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青森県はしかみ町の捨てちゃう食材で「ミルフィーユ」「もちもちお好み焼き」をつくる [0円食堂]

捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット

東北を巡っている0円食堂のキッチンカー。今回は・青森県階上(はしかみ)町へ。

青森県の八戸に近い道の駅「はしかみ」にやってきたのは、城島と国分。
生産量日本一のりんごはもとより、ごぼう、長芋、にんにく…と、生産量日本一のオンパレードだ。
鮮魚コーナーには漁獲量全国2位のヒラメ(県魚)などさまざまな水産物がズラリ。
ここで二人は主要産物をチェック。中でも名物「南部せんべい」に注目し、「せんべい汁」を作ろう!ということになった。

早速、城島と国分は二手に分かれて捨てちゃう食材探しへ向かった。

●国分は海方面へ海産物探しに──
 ①水産加工場で、捨てちゃう「カレイのアラ」と「ヒラメのアラ」をゲット!
 ②鮮魚店で捨てちゃう「鮭トバ」(鮭を塩漬けにして乾燥したもの)をゲット!
  (去年暮れは雨が多くしっかり乾燥せず変色し賞品にならないため廃棄)
 ③農家では、芽が生えた捨てちゃう「ニンニク」、
  丸まらない「白菜」、スカスカの「キャベツ」をゲット!

●城島は山方面へ農産物探しへ──
 ①農家で削れて捨てちゃう「トックリ芋」(自然薯の一種)をゲット!
 ②南部煎餅店では煎餅の切れ端は土佐犬のえさとなるのでアウト。


0円ミルフィーユと0円お好み焼きを作って食べる

こうして青森県階上町周辺で、捨てちゃう0円食材を集めた2人は、料理にとりかかった。
最初に予定した「せんべい汁」は、南部煎餅がゲットできず、メニュー変更を行った。

●国分は鮭トバを切ってお湯が沸騰する鍋の中へ入れた。
 20分ゆでたら、フードプロセッサーでミンチにする。

●城島は湯通ししたヒラメのアラから身をこそぐ。
 身をとり終わったアラは出汁用として鍋の中へ。カレイのアラも入れた。

●国分は、そぎ落としたヒラメの身をさらに細かくたたき、ミンチにした鮭トバと一緒に。
 これに、みじん切りしたニンニク、酒を加えてよく混ぜ合わせる。
 次に白菜の葉に混ぜ合わせた魚ミンチを乗せる。
 これを重ね合わせ、土鍋に立てるように敷き詰めていく。
 ここにヒラメとカレイのアラの出汁を注ぐ。醤油と酒で味を整えたら、
 フタをして煮る。

●城島は、トックリ芋の皮をとり、すりこんだ。
 中身がスカスカのキャベツをザク切りにし、すったトックリ芋と混ぜ合わせる。
 ねばりが出たら、熱したフライパンへ。
 鮭トバを刻み「かつお節」ならぬ「鮭トバ節」にして、
 焼き上がったトックリ芋とキャベツの生地の上にかけ、ソース、マヨネーズ、黒胡椒
 をかければ、「0円お好み焼き・青森バージョン」の完成!

●国分の土鍋が煮上がった。「0円海鮮ミルフィーユ鍋」の出来上がりだ!

ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。

まず「0円海鮮ミルフィーユ鍋」から。
国分「おいしい!いいダシ出てるよ」
城島「あー!おいしい!」
国分「トバの香りすごいですね」
鮭トバ提供者「よく出てますね」
国分「白菜の甘みも出てる」

次に「0円お好み焼き・青森バージョン」
国分「うま〜い!フワフワモチモチ」
城島「うんめ!」
トックリ芋提供者「トバをこういう感じで食べるの初めて」
城島「トバを、風にトバないように…」
一同(苦笑い)
城島「うんめ!」


というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。

(2016年1月31日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)


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岩手県北部・岩手町の捨てちゃう食材で「ロールキャベツ」をつくる [0円食堂]

捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット

東北を巡っている0円食堂のキッチンカー。今回は・岩手県岩手町へ。

岩手県北部の岩手町にある道の駅「石神の丘」にやってきたのは、城島と長瀬。
70種類の地元野菜や1kg24,000円のブランド牛・岩手短角和牛の加工品などが並ぶ。
さらに冷麺やじゃじゃ麺など岩手名物を取り揃えている。
道の駅に入って城島はキャベツの多さに驚いた。岩手はキャベツの生産量、東北一だとか。
「南部甘藍(なんぶかんらん)」として中国、台湾へも出荷されていた。
標高600mのこの土地は、昼夜の寒暖差によって、キャベツが甘く美味しくなるという。
道の駅には、キャベツを使った加工品もずらり。
長瀬は「ニンニク行っといたほうがいいっしょ」とニンニクも。
城島も普通のニンニクの8倍の栄養価の黒ニンニクにハマっているので、大賛成。
他には、豚肉などの肉系をチェックした二人。
そこで城島の提案で「寒いからロールキャベツを」ということになった。

早速、城島と長瀬は二手に分かれて捨てちゃう食材探しへ向かった。

●城島はキャベツ農家のおかあさんを訪問。
 おかあさんが家庭菜園で作ったキャベツの中で、傷んだり未熟なものがある。
 これは捨てちゃうということで痛んだ&未熟なキャベツをゲット!
 
●長瀬は肉の加工業者の元へ。
 ここでは豚肉を成形する時、脂身の多い端っこの部分が出るという。
 これは使えないし売り物にもならないから、あとは捨てるだけだという。
 というわけで捨てちゃう豚トロの切れ端をゲット!

●城島は次に黒ニンニクの加工場へ。
 黒ニンニクは、白いニンニクを、高い温度と湿度で熟成させることで黒くしている。
 もともと黒ニンニクという種類があるわけではない。
 ここでは一度に600kgのニンニクを熟成。この中で皮がむけているものがある。
 皮がむけると乾燥が進み商品にはならないので破棄してしまうという。
 というわけで、皮がむけた黒ニンニクをゲット!

●長瀬は次に牛乳工場(くずまき高原牛乳)へ。
 ここでは自社の牧場で育てた乳牛から、毎日500klのしぼりたて牛乳を作っている。
 牛乳は賞味期限があり、これのギリギリか過ぎてしまったものが出るという。
 そこで賞味期限が10月31日(ロケ当日11月2日)のものがあり、期限後3日間は
 品質は変わらないというので、これをゲット!
 さらに、賞味期限切れの「さけるチーズ」、規格外の「ゴーダチーズ」、
 規格外の「山ぶどうのクリームチーズ」をゲット!

