SSブログ

長野県松本市に甘みとうま味抜群のブランド・ネギがあった!「松本一本ねぎ」 [出張DASH村]

「松本一本ねぎ」は甘くやさしかった!

長野県松本市のネギ畑にやってきた城島と長瀬

DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、長野県松本市。ここで作られる松本一本ねぎのお手伝いをしようと訪れたのは、城島と長瀬。
長瀬は昔ドラマ(白線流し)の撮影でよく来ていたが、ネギのイメージはまったくなかったという。
やってきたのは青木さんご夫婦の畑。ご主人は11年前まで東京に単身赴任、奥さんが義父とネギ栽培に携わってきた。奥さんはこの道45年のプロだ。
ご夫婦で作る「松本一本ねぎ」は太くて曲がっているのが特徴。
青木さんは1本引き抜いてくれた。「曲がってるから甘いんです」
ネギ大好きの城島は「スーパーで買う時、葉の先から見てヌメリが付いてたら甘いとわかる」と言ったら、青木さんは、一本ねぎの葉をもいで城島に渡してくれた。
葉の中にはヌメリがいっぱい。
城島「おっ!こんなネギ見たことない!」とヌメリを口に含むと、
「美味しいですね」
長瀬「それ美味しいの?」
城島「身体にいいエキスって感じ」
今度は長瀬がその透明のヌメリを口にした。「味はしないけど、みずみずしいって感じ」と感心。
このヌメリの中には「フルクタン」という糖質が豊富に含まれ、ネギの甘みはここから出ている。
松本一本ねぎは、このヌメリが非常に多いのが特徴なのだ。
※ヌメリ成分は、最近の研究で強力な免疫活性作用があることがわかった。それが「ネギは風邪の予防になると言われる所以である。

表面の皮をむくと、きれいな白さだ。
長瀬は「リーダーはネギ大好きだよね。ネギって言ったら鴨かリーダーだもんね」と笑わせる。
で、生でかじると、シャキッといい音。
長瀬が「甘~い!」と叫ぶと、周囲に反響するほど。「食感もパリパリで最高、瑞々しい」
これを見た城島がかじると、「………。甘い。けど僕の最後辛くなってきました」
青木さん「きましたか?」
城島「来ました」
長瀬「俺のも来てる」とネギの辛さもかなり感じたようだ。
青木さん「火を通すと甘くなるんです」
ネギにはアリシン(アミノ酸)という成分があり、血行を良くし身体を温める効果があるが、生でかじると辛く感じるのだ。
しかし火を通すとアリシンが働かなくなるので、元々たくさんある甘み成分をよく感じられるようになるのだとか。
奥さんが出してくれた熱を通したネギを食べると、二人とも納得の甘さだった。

作業のお手伝いの前に、畑を見た城島が「畝が通常の畝と比べると低いですね」と疑問をぶつける。
青木さん「いい質問ですね」
ネギは甘みのある白い部分を多くするため、成長すると土を盛ってかぶせて白い部分を残すようにしている。そうしないと太陽に当たって青くなり辛くなってしまうからだ。
しかし松本一本ねぎの盛り土の方法は違っていた。
松本一本ねぎの畝は約40cmと、深谷ネギの半分しかない。
青木さん「育ったネギを1回全部抜いて、植え替えるんです」
「ただ植え替える時にコツがあるんです。少し寝かせて植えるんです」
そのため畝が低いのだが、横になったネギは真上に伸びようとして曲がる。曲がる時ストレスがかかる。そのためネギは身を守ろうとして糖分を作り出すのだという。
長瀬「リーダーをいじると面白くなるのと同じですね」(笑)
栽培期間も違う。一般のネギが7ヶ月なのに対して、松本一本ねぎは1年2ヶ月なのだ。
青木さん「それで日持ちするんです」
城島「僕はスーパーで買ってきたのを植えてるんです。長持ちさせるため」
青木さん「そんなことしなくても3ヶ月持つんです」
長瀬「ずっと植え替えでやってるんですか?」
青木さん「そうです。江戸時代から」
300年前から栽培されている松本一本ねぎは、高級な野菜として重宝され、昭和初期の写真には東郷平八郎への宛先札が写った1枚が残っている。

この松本一本ねぎは「まがりちゃん」という名で袋詰めにされ、1袋3本250円で地元の直売所やスーパーなどに置かれているとか。ブランドネギなのにこの安さ!

