山形県米沢市の小野川温泉の「小野川豆もやし」はすき焼きで主役級だった! [出張DASH村]
温泉街で生まれた幻のもやし
温泉の30℃が美味しい豆もやしになる
DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、山形県米沢市の小野川温泉。年々もやし栽培農家が減っていく中、これを絶やすまいと6年前から仲間と栽培を始めたもやし農家の鈴木さんのもとへお手伝いに赴いたのは城島と山口。
雪の畑にあるハウスへお邪魔すると、むしろを敷いた下にフタがあり、これをとるとぎっしり生えた鮮やかな黄色のもやし群が現れた。
驚く城島と山口に「小野川豆もやしです」と鈴木さんが教える。
「オレらが知ってるもやしじゃない」と山口が感嘆。
スーパーで見かける短いもやしは、緑豆という小豆の一種から作られたもの。
「小野川豆もやし」はこれと違って、大豆が原料なのだ。
鈴木さんは下に密生しているもやしを「ヨイショッ」と言って採った。
「もやしをヨイショッって言って採るんですか?」と不思議がった城島だが、
姿を見て納得。すごく長いのだ。その長さ、およそ30cm。
300年前から作られているという伝統野菜の「小野川豆もやし」は、豪雪地帯の冬の作物として重宝されてきた。
ハウスの下に作られた室には温泉からお湯が流れ、この温かさがもやしを長くするという。
「温泉床暖房ですね」と城島。
「家に温泉引きたい」と山口。
小野川温泉はミネラルが豊富でビタミンも豊富。ビタミンB1は普通のもやしの約2倍だという。
奥様が茹でたもやしを持ってきてくれたので、ちょっとご賞味に預かると、
「うーん、パリパリ!歯ごたえがよく、豆の味が濃い」と城島。
「茹でたもやしは普通くたくたになっちゃうけど、これは食感が残る」と山口。
「これ…好きやな♡」城島が破顔一笑つぶやいた。
「小野川豆もやし」の原料は伝統の「もやし豆」(小さめの大豆)。
これを一晩温泉に浸けると3倍ぐらいに膨らむ。
室には根を張りやすいように砂を敷き、この上から素手で温泉に浸けた豆を撒いていく。
撒くのはスカスカじゃだめで、すきまなくギッシリ撒き、その上を軽く板でデコボコを平にならす。
そして豆の上に砂をかける。砂と言っても土みたいなもの。
室には板をかぶせ、光を遮断する。光を当てると緑になり苦くなるからだ。
さらに温度管理が重要。室の温度は30℃を保つようにしているという。
30℃を超えると、根が赤くなり、温度が低いと成長不良になる。なかなか繊細な野菜なのだ。
温度調整は60℃の源泉に川の水を混ぜて行う、昔ながらの方法。
このようにして育てたもやしは1週間で30cmに成長、この収穫をお手伝い。
さらに収穫したもやしすすぎもお母さんたちに教わりながらお手伝いした。
こうしてできた温泉豆もやしは、300gずつワラで束ね、1束390円で売られる。
小野川豆もやしの地元料理
教えてくれるのは小野川温泉「女将(おかみ)会」のメンバー。
【ババンビ丼】(城島担当)
①茹でた豆もやしを、ごま油・ニンニク・塩で味付け
②鶏ひき肉を醤油・砂糖・生姜で煮詰める
③これに「女将味噌」(女将さんオリジナル)を加える
④丼に盛ったご飯の上に、①と②・そぼろ・キムチ・ほうれん草を盛りつける
⑤最後に温泉卵を乗せて出来上がり
【豆もやしたっぷりの春巻】(山口担当)
①豆もやしを短めに切る
②フライパンに豚ひき肉・しいたけ・春雨を、オイスターソースなどで味付け
③これに①を入れる
④片栗粉でとろみを付ける
※春雨のとろーり感の中にもやしのシャキシャキ感がマッチ。
⑤これを春巻きの皮に包んで、油で揚げれば出来上がり
【もやしのかき揚げ】(城島担当)
①もやしを根っこごと小麦粉と混ぜる(香ばしさが出る)
②これを油で揚げれば完成
さあ、実食です。
まずは名物・ババンビ丼から。城島が温泉卵をくずして混ぜ合わせる。
卵が半熟のオレンジ色なのが何とも美味しそう。
山口「美味ーい!」
城島「うんっ!これは美味しい」
山口「味噌の風味と温泉卵が合いますね」
次に春巻きを、酢醤油と辛子で。パリパリッという音もいい。
山口「揚げてももやしが残ってる」
城島「中のあんが絶妙!」
かき揚げは塩こしょうをかけて、
城島「うんっサクサク!」
次いで、ほうれん草のお浸し
城島「うーん!絶妙」
山口「さっぱりして美味しい」
最後に本日のメイン、「豆もやしと米沢牛のすき焼き」が出てきた!