●城島は町の肉屋へ。
 放牧させて筋肉を発達させた極上の赤身肉「いわて短角和牛」をさばく際、
 脂身、スジ肉、切れ端などが出、ブランドを保つため、そぎ落としたところは
 捨ててしまう。
 というわけで、捨てちゃう短角和牛のスジ肉&脂身をゲット!

●長瀬は大根の農家へ。
 ここでは、割れたり鹿や熊などに食べられたりした大根があり、これは捨てるという。
 中には規格外や成長が遅く細く短い大根もあり、これも廃棄されるという。
 というわけで、捨てちゃう短い大根をゲット!


0円ロールキャベツを作って食べる

こうして岩手県岩手町周辺で、捨てちゃう0円食材を集めた2人は、料理にとりかかった。

●城島はキャベツの葉を大きいままで鍋の中へ。

●長瀬は脂身の多い豚肉から赤身をピックアップ。
 城島がこれを細かく刻む。

●城島は、黒ニンニクを小さく刻む。

●長瀬は、大根をみじん切りにし、タマネギの代わりとした。
 
●城島は、短角和牛の脂身でフライパンに油を敷く。
 そこへ刻んだ黒ニンニク、刻んだ大根を入れ、火が通ったら少し冷ます。
 短角和牛のすじ肉を細かく切り、さらに叩いてやわらかくした。
 これに塩コショウし、冷ました黒ニンニクと大根をボールの中で混ぜる。
 混ぜたものをキャベツの葉で包む。さらに豚肉の刻み肉もハーフ&ハーフで入れ、
 チーズも入れる。
 キャベツで包んだら、フライパンに水を注いで煮ること20分。

●長瀬は大根を輪切りにし、鍋の中へ。
 豚トロ肉に味噌、砂糖、酒を加え、「豚トロ味噌ダレ」を作る。
 茹でた大根を取り出し皿に盛ったら、この上に「豚トロ味噌ダレ」をかける。
 ということで「ふろふき大根〜豚トロ味噌ダレ」の出来上がり!

●城島はロールキャベツの仕上げに牛乳を加えた。ホワイトソースとする。
 これをお皿に盛ったら、大根の葉をかけたら、
 「牛肉と豚肉のハーフ&ハーフ 0円ロールキャベツ」の出来上がり!

●長瀬は山ぶどうのクリームチーズに牛乳を混ぜあわせる。
 次に、輪切りにして茹でた大根の外輪をくるっと切り出す。
 わっぱの大根の底にも大根でフタをし、クリームチーズを中に入れる。
 整えてから大根の葉を少し乗せれば、「0円レアチーズケーキ風」の完成!


ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。

まず「牛肉と豚肉のハーフ&ハーフ 0円ロールキャベツ」から。
長瀬「うめーっ!」と叫んだ。
城島「これおいしいな!ニンニクが効いて!」
ニンニク提供者「黒ニンニクがいいアクセントになってますね」
牛乳・チーズ提供者「ゴーダチーズ、牛乳の甘みが出てます」
豚肉提供者「やさしい味です」

次に「ふろふき大根〜豚トロ味噌ダレ」
城島「大根とろける!豚と合うわ〜!」
豚提供者(うなずく)

デザートは、「0円レアチーズケーキ風」
ニンニク提供者「おいしい♡」
長瀬「大根は砂糖で味付けました」
ニンニク提供者「だからなの?♡」
城島「えっ?これ大根?」
長瀬「原宿に出したら行列ができますよ」
豚提供者「売れますよね」


というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。

(2015年11月29日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)




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秋田県潟上市の捨てちゃう食材で「炊き込みご飯」「秋の味覚の0円タルト風」をつくる [0円食堂]

捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット

東北を巡っている0円食堂のキッチンカー。今回は・秋田県潟上市へ。

秋田県潟上市にある道の駅「てんのう(天王)」にやってきたのは、国分と長瀬。
鮮魚コーナーには日本海の魚介類、近くの八郎潟でとれる湖の幸の加工品、100種類のとれたて野菜などが並ぶ。
秋田は全国3位の米どころ(1位新潟、2位北海道)。お米の品種の多さに驚く二人。
「ただお米は捨てるとこないよ」と国分は新潟での経験から、そう言ったが、
長瀬は「秋田来て米行かなかったら男じゃない」と俄然やる気をみせた。
他には、「さつま地鶏」「名古屋コーチン」と並ぶ日本三大地鶏の「比内地鶏」に注目。
さらに舞茸と合わせて、「炊き込みご飯」を作りたい、ということになった。

早速、国分と長瀬は二手に分かれて捨てちゃう食材探しへ向かった。

●国分は最初に舞茸の生産者のもとへ。
 奥さん以下、国分の登場にびっくりする女性従業員たちだったが、大歓迎。
 年間30トンの舞茸をハウスで作るここでは、出荷作業の際、石突(キノコの根っこの部分)は
 捨ててしまう。その量一日5kg。
 ということで、国分は「石突」、おがくずが付いた舞茸をゲット!
 
●長瀬はお米の農家へ。
 ここで作業場へ案内された長瀬は、おもむろにホウキをとって掃除を始めた。
 ほうきで集められたのは、お米。
 機械から飛び出したお米だった。精米工程で機械からはじき出されるお米があるが、
 これは捨てるという。だが精米すれば食べられるもの。
 というわけで床に落ちていたお米をゲット!

●国分は次に比内地鶏の加工場へ。
 ここではきりたんぽ鍋に使う比内地鶏のスープを作っていた。
 10羽分の比内地鶏を5時間煮込むという。取り終わった出汁ガラは廃棄になる。
 というわけで、比内地鶏のガラと一緒に煮たゴボウをゲット!
 (出汁がまたとれるかどうか不安な国分だったが)

●長瀬は家庭菜園のお母さんのところへ。
 今収穫時期のカボチャで、小さすぎたり皮が傷んだものは、捨てるという。
 さらに未熟なサツマイモもゲット!

●国分は次に果樹園へ。
 ここで傷ついた捨てちゃう梨と葡萄をゲット!

●長瀬は八郎潟のワカサギを佃煮にする工場へ行き、大きすぎて佃煮にならない
 捨てちゃうワカサギをゲット!