畝へ土を盛り、ネギの引き抜きをお手伝い

ネギスコッパーという機械があるので、これを畝と畝の間に押していくと土が畝に盛られるという優れものの機械。爪を回転させて土をかける機械だ。
青木さん「ただ土をかける部分は葉と茎の境目にかけなければダメ」
城島がやると「難しいな!」といいつつ慣れた手つきで土かけ。「かぶせすぎですか?」
青木さん「きれいにかぶってます。この位が良い。お上手です」
城島「あー良かった」
奥さん「昔は手でやってたんです。主人がいないときは」
青木さん「その頃知らなくて、帰ってきたら機械になってました」(笑)
長瀬「大変でしたね。旦那はいないし。ご主人申し訳ないって顔になっちゃった」(笑)
青木さん「お世話になりました」(笑)
城島「だからこそ、この笑顔があるんですね」(笑)

収穫は今も手作業。曲がっているからの難しさもあり、反対方向から引き抜くと折れてしまう。
曲がっている方向に合わせて引き抜くのだ。
城島、長瀬も恐る恐るやってみた。きれいに抜けた。
青木さん「両手でやれば2本抜けますよ」
城島・長瀬「なるほど」
慣れてきた城島は3本抜き、これを見た青木さん「かなりどこかでやってますね。ヒマができたら手伝いにきてください」。
そうこうするうち、長瀬が特大のネギを抜いた。「これ太い!」
大きいものは1本800g、直径5cmにもなるという。
こうして収穫したネギは畑横のビニールハウスで3日間天日干し。このあと、根も土もついたまま販売される。

ねぎづくし料理に大感激

【ネギ餃子】(長瀬担当:奥さんに教わりながら作る)
  ①ネギの茎部分を縦に細く切る
  ②粗いみじん切りにする
  ③青い葉も粗いみじんに
  ④ボールにひき肉を用意し、オイスターソース、生姜、ニンニク、塩で味付け
  ⑤そこに塩揉みした白菜のみじん切りを入れる
  ⑥さらにそこにネギ3本分を刻んだものを入れる
  ⑦これらを混ぜ合わせる
  ⑧これを餃子の皮で包む
  ⑨フライパンに油を引かずに焼くのが青木家風
  ⑩少し焼いてからお湯を注ぐ
  ⑪フタをする
  ⑫焼き上がったころフタを取り、油を回しかける
  ⑬最後にお皿へひっくり返せば、出来上がり

【ネギ鍋】(城島担当)
  ①ネギの芯を引き抜く
  ②抜いた穴に鶏肉とシイタケとネギの芯を刻んで混ぜたものを詰める
  ③これを昆布と醤油の出汁の鍋の中に入れる
  ④さらに縦に細く切ったネギ5本分を加える
  ⑤フタをする

【ネギの天ぷら】
  ①ネギのぶつ切り(茎部分)に衣を絡める
  ②180℃の油で1分揚げるだけ

さあ、実食です。
餃子を食べた長瀬は「もう立ってられない!」と隣の城島へもたれかかる。
「うますぎて、ネギの甘みが最高!」
城島も餃子を食べ、席を立って後ろの方へ。「マジでうまいっす!」と遠くへ叫んだ。
長瀬「なかなかリーダーが吠えることはない(よっぽどのことだ)」
城島「これは何ですか!」
長瀬「ネギの歯ごたえがサクサクしてて最高」
ぶつ切りネギの天ぷらは、
長瀬「やわらかい…甘い!」
城島はうまさに目をつぶり「何なんだ、ネギ揚げただけやで」と感動。
最後にネギ鍋のフタを取って城島は驚いた「トロトロですね」
松本一本ねぎには、うま味成分グルタミン酸が抱負に含まれており、それが充分に溶け込んだスープを飲んだ長瀬は「やさし~い。お母さんみたいにやさしい」と感嘆。
城島「甘みが溶けてトロトロで、長く切ったネギは贅沢でいいですね」と絶賛。
長瀬「肉詰めもいい。肉にネギの風味がしみ込んで」
城島「やばい。止まらん。ホントにおいしい」としきりにおかわり。
城島「これ3本でおいくらでしたっけ?」
青木さん「250円」
城島「それ以上値切ろうと思ってもネギれない」(笑)
と、得意のダジャレで締めた、「松本一本ねぎ」出張DASH村でした。

以上、2014年11月16日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。