山形県遊佐町の捨てちゃう食材で「カレーうどん」をつくる [0円食堂]
捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット
東京・八王子→富山・氷見→石川県志賀町富来→千葉県九十九里浜山武→茨城県日立市→栃木県さくら市喜連川→群馬県太田市→新潟県村上市→福島県会津若松市→埼玉県深谷市を巡った0円食堂のキッチンカー。今回は東北・山形県に入り鳥海山のふもとへ。
山形県遊佐町の道の駅「鳥海(ちょうかい)ふらっと」にやってきたのは、城島と長瀬。
山形名産の「茶豆」(枝豆)など地元の新鮮野菜60種類、マダイ、イナダ、名物「銀ガレイ焼き」、夏が旬の岩ガキなどの水産品も豊富だ。鳥海山の麓のこの地方では、雪解け水が湧き水となって海(庄内浜)に注ぎ、えさとなるプランクトンが豊富なので、ここの岩ガキは身が大きく濃厚な味だという。
店内を見回っているうち「鳥海山のカレールウ」を発見。城島の頭の中はカレー1色になってしまった。
長瀬も「カレー食いたい」ということで、今回のメニューが決まった。
そこで、城島と長瀬は捨てちゃう食材探しへ、まず二人で「吹浦(ふくら)漁港」へ向かった。
●ふくら漁港の岩ガキを扱っているところへ。
ここには卵を産んでしまった後の岩ガキがあり、これは商品にならないという。
8月下旬から岩ガキは産卵を始めるためだ。
こうして捨てちゃう「卵のない岩ガキ」をゲット!
●長瀬は城島と別れ、カレールウの生産者へ。
しかしここではルウを作っておらず、作っているのは青森の工場というのだが、
長瀬はここに保存されているカレールウのうち、賞味期限切れのものをゲットした。
●城島は「じゃすみん米」の生産者の元へ。
道の駅で見つけた「じゃすみん米」。もっちりとした粒の食感があり、
パエリア、チャーハン、カレーのご飯にうってつけという。
その田んぼに行ったが、まだ穂は小さく実るまであと2ヶ月だという。
城島はじゃすみん米をあきらめ、ここで作っている玉ねぎのうち、
傷みの大きな廃棄するものをいただいた。
●長瀬は「金華豚」の工場へ。
金華豚は中国の金華ハムなどの材料となる豚で、頭と尻が黒い小型の豚。
さしが入ったキメ細かい肉質は上品な旨味がある。
こちらはお店と工場が一緒になっていた。お店の女性がキャーキャー言う中
工場に入った長瀬。ここでは検査用のサンプルを賞味期限まで保管して、
そのあとは処分するという。
というわけで、捨てちゃう検査用の金華豚バラ肉を見事ゲット!
●長瀬は城島からお米がだめだったという電話を受け、金華豚の隣のうどん屋を訪問。
長瀬はカレーうどんはどうかと思いついたのだ。
ここでは注文が入ってから茹でるのではなく、茹でて取り置きの分があった。
しかし茹でて30分以上経つとコシがなくなるので客に出せない。
従業員が食べる時もあるが、それでも残ったものは捨ててしまうという。
というわけで作り置きして残った捨てちゃううどんをゲット!
●城島は「茶豆」の農家さんから、身割れしたやつや一粒など
身入りの悪い捨てちゃう枝豆をゲット!
●さらに城島は、同所で捨てちゃうトマト、パプリカをゲット。
0円カレーうどんを作って食べる
こうして山形県遊佐町周辺で、捨てちゃう0円食材を集めた2人は、料理にとりかかった。
●長瀬は岩ガキを沸騰したお湯の中へ入れ、出汁を作る。
●城島は玉ねぎ、レッドオニオンなどをスライス。
●長瀬は岩ガキを取り出した後の出汁の中へオニオンスライスを入れた。
そこへ「0円食堂始まって以来」のカレールウを入れる。
●城島は枝豆をさっと茹でて、豆を取り出し、フードプロセッサーでペースト状にした。
次にオーブンシートにこれを薄く伸ばし、160℃の油で揚げる。
これは油揚げに見立てたものだ。
●長瀬は、温め続けるカレー鍋の中へ、トマトを入れた。
●城島はパプリカを適当なサイズに切って、油の中へ。素揚げだ。
●長瀬はうどんにとりかかった。一度茹でてあるので、さっと湯通しし、
これを丼に入れ、カレーをかけた。
ここにしゃぶしゃぶした金華豚一切れ、枝豆の油揚げ風と素揚げのパプリカを乗せた。
●最後に城島は、出汁をとった岩ガキを6等分に切り、それぞれの丼に乗せた。
こうして0円カレーうどんが出来上がった!
ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。
城島・長瀬「いただきまーす!」
長瀬「うどんから行こうかな……うん!…うまい!」
うどん提供者「最高ですよ」
長瀬「金華豚の脂美味しい!」
金華豚提供者「これは白身といいます」
城島「枝豆揚げたやつカレーに合う」
城島「玉ねぎの甘みが効いてる」
玉ねぎ提供者「玉ねぎが美味しく化けてくれて」
トマト提供者「トマトの酸味がありますね」
城島「長瀬くんの華麗な仕事で、カレーうどんができました」
長瀬「リーダーの加齢臭がひどくなっちゃう」
城島「なんでそっちなんや」(笑)
というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。
(2015年9月6日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)
東京・八王子→富山・氷見→石川県志賀町富来→千葉県九十九里浜山武→茨城県日立市→栃木県さくら市喜連川→群馬県太田市→新潟県村上市→福島県会津若松市→埼玉県深谷市を巡った0円食堂のキッチンカー。今回は東北・山形県に入り鳥海山のふもとへ。
山形県遊佐町の道の駅「鳥海(ちょうかい)ふらっと」にやってきたのは、城島と長瀬。
山形名産の「茶豆」(枝豆)など地元の新鮮野菜60種類、マダイ、イナダ、名物「銀ガレイ焼き」、夏が旬の岩ガキなどの水産品も豊富だ。鳥海山の麓のこの地方では、雪解け水が湧き水となって海(庄内浜)に注ぎ、えさとなるプランクトンが豊富なので、ここの岩ガキは身が大きく濃厚な味だという。
店内を見回っているうち「鳥海山のカレールウ」を発見。城島の頭の中はカレー1色になってしまった。
長瀬も「カレー食いたい」ということで、今回のメニューが決まった。
そこで、城島と長瀬は捨てちゃう食材探しへ、まず二人で「吹浦(ふくら)漁港」へ向かった。
●ふくら漁港の岩ガキを扱っているところへ。
ここには卵を産んでしまった後の岩ガキがあり、これは商品にならないという。
8月下旬から岩ガキは産卵を始めるためだ。
こうして捨てちゃう「卵のない岩ガキ」をゲット!
●長瀬は城島と別れ、カレールウの生産者へ。
しかしここではルウを作っておらず、作っているのは青森の工場というのだが、
長瀬はここに保存されているカレールウのうち、賞味期限切れのものをゲットした。
●城島は「じゃすみん米」の生産者の元へ。
道の駅で見つけた「じゃすみん米」。もっちりとした粒の食感があり、
パエリア、チャーハン、カレーのご飯にうってつけという。
その田んぼに行ったが、まだ穂は小さく実るまであと2ヶ月だという。
城島はじゃすみん米をあきらめ、ここで作っている玉ねぎのうち、
傷みの大きな廃棄するものをいただいた。
●長瀬は「金華豚」の工場へ。
金華豚は中国の金華ハムなどの材料となる豚で、頭と尻が黒い小型の豚。
さしが入ったキメ細かい肉質は上品な旨味がある。
こちらはお店と工場が一緒になっていた。お店の女性がキャーキャー言う中
工場に入った長瀬。ここでは検査用のサンプルを賞味期限まで保管して、
そのあとは処分するという。
というわけで、捨てちゃう検査用の金華豚バラ肉を見事ゲット!
●長瀬は城島からお米がだめだったという電話を受け、金華豚の隣のうどん屋を訪問。
長瀬はカレーうどんはどうかと思いついたのだ。
ここでは注文が入ってから茹でるのではなく、茹でて取り置きの分があった。
しかし茹でて30分以上経つとコシがなくなるので客に出せない。
従業員が食べる時もあるが、それでも残ったものは捨ててしまうという。
というわけで作り置きして残った捨てちゃううどんをゲット!
●城島は「茶豆」の農家さんから、身割れしたやつや一粒など
身入りの悪い捨てちゃう枝豆をゲット!
●さらに城島は、同所で捨てちゃうトマト、パプリカをゲット。
0円カレーうどんを作って食べる
こうして山形県遊佐町周辺で、捨てちゃう0円食材を集めた2人は、料理にとりかかった。
●長瀬は岩ガキを沸騰したお湯の中へ入れ、出汁を作る。
●城島は玉ねぎ、レッドオニオンなどをスライス。
●長瀬は岩ガキを取り出した後の出汁の中へオニオンスライスを入れた。
そこへ「0円食堂始まって以来」のカレールウを入れる。
●城島は枝豆をさっと茹でて、豆を取り出し、フードプロセッサーでペースト状にした。
次にオーブンシートにこれを薄く伸ばし、160℃の油で揚げる。
これは油揚げに見立てたものだ。
●長瀬は、温め続けるカレー鍋の中へ、トマトを入れた。
●城島はパプリカを適当なサイズに切って、油の中へ。素揚げだ。
●長瀬はうどんにとりかかった。一度茹でてあるので、さっと湯通しし、
これを丼に入れ、カレーをかけた。
ここにしゃぶしゃぶした金華豚一切れ、枝豆の油揚げ風と素揚げのパプリカを乗せた。
●最後に城島は、出汁をとった岩ガキを6等分に切り、それぞれの丼に乗せた。
こうして0円カレーうどんが出来上がった!
ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。
城島・長瀬「いただきまーす!」
長瀬「うどんから行こうかな……うん!…うまい!」
うどん提供者「最高ですよ」
長瀬「金華豚の脂美味しい!」
金華豚提供者「これは白身といいます」
城島「枝豆揚げたやつカレーに合う」
城島「玉ねぎの甘みが効いてる」
玉ねぎ提供者「玉ねぎが美味しく化けてくれて」
トマト提供者「トマトの酸味がありますね」
城島「長瀬くんの華麗な仕事で、カレーうどんができました」
長瀬「リーダーの加齢臭がひどくなっちゃう」
城島「なんでそっちなんや」(笑)
というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
提供者のみなさん、ありがとうございました。
(2015年9月6日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)
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