0円炊き込みご飯を作って食べる

こうして秋田県潟上市周辺で、捨てちゃう0円食材を集めた2人は、料理にとりかかった。

●国分は比内地鶏のガラから、骨に残った肉を削ぎ取る。これを炒めて味つける。
 地鶏と一緒に煮たゴボウをささがきする。
 さらにおがくずが付いた舞茸をきれいにとる。
 これらを鶏肉と一緒に炒める。これらは炊き込みご飯の具になる。

●国分は比内地鶏を寸胴で煮て、出汁を取る(出るかな?)
 15分煮込んだら、前出の具にかける。
 醤油・みりん・塩で味を整える。

●長瀬は、お米をとぐ(床に落ちていたお米を精米したもの)。
 これを土鍋に入れ、鳥がラスープを入れる。酒・塩を加え炊く。
 炊いたご飯の上に舞茸などの具材を入れる。火を止め蒸らす。

●長瀬は、ワカサギに小麦粉と片栗粉をまぶし、油の中へ。
 
●国分は、梨をすりおろす。
 醤油・酢・砂糖を加え、弱火で煮詰める。
 この梨のドレッシングをワカサギの唐揚げにかける。


こうして0円炊き込みご飯が出来上がった!

ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。

まず「舞茸の炊き込みご飯」から。
国分「舞茸の香りがすごい!」
舞茸提供者「半端ないでしょ♡」
お米提供・野菜提供者「美味しい」
比内地鶏提供者「けっこう鶏の出汁とれてますね」
長瀬「お米も立ってて美味しい!」

次に「ワカサギの唐揚げ〜梨のドレッシング」
長瀬「美味しいね!」
国分「南蛮漬けみたいになってる」
梨提供者「梨の甘さが出てる」
ワカサギ提供者「こんな味になるんだ!」

デザートは、カボチャとサツマイモをすって作った生地に、梨と葡萄を乗せた
0円タルト風
長瀬「大人のスイーツですね」
野菜提供者「こんなになるとは思わなかった」(笑)

国分「どうもみなさん、ありがとうございました!」


というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。

(2015年11月1日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)




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宮城県石巻市の捨てちゃう食材で「たらこスパゲティ」「牛タンコロッケ」をつくる [0円食堂]

捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット

東北を巡っている0円食堂のキッチンカー。今回は・宮城県北東部の石巻市へ。

宮城県石巻市の道の駅「上品(じょうぼん)の郷」にやってきたのは、国分と長瀬。
名前の由来はすぐ近くの上品山から来ている。

名物「ずんだ餅」の材料となる枝豆など採れたて新鮮野菜約40種類、石巻沖の魚介類、魚介加工品などが並ぶ。「金華さば」は地元ブランドで人気。
二人は店内で「牡蠣」(全国3位)「牛タン」「石巻やきそば」をチェック。

そこで「焼きそばにしよう」ということになった。

早速、国分と長瀬は二手に分かれて捨てちゃう食材探しへ向かった。

●国分は石巻やきそばの工場へ。
 ここは震災で被災したが、2013年に新工場ができ、今では1日1万食の麺を製造。
 石巻焼きそばは白い麺が蒸すことで茶色い麺となる。
 ここで出る少量しか入ってない袋詰めの捨てちゃう「焼きそば麺」をゲット!
 さらに捨てちゃうハンパもんのラーメンの麺もゲット!
 
●長瀬は牛タン「オイタミート」の工場へ。女性社員の歓声に迎えられた長瀬は工場内へ。
 ここでは牛タンの佃煮や牛タンの薫製などを作っているが、規格外品が多く出る。
 これらは廃棄するというので牛タンの薫製をゲット!

●国分は次に野菜の生産者の元へ。
 お母さんが「ばれいしょがあるわ、お父さん」と言うので、お父さんが倉庫から
 ジャガイモの肌の悪いのを取り出した。しかしこれは家で食べたりするのでアウト。
 それならと別の傷みの激しいジャガイモの袋を取り出し、これは廃棄だと言う。
 というわけで、捨てちゃう傷みかけたが食べられるジャガイモをゲット!

●長瀬が出会った農家では、仕込みきれずに余った大豆のうち、
 捨てちゃう古い大豆をゲット!

●国分は次に水産物の加工場で魚の皮などが入ったタラコ(バラコ)をゲット!

0円パスタ・0円コロッケを作って食べる

こうして宮城県石巻市周辺で、捨てちゃう0円食材を集めた2人は、料理にとりかかった。

●長瀬は大豆をゆでる。

●さらに長瀬はジャガイモを適度な大きさに切る。

●長瀬は岩ガキを取り出した後の出汁の中へオニオンスライスを入れた。
 そこへ「0円食堂始まって以来」のカレールウを入れる。

●国分は農家から別途いただいた成長しすぎたナスの皮を剥いてさいの目に切る。

●さらに国分は、燻り牛タンを小さく切りフライパンで炒める。
 ここにさいの目に切ったナスを加える。

●国分は茹でていた大豆のお湯を切り、熱いうちにミキサーにかけた。
 これをキッチンペーパーで濾すと豆乳になった。
 この豆乳を牛タンのフライパンに「投入!とは言わないよ」と国分。
 しかし豆乳を投入したのは間違いない。
 これにタラコのバラコを入れ、塩コショウで味を整える。
 これがスパゲティのソースになる。

●長瀬はジャガイモが茹で上がったので、ボールの中でつぶした。
 焼いている牛タンの細切れとおからを混ぜたものを、ジャガイモと合わせ、かき混ぜる。
 長瀬は「牛タンコロッケ」を作りたいのだ。
 衣は焼きそばの麺を使う。細かく切ってコロッケに包み、揚げれば出来上がり!

●国分は中華麺を鍋で茹でた。茹でること1分。お湯から引き上げお湯を切ったら、
 オリーブオイルをかけてパスタ風に。
 皿に盛るのに巻いて高さを出した。ますますパスタ風になった。
 これにタラコソースをかければ、「牛タンとタラコのクリームパスタ風」の出来上がり!

こうして0円パスタ&コロッケが出来上がった!

ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。

まず「牛タンとタラコのクリームパスタ風」から。
国分「意外といけますね、社長!」
麺提供者「このツブツブ(タラコ)が引き立ちますね」

次に「牛タンコロッケ」
長瀬「ジャガイモと牛タン合ってますね」
ジャガイモ提供者「(孫に)おいしい?」
孫「おいちい!」
麺提供者「テレビで見てて、あんなん本当は美味しくねぇんでねぇかって思ってたけど、こうやって食べるとうまいねぇ」
国分「社長、締めてもらっていいですか?」
麺提供者「みんな石巻に遊びにきてください!チャオ!」
一同(大笑い)

というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。

(2015年10月18日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)




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山形県遊佐町の捨てちゃう食材で「カレーうどん」をつくる [0円食堂]

捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット

東京・八王子→富山・氷見→石川県志賀町富来→千葉県九十九里浜山武→茨城県日立市→栃木県さくら市喜連川→群馬県太田市→新潟県村上市→福島県会津若松市→埼玉県深谷市を巡った0円食堂のキッチンカー。今回は東北・山形県に入り鳥海山のふもとへ。