城島「ぜいたくじゃないですか」
女将さん「豆もやしで米沢牛を巻いて食べてください」
溶き卵の中にそれを入れて食べる山口は、
「これはやばーい!」「うわ!」「肉と合う!すごい美味い!」と絶賛。
城島「うわっ!」「うーん!」「主役の牛に負けてない、もやし」
山口「主役がもやしになってる」
城島「まめ〜に面倒みて育ててるから豆もやしができるわけですね」
女将さんたち「・・・・」
山口「いま面白いこと何か言いました?」
城島「何となく…」
以上、2015年3月1日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/
温泉の30℃が美味しい豆もやしになる
DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、山形県米沢市の小野川温泉。年々もやし栽培農家が減っていく中、これを絶やすまいと6年前から仲間と栽培を始めたもやし農家の鈴木さんのもとへお手伝いに赴いたのは城島と山口。
雪の畑にあるハウスへお邪魔すると、むしろを敷いた下にフタがあり、これをとるとぎっしり生えた鮮やかな黄色のもやし群が現れた。
驚く城島と山口に「小野川豆もやしです」と鈴木さんが教える。
「オレらが知ってるもやしじゃない」と山口が感嘆。
スーパーで見かける短いもやしは、緑豆という小豆の一種から作られたもの。
「小野川豆もやし」はこれと違って、大豆が原料なのだ。
鈴木さんは下に密生しているもやしを「ヨイショッ」と言って採った。
「もやしをヨイショッって言って採るんですか?」と不思議がった城島だが、
姿を見て納得。すごく長いのだ。その長さ、およそ30cm。
300年前から作られているという伝統野菜の「小野川豆もやし」は、豪雪地帯の冬の作物として重宝されてきた。
ハウスの下に作られた室には温泉からお湯が流れ、この温かさがもやしを長くするという。
「温泉床暖房ですね」と城島。
「家に温泉引きたい」と山口。
小野川温泉はミネラルが豊富でビタミンも豊富。ビタミンB1は普通のもやしの約2倍だという。
奥様が茹でたもやしを持ってきてくれたので、ちょっとご賞味に預かると、
「うーん、パリパリ!歯ごたえがよく、豆の味が濃い」と城島。
「茹でたもやしは普通くたくたになっちゃうけど、これは食感が残る」と山口。
「これ…好きやな♡」城島が破顔一笑つぶやいた。
「小野川豆もやし」の原料は伝統の「もやし豆」(小さめの大豆)。
これを一晩温泉に浸けると3倍ぐらいに膨らむ。
室には根を張りやすいように砂を敷き、この上から素手で温泉に浸けた豆を撒いていく。
撒くのはスカスカじゃだめで、すきまなくギッシリ撒き、その上を軽く板でデコボコを平にならす。
そして豆の上に砂をかける。砂と言っても土みたいなもの。
室には板をかぶせ、光を遮断する。光を当てると緑になり苦くなるからだ。
さらに温度管理が重要。室の温度は30℃を保つようにしているという。
30℃を超えると、根が赤くなり、温度が低いと成長不良になる。なかなか繊細な野菜なのだ。
温度調整は60℃の源泉に川の水を混ぜて行う、昔ながらの方法。
このようにして育てたもやしは1週間で30cmに成長、この収穫をお手伝い。
さらに収穫したもやしすすぎもお母さんたちに教わりながらお手伝いした。
こうしてできた温泉豆もやしは、300gずつワラで束ね、1束390円で売られる。
小野川豆もやしの地元料理
教えてくれるのは小野川温泉「女将(おかみ)会」のメンバー。
【ババンビ丼】(城島担当)
①茹でた豆もやしを、ごま油・ニンニク・塩で味付け
②鶏ひき肉を醤油・砂糖・生姜で煮詰める
③これに「女将味噌」(女将さんオリジナル)を加える
④丼に盛ったご飯の上に、①と②・そぼろ・キムチ・ほうれん草を盛りつける
⑤最後に温泉卵を乗せて出来上がり
【豆もやしたっぷりの春巻】(山口担当)
①豆もやしを短めに切る
②フライパンに豚ひき肉・しいたけ・春雨を、オイスターソースなどで味付け
③これに①を入れる
④片栗粉でとろみを付ける
※春雨のとろーり感の中にもやしのシャキシャキ感がマッチ。
⑤これを春巻きの皮に包んで、油で揚げれば出来上がり
【もやしのかき揚げ】(城島担当)
①もやしを根っこごと小麦粉と混ぜる(香ばしさが出る)
②これを油で揚げれば完成
さあ、実食です。
まずは名物・ババンビ丼から。城島が温泉卵をくずして混ぜ合わせる。
卵が半熟のオレンジ色なのが何とも美味しそう。
山口「美味ーい!」
城島「うんっ!これは美味しい」
山口「味噌の風味と温泉卵が合いますね」
次に春巻きを、酢醤油と辛子で。パリパリッという音もいい。
山口「揚げてももやしが残ってる」
城島「中のあんが絶妙!」
かき揚げは塩こしょうをかけて、
城島「うんっサクサク!」
次いで、ほうれん草のお浸し
城島「うーん!絶妙」
山口「さっぱりして美味しい」
最後に本日のメイン、「豆もやしと米沢牛のすき焼き」が出てきた!
城島「ぜいたくじゃないですか」
女将さん「豆もやしで米沢牛を巻いて食べてください」
溶き卵の中にそれを入れて食べる山口は、
「これはやばーい!」「うわ!」「肉と合う!すごい美味い!」と絶賛。
城島「うわっ!」「うーん!」「主役の牛に負けてない、もやし」
山口「主役がもやしになってる」
城島「まめ〜に面倒みて育ててるから豆もやしができるわけですね」
女将さんたち「・・・・」
山口「いま面白いこと何か言いました?」
城島「何となく…」
以上、2015年3月1日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/
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