと、きれいな白さだ。
長瀬は「リーダーはネギ大好きだよね。ネギって言ったら鴨かリーダーだもんね」と笑わせる。
で、生でかじると、シャキッといい音。
長瀬が「甘~い!」と叫ぶと、周囲に反響するほど。「食感もパリパリで最高、瑞々しい」
これを見た城島がかじると、「………。甘い。けど僕の最後辛くなってきました」
青木さん「きましたか?」
城島「来ました」
長瀬「俺のも来てる」とネギの辛さもかなり感じたようだ。
青木さん「火を通すと甘くなるんです」
ネギにはアリシン(アミノ酸)という成分があり、血行を良くし身体を温める効果があるが、生でかじると辛く感じるのだ。
しかし火を通すとアリシンが働かなくなるので、元々たくさんある甘み成分をよく感じられるようになるのだとか。
奥さんが出してくれた熱を通したネギを食べると、二人とも納得の甘さだった。

作業のお手伝いの前に、畑を見た城島が「畝が通常の畝と比べると低いですね」と疑問をぶつける。
青木さん「いい質問ですね」
ネギは甘みのある白い部分を多くするため、成長すると土を盛ってかぶせて白い部分を残すようにしている。そうしないと太陽に当たって青くなり辛くなってしまうからだ。
しかし松本一本ねぎの盛り土の方法は違っていた。
松本一本ねぎの畝は約40cmと、深谷ネギの半分しかない。
青木さん「育ったネギを1回全部抜いて、植え替えるんです」
「ただ植え替える時にコツがあるんです。少し寝かせて植えるんです」
そのため畝が低いのだが、横になったネギは真上に伸びようとして曲がる。曲がる時ストレスがかかる。そのためネギは身を守ろうとして糖分を作り出すのだという。
長瀬「リーダーをいじると面白くなるのと同じですね」(笑)
栽培期間も違う。一般のネギが7ヶ月なのに対して、松本一本ねぎは1年2ヶ月なのだ。
青木さん「それで日持ちするんです」
城島「僕はスーパーで買ってきたのを植えてるんです。長持ちさせるため」
青木さん「そんなことしなくても3ヶ月持つんです」
長瀬「ずっと植え替えでやってるんですか?」
青木さん「そうです。江戸時代から」
300年前から栽培されている松本一本ねぎは、高級な野菜として重宝され、昭和初期の写真には東郷平八郎への宛先札が写った1枚が残っている。

この松本一本ねぎは「まがりちゃん」という名で袋詰めにされ、1袋3本250円で地元の直売所やスーパーなどに置かれているとか。ブランドネギなのにこの安さ!

畝へ土を盛り、ネギの引き抜きをお手伝い

ネギスコッパーという機械があるので、これを畝と畝の間に押していくと土が畝に盛られるという優れものの機械。爪を回転させて土をかける機械だ。
青木さん「ただ土をかける部分は葉と茎の境目にかけなければダメ」
城島がやると「難しいな!」といいつつ慣れた手つきで土かけ。「かぶせすぎですか?」
青木さん「きれいにかぶってます。この位が良い。お上手です」
城島「あー良かった」
奥さん「昔は手でやってたんです。主人がいないときは」
青木さん「その頃知らなくて、帰ってきたら機械になってました」(笑)
長瀬「大変でしたね。旦那はいないし。ご主人申し訳ないって顔になっちゃった」(笑)
青木さん「お世話になりました」(笑)
城島「だからこそ、この笑顔があるんですね」(笑)

収穫は今も手作業。曲がっているからの難しさもあり、反対方向から引き抜くと折れてしまう。
曲がっている方向に合わせて引き抜くのだ。
城島、長瀬も恐る恐るやってみた。きれいに抜けた。
青木さん「両手でやれば2本抜けますよ」
城島・長瀬「なるほど」
慣れてきた城島は3本抜き、これを見た青木さん「かなりどこかでやってますね。ヒマができたら手伝いにきてください」。
そうこうするうち、長瀬が特大のネギを抜いた。「これ太い!」
大きいものは1本800g、直径5cmにもなるという。
こうして収穫したネギは畑横のビニールハウスで3日間天日干し。このあと、根も土もついたまま販売される。

ねぎづくし料理に大感激

【ネギ餃子】(長瀬担当:奥さんに教わりながら作る)
  ①ネギの茎部分を縦に細く切る
  ②粗いみじん切りにする
  ③青い葉も粗いみじんに
  ④ボールにひき肉を用意し、オイスターソース、生姜、ニンニク、塩で味付け
  ⑤そこに塩揉みした白菜のみじん切りを入れる
  ⑥さらにそこにネギ3本分を刻んだものを入れる
  ⑦これらを混ぜ合わせる
  ⑧これを餃子の皮で包む
  ⑨フライパンに油を引かずに焼くのが青木家風
  ⑩少し焼いてからお湯を注ぐ
  ⑪フタをする
  ⑫焼き上がったころフタを取り、油を回しかける
  ⑬最後にお皿へひっくり返せば、出来上がり

【ネギ鍋】(城島担当)
  ①ネギの芯を引き抜く
  ②抜いた穴に鶏肉とシイタケとネギの芯を刻んで混ぜたものを詰める
  ③これを昆布と醤油の出汁の鍋の中に入れる
  ④さらに縦に細く切ったネギ5本分を加える
  ⑤フタをする

【ネギの天ぷら】
  ①ネギのぶつ切り(茎部分)に衣を絡める
  ②180℃の油で1分揚げるだけ

さあ、実食です。
餃子を食べた長瀬は「もう立ってられない!」と隣の城島へもたれかかる。
「うますぎて、ネギの甘みが最高!」
城島も餃子を食べ、席を立って後ろの方へ。「マジでうまいっす!」と遠くへ叫んだ。
長瀬「なかなかリーダーが吠えることはない(よっぽどのことだ)」
城島「これは何ですか!」
長瀬「ネギの歯ごたえがサクサクしてて最高」
ぶつ切りネギの天ぷらは、
長瀬「やわらかい…甘い!」
城島はうまさに目をつぶり「何なんだ、ネギ揚げただけやで」と感動。
最後にネギ鍋のフタを取って城島は驚いた「トロトロですね」
松本一本ねぎには、うま味成分グルタミン酸が抱負に含まれており、それが充分に溶け込んだスープを飲んだ長瀬は「やさし~い。お母さんみたいにやさしい」と感嘆。
城島「甘みが溶けてトロトロで、長く切ったネギは贅沢でいいですね」と絶賛。
長瀬「肉詰めもいい。肉にネギの風味がしみ込んで」
城島「やばい。止まらん。ホントにおいしい」としきりにおかわり。
城島「これ3本でおいくらでしたっけ?」
青木さん「250円」
城島「それ以上値切ろうと思ってもネギれない」(笑)
と、得意のダジャレで締めた、「松本一本ねぎ」出張DASH村でした。

以上、2014年11月16日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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