山形県遊佐町の道の駅「鳥海(ちょうかい)ふらっと」にやってきたのは、城島と長瀬。
山形名産の「茶豆」(枝豆)など地元の新鮮野菜60種類、マダイ、イナダ、名物「銀ガレイ焼き」、夏が旬の岩ガキなどの水産品も豊富だ。鳥海山の麓のこの地方では、雪解け水が湧き水となって海(庄内浜)に注ぎ、えさとなるプランクトンが豊富なので、ここの岩ガキは身が大きく濃厚な味だという。
店内を見回っているうち「鳥海山のカレールウ」を発見。城島の頭の中はカレー1色になってしまった。
長瀬も「カレー食いたい」ということで、今回のメニューが決まった。

そこで、城島と長瀬は捨てちゃう食材探しへ、まず二人で「吹浦(ふくら)漁港」へ向かった。

●ふくら漁港の岩ガキを扱っているところへ。
 ここには卵を産んでしまった後の岩ガキがあり、これは商品にならないという。
 8月下旬から岩ガキは産卵を始めるためだ。
 こうして捨てちゃう「卵のない岩ガキ」をゲット!
 
●長瀬は城島と別れ、カレールウの生産者へ。
 しかしここではルウを作っておらず、作っているのは青森の工場というのだが、
 長瀬はここに保存されているカレールウのうち、賞味期限切れのものをゲットした。

●城島は「じゃすみん米」の生産者の元へ。
 道の駅で見つけた「じゃすみん米」。もっちりとした粒の食感があり、
 パエリア、チャーハン、カレーのご飯にうってつけという。
 その田んぼに行ったが、まだ穂は小さく実るまであと2ヶ月だという。
 城島はじゃすみん米をあきらめ、ここで作っている玉ねぎのうち、
 傷みの大きな廃棄するものをいただいた。

●長瀬は「金華豚」の工場へ。
 金華豚は中国の金華ハムなどの材料となる豚で、頭と尻が黒い小型の豚。
 さしが入ったキメ細かい肉質は上品な旨味がある。
 こちらはお店と工場が一緒になっていた。お店の女性がキャーキャー言う中
 工場に入った長瀬。ここでは検査用のサンプルを賞味期限まで保管して、
 そのあとは処分するという。
 というわけで、捨てちゃう検査用の金華豚バラ肉を見事ゲット!

●長瀬は城島からお米がだめだったという電話を受け、金華豚の隣のうどん屋を訪問。
 長瀬はカレーうどんはどうかと思いついたのだ。
 ここでは注文が入ってから茹でるのではなく、茹でて取り置きの分があった。
 しかし茹でて30分以上経つとコシがなくなるので客に出せない。
 従業員が食べる時もあるが、それでも残ったものは捨ててしまうという。
 というわけで作り置きして残った捨てちゃううどんをゲット!

●城島は「茶豆」の農家さんから、身割れしたやつや一粒など
 身入りの悪い捨てちゃう枝豆をゲット!
●さらに城島は、同所で捨てちゃうトマト、パプリカをゲット。


0円カレーうどんを作って食べる

こうして山形県遊佐町周辺で、捨てちゃう0円食材を集めた2人は、料理にとりかかった。

●長瀬は岩ガキを沸騰したお湯の中へ入れ、出汁を作る。

●城島は玉ねぎ、レッドオニオンなどをスライス。

●長瀬は岩ガキを取り出した後の出汁の中へオニオンスライスを入れた。
 そこへ「0円食堂始まって以来」のカレールウを入れる。

●城島は枝豆をさっと茹でて、豆を取り出し、フードプロセッサーでペースト状にした。
 次にオーブンシートにこれを薄く伸ばし、160℃の油で揚げる。
 これは油揚げに見立てたものだ。

●長瀬は、温め続けるカレー鍋の中へ、トマトを入れた。

●城島はパプリカを適当なサイズに切って、油の中へ。素揚げだ。

●長瀬はうどんにとりかかった。一度茹でてあるので、さっと湯通しし、
 これを丼に入れ、カレーをかけた。
 ここにしゃぶしゃぶした金華豚一切れ、枝豆の油揚げ風と素揚げのパプリカを乗せた。

●最後に城島は、出汁をとった岩ガキを6等分に切り、それぞれの丼に乗せた。

こうして0円カレーうどんが出来上がった!

ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。

城島・長瀬「いただきまーす!」
長瀬「うどんから行こうかな……うん!…うまい!」
うどん提供者「最高ですよ」
長瀬「金華豚の脂美味しい!」
金華豚提供者「これは白身といいます」
城島「枝豆揚げたやつカレーに合う」
城島「玉ねぎの甘みが効いてる」
玉ねぎ提供者「玉ねぎが美味しく化けてくれて」
トマト提供者「トマトの酸味がありますね」

城島「長瀬くんの華麗な仕事で、カレーうどんができました」
長瀬「リーダーの加齢臭がひどくなっちゃう」
城島「なんでそっちなんや」(笑)

というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。

(2015年9月6日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)




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V6イノッチ登場!埼玉県深谷市の捨てちゃう食材で「冷やし中華」をつくる [0円食堂]

捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット

東京・八王子→富山・氷見→石川県志賀町富来→千葉県九十九里浜山武→茨城県日立市→栃木県さくら市喜連川→群馬県太田市→新潟県村上市→福島県会津若松市を巡った0円食堂のキッチンカー。今回は首都圏に戻り、埼玉県深谷市です。

埼玉県深谷市の道の駅「おかべ」にやってきたのは、城島と国分。
と、入口にTOKIOと同じユニフォームを着た男が一人たたずんでいた。
だれか?
「イノッチじゃん!」
「まさかイノッチとロケするとは思わなかった!」と驚く国分に、
「朝の顔並んどるやん」と茶化す城島。
NHK朝の情報番組「アサイチ」のMC井ノ原快彦とTBS系朝の情報番組「ビビッド」のMC国分太一が、奇しくも勢揃いとなった。イノッチと国分は合宿で共に暮らした仲だという。
また、去年デビュー20周年のTOKIOだったが、今年はV6がデビュー20周年を迎えた。
24時間テレビの総合MCのV6。24時間TVのメインテーマの「つなぐ」がこの0円食堂の主旨とピッタリということでイノッチが特別参加したのだという。

やまといも、深谷ねぎ、とうもろこし、生産量全国2位のうどん、など、道の駅で食材を当った3人。
城島は「冷やし中華」なんかどお?ということで、今回のメニューが決まった。

そこで、城島と国分&井ノ原の二手に分かれ、捨てちゃう食材探しへ。

●国分とイノッチは近在農家のビニールハウスへ。
 ここで規格外なので捨てちゃうキュウリとトマトを難なくゲット!
 
