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絶滅危惧種の「イシガレイ」が来た!!「ヨコハマ」の学名がある「マコガレイ」とともにDASH海岸を「カレイの王国」にしたい [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で8年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

DASH海岸はボラの子供で大にぎわい

2017年5月、城島、山口、木村さんらが横浜DASH海岸にやってきたら、そこはボラの子の大集会場だった。
無数のボラの子が所狭しと泳ぎまくっていた。城島、山口が水につかる足元にも、沖30mのところもボラの子が押し寄せピョンピョン跳ねている。
城島「うわー!なんぼおるの!?」
木村さん「渦巻いてる。水族館」
山口「これ今までで一番じゃないですか」
木村さん「一番だねえ、見たことない」
ボラは江戸前の代表格の魚で、昭和30年代までは洗いや田楽などで食べられていた。縁起の良い魚(ボラのように出世を)でもあった。しかし近年、汚れた海でも棲めるため汚染された「食べられない魚」ともされてきた。きれいな海では刺身などが絶品の魚である。
DASH海岸を作ったばかりの頃(2009年)にはボラも棲めないヘドロの海だったのを、干潟造りをしてからその年の6月に初めてボラの子が見られたのだ。
それから8年、めちゃくちゃに大量のボラの子が押し寄せてきた。
城島「この大きさだとハクですか」
木村さん「そう、ハク」
ボラは成長段階で呼び名が変わることから「出世魚」とも呼ばれ、2〜3cmが「ハク」、約15cmが「オボコ」、約25cmが「イナ」、30〜40cmが「ボラ」、40cm以上を「トド」と言う。「トドのつまり」(結局・つまるところ)の語源ともなっている。
こんなに大量発生したのは?
城島「やはり干潟ですか?」
木村さん「そう、干潟を目指してきてるんですよ。藻を食べに浅瀬にやってくる。付近に浅瀬ないですから」
山口「それほどここが良くなってきてるんだなあ」
城島「これならカレイの王様も来るんじゃないですか」
木村さん「来ると思いますよ」

絶滅危惧種「イシガレイ」発見!

それはTOKIOがずっと棲み着いて欲しいと願う「マコガレイ」のことだった。
東京湾には昔からマコガレイが多く、特に横浜で多く獲れるから「ヨコハマ」という学名がついているほど。
ところが最近では数が激減、ヒラメより高い高級魚となっている。
きれいな砂地に棲み、小魚や甲殻類など小動物が大好き。
木村さん「ちょうど今の季節(5・6月)カレイの子が浅瀬にやってくるんです」
この大量のボラを狙ってカレイの子が来ててもおかしくないと、一同は酒粕とニンニクを混ぜ合わせたエサを作り(カレイはアミノ酸の匂いが大好きだから)、海に仕掛けてカレイを待つことにした。これは江戸の頃より使われている「もろこ漁」(もろもろの小魚を獲るのが由来)とも呼ばれている。
2年前はこれを筒に入れて一晩待ったら絶滅危惧種の「ニホンウナギ」が入っていた。
エサのそばにカメラを設置して観ると、真っ先に「キビレ=キチヌ」が来た。
山口「流れが速くなった。いや流れじゃない魚のヒレだ、何だスズキか」
木村さん「大きさからするとスズキですね」
次に来たのは海岸の主「ミシシッピアカミミガメ」。ただ通り過ぎただけだった。
次はでっかい顔が写った。「カワウ」だ。海岸最強のハンターだ。
次に砂に隠れつつ移動する魚が写った。
城島「ついに来ましたよ」
学名「ヨコハマ」幻と言われる「マコガレイ」の赤ちゃんか?
その後をヤドカリが歩きその後をもう1匹のカレイが砂地を這うように進んで来た。
山口「けっこういるんだ」
城島「調べたいですね」

東京湾には12種類以上のカレイがいる。「マガレイ」「ホシガレイ」「マツカワガレイ」「ヌマガレイ」「ナメタガレイ」「マコガレイ」などだ。
そこで網で追い込んで捕まえることにした。城島と山口が深いところから波打ち際まで追い込んで捕まえたのは…
小魚に混じって跳ねたカレイ、これを水槽に入れて観察。
山口「カレイが来てくれてうれしい。東京湾にカレイが帰ってきた!」
城島「でもちょっと、特徴的な柄」
木村さん「これね、大事件です。これね、マコガレイじゃなくてイシガレイなんです」
城島・山口「えっ?」
木村さん「カレイは全般的に減ってきたんですけど、イシガレイはゼロに近いぐらい減っちゃったんです」
「マガレイ」「マコガレイ」と並ぶカレイ御三家の一角が「イシガレイ」。江戸時代からカレイと言えばイシガレイのことだったが、近年数が激減、東京湾では「幻」クラスとなっている。
木村さん「3年前、横浜市はこれが見つかったという記者発表をやったくらい」
横浜市の調査で平成25年5月に14年ぶりにイシガレイの稚魚を確認した旨の記者発表が行われている。
山口「(深海の古代サメ)ラブカとどっちが貴重ですか?」
木村さん「私的には甲乙つけがたい。東京湾の環境を扱っている人間にとっては、内湾でイシガレイが見つかる方が嬉しいでしょう」
城島・山口「そうですか」
木村さん「特徴的なのは白い点、マコガレイより若干口が大きい」

山口「これ生まれてからどれくらいですかね」
木村さん「4ヶ月くらい」
子供でも大人と変わらぬ能力で砂地に潜る。
山口「もうわかんない」
城島「潜りの天才だ」
別名「海の忍者」とも呼ばれている。
城島「砂地が大事なんですね。硬くてもダメだし泥みたいにやらかすぎてもダメだし」
木村さん「横浜は半農半漁が多かったんですが、カレイが干潟で見れると、そろそろ田植えの季節だね、ってわかって田植えを始めたんですよ」
そう言えば福島での「ふくおとこ」の田植えは5日前だった。
城島「干潟をもっときれいにしてカレイにたくさん棲んでもらい”カレイ王国“にしたい」
山口「面白いね」

以上、2017年6月18日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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