●城島は2年前出張DASH村でお世話になった深谷ネギの生産者・澤野さん宅へ。
 澤野さんはうまいぐあいに在宅だったので、事情を話し、ネギ畑へ。
 そこでネギの苗が曲がっているのは廃棄処分になるということで、これをゲット!

●イノッチは国分と別れ、シイタケ農家さんへ。
 こちらは去年の雪害でハウスが倒壊しなくなったが、
 独自のシイタケ栽培法伝授した農家から定期的にシイタケが送られてくる。
 それを道の駅などに出荷しているのだが、返品があり、それは捨てちゃうという。
 イノッチは返品された黒く傷んだシイタケをゲット!

●国分は卵の生産者の元へ。
 ここで、ゆで卵にしてヒビが入った捨てちゃう卵(3個)をゲット!

●城島はダチョウの牧場へ。
 ここでは約300羽のダチョウを飼育。その革(オーストリッチ)のバッグや、
 ダチョウの脂を使った化粧品を販売している。
 城島の狙いはダチョウの肉だったが、ダチョウは捨てるところがないのがウリだそうで、
 肉はあきらめざるをえなかった。
 しかし、卵のうち、無精卵(受精卵はふ化用)は捨てちゃうという。しかも食べられる!
 何とここでダチョウの卵1個(1.4kg)をゲット!

●イノッチは麺の工場へ。
 こちらのサンプルで作った麺は賞味期限が過ぎると捨ててしまうという。
 というわけで、サンプルで作った捨てちゃう細いウドンを見事ゲット!

●城島は「古代豚」の工場で、規格外のハム、フックの跡がついたベーコン、
 骨が付いたスジ肉をゲット!

●イノッチは農家さんから畑に植えきれなかった捨てちゃう里芋をゲット!
●さらにトウモロコシ農家から色や形が悪い捨てちゃうトウモロコシをゲット!

●国分は「埼玉青大丸なす」の農家さんから間引いた捨てちゃう「埼玉青大丸なす」と
 間引いた普通のなすをゲット!


0円冷やし中華を作って食べる

こうして埼玉県深谷市周辺で捨てちゃう0円食材を集めた3人は、料理にとりかかった。

●イノッチはキュウリをスライス。

●国分はゆで卵をスライス。

●城島は当番組初のダチョウの卵に取り組んだ。
 まず卵のテッペンに印を付け、そこをハンマーでキリを打ち込んでいく。
 丸い穴を空け、そこから殻を丸く剥がしていく。ある程度の大きさの穴になったら
 容器に卵を丸ごと入れる。

●国分はスジ肉を炒め、そこに深谷ネギ、トマトを入れてかき混ぜる。
 ゆでた里芋とうどんをすりつぶし、生地を作る。
 冷やし中華以外にもう1品、ピザを作るのだ。

●城島は、フライパンの上にベーコンでまわりを囲み、中にダチョウの卵を投入した。
 ジャンボ目玉焼き(ベーコンエッグ)を作る。

●イノッチはシイタケとすじ肉を煮る。この煮汁から出汁を取り、
 これに醤油、酢、砂糖などを入れれば冷やし中華のスープとなる。
 さらに細いうどんを煮て、ザルにあけ、氷水で冷やす。

●国分はピザ生地を伸ばし、炒めたものを乗せる。
 これにトウモロコシを散らす。
 さらに埼玉青大丸なすを乗せ、オーブンに入れ20分待つ。

●麺担当のイノッチは、冷やした麺を皿に盛り、炒めたなす、規格外のハム、キュウリ、
 トマト、ゆで卵、シイタケを盛り、最後にてっぺんに刻みネギを乗せた。

こうして0円冷やし中華が出来上がった!

ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。

まずは「冷やし中華」から。
国分「いただきまーす!」
イノッチ「うまい!うどんの冷やし中華もうまいね」
食材提供の皆さんもうなずく。
イノッチ「麺がなかったら冷やし中華にならなかったですからね」と麺提供者に感謝。
食材提供者もニッコリ。
キュウリ農家「捨てちゃうものがこんなに美味しく変身して嬉しいね」
澤野さん「ありがとうございます。美味しいよ!」

城島「ダチョウの卵で、24時間テレビバージョンの0円巨大ベーコンエッグ作った!」
ダチョウ農家さん「ありがとうございます。こんな素敵な形にしていただいて」
国分「いただきましょう」
提供者「初めて食べる」
澤野さん「ヘルシーだね」

最後は「0円ピザ
イノッチ「美味しい」
城島「野菜もさわやかで美味しい!」
農家さん「ナス農家の太一さんのナスも入っていいですね」
ナス農家さんは全部完食!

イノッチ「こんなふうになるとは思わなかった。皆さんが来てくださったのが嬉しい」
国分「澤野さんとダチョウ農家さんは仲いいですけど、お知り合いですか?」
澤野さん「今知り合った」
国分・イノッチ「つながった!」
(24時間テレビ「つなぐ〜時を超えて笑顔を」8月22日・23日日本テレビ系列で放送)
イノッチ「0円食堂やったかいありましたね」
城島「武道館楽しみやな」

というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。

(2015年8月2日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)




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福島県会津若松市の捨てちゃう食材で「ガレット」をつくる [0円食堂]

捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット

東京・八王子→富山・氷見→石川県志賀町富来→千葉県九十九里浜山武→茨城県日立市→栃木県さくら市喜連川→群馬県太田市→新潟県村上市を巡った0円食堂のキッチンカー。今回は福島県会津若松市です。

DASH村のふるさと、福島県に帰ってきたのは、城島と国分。
道の駅「あいづ」は去年10月にできたばかりの新しい道の駅。70種類の新鮮な夏野菜がずらり。
お米コーナーには何と国分の写真付きの「天のつぶ」という品種があった。
全国2位の生産量の馬肉売り場には会津名物の馬刺が並んでいる。
さらにこれも名産の「そば」。
そばで城島が思いついた。「ガレットはどお?」と城島が提案。
フランス・ブルターニュ地方の家庭料理「ガレット」を知っている城島はさすがだ。

道の駅で食材をチェックした二人は、二手に分かれ、捨てちゃう食材探しへ。

●城島は十割そばの店へ。
 ご主人がそばを打ってるところへお邪魔し、速くて均等に打っているのを見入った城島。
 その横にそばの切れ端があったのに、また見入る。
 これは営業時間内なら揚げそばにしてお客に出すが、この時は時間が過ぎているため
 廃棄処分になるというので、これをゲット!
 
●国分はさくらさしみ(馬刺)専門店へ。
 馬刺には廃棄処分する部分があるという。
 それはスジの部分で、少し肉がついた「スキ身」という部分で、今日は廃棄だとか。
 国分はこれをゲット!

●城島は農家さんへ。
 いろいろ当ったが、結局、馬も食べないほったらかしのビーツという野菜をゲット!
 これは赤く甘い野菜で、「ゴルゴ」と「デトロイト」という品種がある。
 城島はこの両方をゲットした。
 また、「シオデ」という山菜の女王も栽培していて、その捨てちゃう硬い茎をゲット!

●国分はタマネギ畑へ。
 邪魔なので抜いた捨てちゃう小さなタマネギをゲット。 

●国分は別の農家で間引きした捨てちゃうアスパラガスをゲット。


0円ガレットを作って食べる

こうして福島県会津若松市周辺で捨てちゃう0円食材を集めた二人は、料理にとりかかった。

●国分はタマネギをスライスし、馬肉のスジを取って細かく切った。
 これをフライパンで塩コショウし炒める。

●城島はビーツを水を張った鍋の中に入れた。

●国分はアスパラを斜め切りにし、オリーブオイルを敷いたフライパンで炒める。

●城島は馬のスジをじっくり煮込む。
 さらに山菜の「シオデ」を細かくきざんだ。
 スジを取り出し、シオデを煮込む。
 スジは細かく切り、再び鍋の中へ。これに刻んだタマネギを加え、ビーツも切って加える。
 こうして煮込んだものは「0円ボルシチ」として完成。

●国分はフライパンでそばの皮を焼き、その上にアスパラと馬肉を乗せ、春菊も添えた。

こうして0円ガレットが出来上がった!

ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。

まずはフランスの家庭で食べられているという「ガレット」から。
国分「いただきまーす」
城島「うん、馬肉はそばの生地に合うな」
城島「食べるとそばはそばなんやな」
食材提供者もうなずく。
国分「今度はボルシチ!」
国分「美味しい!」
城島「ビーツの甘みが出てる」
農家さん「ビーツをボルシチで食べるの初めてです」

最後は「0円みたらしそば団子風」
城島「デザートということで」
そば屋亭主「こりゃうまい。そば打ち教えっから、これの作り方教えて」(笑)
城島「福島最高ですね!」

というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。

(2015年7月12日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)




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新潟県村上市の捨てちゃう食材で「ノドグロ(アカムツ)飯」をつくる [0円食堂]

捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット

東京・八王子→富山・氷見→石川県志賀町富来→千葉県九十九里浜山武→茨城県日立市→栃木県さくら市喜連川→群馬県太田市を巡った0円食堂のキッチンカー。今回は新潟県村上市です。

新潟県の北、村上市の日本海沿いにある道の駅「神林(かみはやし)」にキッチンカーでやってきたのは、城島と国分。
ここにはとれたての野菜や海産物の加工品がずらり。野菜の生産者は「畑のアイドル」として写真入りで紹介されている。
さらに「越乃黄金豚」(ブランド豚)をはじめとする食肉加工品、それに何といっても米どころ新潟が誇る名品「コシヒカリ」の一種「岩船米」(東京の百貨店で5kgで6858円)があった。
「釜飯を作りたい」と城島が提案。それに沿って動くことにした。

道の駅で食材をチェックした二人は、二手に分かれ、捨てちゃう食材探しへ。

●国分は米製品の会社へ。
 ただしこの会社は土曜で休み。向かいの農家に尋ねてみると、
 余って捨てるようなコメはないとのこと。

●城島は岩船漁港へ。
 ここはトラフグ、甘鯛、スズキ、今が旬の高級魚ノドグロ(アカムツ)などが
 水揚げされるが、この日は土曜で休みだった。
 近くの食堂に聞いてみたが、捨てちゃうものは午前中にポイされちゃったとか。
    
●国分はさらに農家への聞き込みを続ける。
 なかなか廃棄するお米はないようだ。
 困っていたら農家さんが追っかけてきて、新しい農家さんを教えてくれた。
 そこを訪れると、シイタケを栽培していて、傷んだものは捨てちゃうという。
 この傷んだシイタケをゲット。

●城島は「越乃黄金豚」の生産者の元へ。
 桜の木で燻す方法で、ハムやベーコンなどをつくっているが、
 賞味期限を過ぎた加工品は捨ててしまうという。
 というわけで「田舎ハム」をゲット。
 ここで城島はダメ元で「お米を探してるんですが、捨てちゃう米なんてないですよね」
 と訊いてみた。するとご主人が奥の貯蔵庫から要らない米袋を出してきた。
 それは何と古代米だった。白米よりビタミン、ミネラルなど栄養素が多い。
 これは豚のエサ用にもらったんだが、豚に食べさせると消化しないという。
 作られたのは平成21年だが、十分食用に耐える。
 ということで、食べる分だけわけてもらった。

●国分は一転岩船漁港を訪ねた。
 リーダーがお米をゲットしたと聞き、城島が諦めた漁港へ再び訪れた。
 ここで海産物加工の工場を訪問すると、今キスのお刺身を作っているという。
 この時出る骨(身も少し付いている)は捨ててしまうというので、これをゲット。
 さらにノドグロのお頭は捨ててしまうのでお姉さんが持ってきてくれた。
 頭には身がついてるし、少し傷がある身の部分もあったので、これをゲット。 

●さらに国分はキャベツ農家へ。
 ここで虫に食われたキャベツをゲット。

●城島は野菜農家で伸びすぎて捨てちゃうハーブをゲット。


0円ノドグロ飯を作って食べる

こうして新潟県村上市周辺で捨てちゃう0円食材を集めた二人は、料理にとりかかった。

●城島は別途精米してもらった古代米を土鍋の中に入れた。

●国分はノドグロの頭に塩を振って網であぶった。

●城島は古代米の土鍋に水を張り、醤油・塩で味付け、焼いたノドグロの頭を入れた。
 これを火にかけて炊く。

●城島はキャベツを粗く刻み、ベーコンハム、シイタケとともにフライパンへ。
 これで回鍋肉風を作りたいのだ。
 白味噌で炒めたら、「和風 回鍋肉風」ができた。

●国分はキスの身付き骨とミントを巻いて串に刺し、衣をつけて揚げる。
 骨ごと食べられるよう、じっくり10分揚げた。「キスミント」の出来上がり。


こうして0円ノドグロ飯、和風 回鍋肉風、キスミントが出来上がった!

ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。

まずは「ノドグロ飯」から。
土鍋のフタを取るといい香りがしてきた。
国分「いただきまーす」
城島「赤飯みたいに見える」
城島「出汁が効いて甘みがある」
国分「ノドグロの脂が赤米と合う」
ノドグロ提供者「いい味です。美味しいです」
城島(米提供者を見て)「古代米捨てないでよかったですね。こんな料理に化けるとは」
次は「和風 回鍋肉風」。
シイタケ提供者「シイタケのアシ(軸)がうまいんですよ!」
ノドグロ提供者「歯ごたえがありますね」
最後は串揚げの「キスミント」
城島「ハーブとキスは合う!」
ハーブ農家「こういう食べ方もあるんですね〜」
国分「みなさんのおかげです」

というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。

(2015年6月28日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)




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群馬県太田市の捨てちゃう食材で「マカロニグラタン」をつくる [0円食堂]

捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット

東京・八王子→富山・氷見→石川県志賀町富来→千葉県九十九里浜山武→茨城県日立市→栃木県さくら市喜連川を巡った0円食堂のキッチンカー。今回は群馬県太田市です。

群馬県の南東、利根川沿いの道の駅「おおた」にキッチンカーでやってきたのは、城島と国分。
ここには生産量全国3位(1位北海道、2位栃木、3位群馬)の乳製品をはじめ、初夏の採れたて野菜も約60種類。ひときわめだつのは名物「焼きまんじゅう」はじめ、お饅頭の多さ(約30種類)だが、これは群馬が小麦の生産量本州1位ということの表われだろう。

二人はその中で、「ヤマトイモ」に目を付けた。たくさん置いてある(生産日本一)。
「食べ方が書いてあるよ」と国分。「はさみ揚げとか、かき揚げもできるんだ」
この生産者をチェック。
次に乳製品の売り場へ。群馬名物の「低温殺菌牛乳」を発見。普通130℃のところ、63℃で殺菌するという。消費期限ギリギリのものがあるかどうか?国分は生産者をチェック。
さらに肉売り場で「上州豚」というブランド豚を発見した二人。甘みのある軟らかな肉質が特長という。捨てちゃう切れ端が出てくるかどうか?
ここで、「牛乳が確保できて、肉が確保できればグラタンができる」と国分が城島に提案。

それではと、二手に分かれ、捨てちゃう食材探しへ。

●国分はネギ農家の畑へ。
 車中からネギ廃棄現場を見た国分は降りて生産者へ声をかける。
 「ネギ坊主が出たんで廃棄してたんです」と生産者。
 「コワい(硬い)ですよ。出荷できないこともないが、他にいいネギがたくさんあるから」
 収穫が遅れネギ坊主(花)が出てしまったネギは外側は硬く中心はスカスカになってしまっている。
 出荷できないため捨てちゃうが、国分はこれをいただくことに。
 というわけで、捨てちゃう、硬くなりかけたネギをゲット。

●城島はうどんの製造者を訪ねた。
 そこは「新田之庄」というお食事どころ。(太田市は新田義貞が治めた昔の新田郡である)
 ここのうどんは幅広で鍋料理「おっきりこみ」が名物。
 この幅広うどんに、食用竹ずみで絵や文字を印刷しているのだが、
 これのズレたものやにじんだものは捨てちゃうという。
 というわけで竹炭印刷がにじんだ捨てちゃう幅広麺をゲット。
    
●国分は次に牧場へ。
 牧場のはずだったが、行ったところは加工工場だった。
 訊くと、牛乳の廃棄候補はあるらしい。
 低温殺菌なので、一般的な牛乳より消費期限が短い1週間。
 店頭に置かれたもので消費期限が近づいたものは回収し、期限まで従業員に販売するという。
 期限までに買い手がなければ廃棄となるのが「廃棄候補」なのだと。
 しかしまだ廃棄には間があった。
 そこで工場の人が持ってきたのは「エダムタイプチーズ」のカットした残りの切れ端。
 これをゲット。

●城島は上州豚の生産者の元へ。
 そこは工場を兼ねた販売所だった。
 訊ねると肉の切れ端の中のリンパの部分は捨てちゃうという。
 というわけで上州豚のリンパ肉をゲット。

●国分は今度は農家を訪ねた。
 一目見た農家の娘さんが国分とわかって大喜び。
 ここでお母さんが差し出したのは芽が生えたジャガイモ。
 これは捨てちゃうというのだが、手に取ると軟らかい。
 「大丈夫かな?」と国分。
 「たくさん皮むかないと食べられない」とお母さん。
 つまり厚めに皮を取り除いた中の部分は食べられるとのこと。
 というわけで、芽が生えたジャガイモをゲット。

●さらに城島はヤマトイモ直売所へ。
 ここは東京ドームの1.5倍の畑で栽培し、11月には45万5千本を収穫した
 ヤマトイモを冷蔵庫で保管しながら少しずつ販売しているところ。
 ここで捨てちゃうものといえば、種芋(芋を5等分くらいに切って畑に蒔く)の先端部分。
 これは蒔いても成長しないので捨てちゃうという。
 というわけでヤマトイモの切れ端をゲット。



0円マカロニグラタンを作って食べる

こうして群馬県太田市周辺で捨てちゃう0円食材を集めた二人は、グラタン作りにとりかかった。
でも肝心のマカロニやホワイトソースはどうするのか?

●城島はヤマトイモの切れ端の皮を剥いて、フードプロセッサーに。
 これをフライパンに移し、チーズを乗せる。
 塩コショウを加え、弱火でじっくり温める。
●国分は幅広麺をゆでて、適当な長さに切って巻いた。
 「マカロニ、マカロニ」
 これをヤマトイモのホワイトソースの中に入れた。
●城島は上州豚のリンパ肉を切り、フードプロセッサーに。
 粗挽きしたものと、国分がみじん切りにしたネギを混ぜて丸める。
 それをフライパンで焼く。その後しばらく蒸し焼きに。
●ジャガイモをスライスしたものと、豚とネギの肉団子をマカロニ容器の底へ敷き、
 ここにヤマトイモのホワイトソースをかけ、国分がゲットしたニラとチーズを乗せ、
 オーブンに入れる。
 230℃で約10分焼く。
 
こうして上州豚ミートボール入り0円グラタンが出来上がった!

ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。

「うわっ!グラタンだー!」と叫ぶ国分。
「ヤマトイモ合いますね!」と城島。
これにはヤマトイモ提供者も「ありがおうございます」と感謝。

国分「チーズがなければ」
城島「コクが出てない」
城島「肉うまい」
国分「ネギもみじん切りにしてますので」
国分「麺がマカロニに化けてます」
うどん提供者「おいしいですね」
国分(うどん店主を見て)「すしざんまいの方じゃないんですね。麺ざんまいですね」
と軽口を飛ばした。

というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。

(2015年6月14日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)




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栃木県さくら市喜連川(きつれがわ)の捨てちゃう食材で「餃子」をつくる [0円食堂]

捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット

中部〜関西〜中国〜四国〜九州〜沖縄と西日本を一巡した0円食堂のキッチンカー。
その後、東京・八王子→富山・氷見→石川県志賀町富来→千葉県九十九里浜山武→茨城県日立市を巡り、今回は栃木県さくら市喜連川(きつれがわ)です。

「きつれがわ」と言うのは、きつねが出るから「きつねがわ」と昔は言ったらしい。道の駅「きつれがわ」にキッチンカーでやってきたのは、国分と長瀬。
文字通り、川魚のアユの塩焼き(1匹350円)やヤマメ、イワナの加工品などが並ぶ。
さらに生産量日本一のイチゴをはじめ、採れたて野菜も約50種類。
0円のヒント探しにまず魚介売り場へ。
国分は「ヤシオマス」の加工品に目を付けた。
「加工してるってことは、少なからずアラが出るんじゃない?」と国分。
この生産者をチェック。
次に豚肉売り場、野菜直売所に行き、生産者をチェック。中でもニラの生産高は栃木県は全国2位(1位高知県、3位茨城県)ということで、
「ニラと言えば餃子だね」と国分が言えば、
「餃子食いたいっすよ」と長瀬もうなずく。
餃子は宇都宮市の大名物でもあり、今回のメニューは餃子に決まった
さらに二人は「氏家うどん」を発見。麺の切れ端が入手できれば、それを餃子の皮にすることを思いついた。
 
ここからは二手に分かれ、捨てちゃう食材探しへ。

●長瀬はニラの生産者の元へ。
 めざす農家ではなく、その近所へ道を聞きに行ったところ、そこの若夫婦に、
 出荷できない小さい捨てちゃう春菊をいただく。
 続いてお目当ての農家へ行った長瀬、ニラのハウスへ案内され、捨てちゃうニラがあるのを
 教えてもらった。これは「捨て刈り」といって、最初に生えた葉は全部捨てるということ。
 市場に出荷されるのは、刈った後に生えた葉なのである。その方が養分たっぷりの葉になる。
 「食べられることは食べられるんですか?」と聞く長瀬に「大丈夫」と答えるおかみさん。
 というわけで、少々風味は落ちるが、捨て刈りしたニラをゲット。

●国分は淡水魚の養殖場へ。
 栃木県で力を入れている「ヤシオマス」の養殖を行っている。
 これはニジマスを品種改良したもので、身はキングサーモンに近いという。
 選別の際に出るヤシオマスの肋骨部分は、小骨が多く廃棄するという。
 「でも、いっぱい身がついてる」
 というわけでヤシオマスのアラをゲット。
    
●国分は次に「氏家うどん」の加工場へ。
 ここは餃子の皮とうどんとラーメンを作っているそうだ。
 丸く型抜きした餃子の皮に余りが出るはずだが、
 「それはどうなっちゃうんですか?」と聞く国分に、
 「近くの畜産農家に持っていきます」との答え。
 これは「アウト」とディレクター。
 「食べ物は大切にしなきゃいけないって放送してるのはわかってます」
 工場長はセーフを希望したが、ディレクターの判断は「アウト」だった。
 残念ながら、ここではゲットできず。

●長瀬はイチゴ農家へ向かった。
 「デザートが欲しい」からだ。
 農家の小屋に入ると、そこでは何とながせ主演のドラマ『はらちゃん』の
 録画を観てるところだった。
 「いやー、タイミングよすぎですね」とテレながら主旨を説明した長瀬に
 完熟になり過ぎの捨てちゃうイチゴを渡す農家の夫婦。
 こうして、自分たちでも食べないし人にもやらない、完全に捨てちゃう
 トチオトメをたくさんゲットした。

●国分は今度は中華料理店へ向かった。
 ここは養殖場で聞いた餃子の皮を作っているところでもある。
 ここで店主が差し出したのは冷凍焼けした餃子の皮か?
 「大体1ヶ月が賞味期限なんです」
 これは捨てちゃうというのだが、何と作り置きしていた餃子そのものだった。
 というわけで、冷凍焼けして捨てちゃう餃子をゲット。


0円餃子を作って食べる

こうして栃木県さくら市周辺で捨てちゃう0円食材を集めた二人は、餃子作りにとりかかったが、
餃子そのものをいただいている。そこで国分は、まず餃子の皮と具を分けることから始めた。
●「めっちゃ地味な作業だね」と驚く長瀬。
 国分は皮を分けたら、これをこねて餃子の皮を作り直すという。
 「餃子を1回改造して餃子を作る」
●国分は次に、ヤシオマスのアラに付いた身をこそげ落とす。
 こうして集めた身を包丁で叩く。
 「ねばりが出てきた」これを塩・こしょう・醤油で味付けし、ボールの中でよくこねる。
 「ひき肉っぽくなってきた」
●長瀬は捨て刈りしたニラをみじん切りにしている。
 さらにニラ農家にいただいた規格外の捨てちゃう白菜もみじん切り。
 さらにまた春菊もみじん切り。
●これらの野菜とマスをボールでよく混ぜる。
 これを練り直した皮に乗せ包む。
 新たな餃子に生まれ変わった。
●この餃子をフライパンに。
 少し焼いて水を注ぎふたをして10分待つ。
●この間長瀬は熟しすぎたトチオトメでデザートを作る。
 鍋でイチゴを入れ砂糖たっぷり加えて煮込む。
●次に長瀬は、傷ついて捨てちゃう「フルーツたまご」をいただいたので、
 これを焼いて薄い生地にしてイチゴをはさむ。
 この上に煮込んだイチゴスープをかければ、0円イチゴクレープの出来上がり!
●国分は餃子が焼き上がったのを皿にとった。
 ヤシオマス入り0円餃子が出来上がった!
●さらに餃子飲みなど、いただいた食材を使い0円ソーセージスープも作った。

ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。

まず餃子から。
「うんまい!」
「うまい!」と大声で叫ぶ国分と長瀬。
マス提供者も「ヤシオマスの香りがたっぷり」と笑顔。

ソーセージスープは、
国分「マスの腸の中に餃子の身を入れたんです」と説明。
ニラの提供者は「ソーセージがこりこりしていい」
マス提供者も「マスのくさみがない。こんなに有効に使えるとは思わなかったですね」

最後にイチゴクレープ。
国分「うめー!」「生地最高じゃん」
長瀬「たまごの甘みですね」
たまご提供者も「甘い」と満足げ。

というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。

(5月31日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)




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