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DASH島の水路工事〜三和土の樋の土台作りに着手&投石機「ローリングストーンズ」登場! [DASH島]

DASH島で開拓に着手して4年目。
舟屋造りからトロッコ線路の敷設、水路造り、石橋造りをやり遂げたTOKIO。
その石橋の上にトロッコ線路を敷き復旧させた。次の目標は水路を舟屋まで伸ばすことだ。
TOKIOは、試行錯誤の末、三和土(たたき)で造る水路工事を再開、三和土樋をU字にし、石橋の端まで徐々に低くして水路を通すことにした。

DASH島図-2.jpg

水路用の石組土台を造る

古井戸から水路で舟屋まで水を引くのは、TOKIOにとって基幹工事だが、残り270mの最も風雨にさらされる洲の部分の水路には、風雨に強い材料である「三和土」(粘土・砂利・石灰を混ぜて作る)を使うことになった。試行錯誤の結果、三和土の巨匠・纐纈さんのアドバイスにより、新たな三和土水路(樋)の作り方が決定した。竹でU字型に枠を組み、そこに裏表2回に分けて三和土を塗っていく、という方法だ。これを150m分作る。
そしてこの水路は、波風に耐えるには、できるだけ高さは低い方が良い。石橋を目標にしてできるだけ低い水路にすることに決定し、測量して目印のブイも枕木に打ち付けた。

これが前回まで。今回は実際のU字形水路(樋)を置く土台造りだ。
城島、山口、松岡、それに三和土の巨匠、左官職人の纐纈(こうけつ)さんにも来てもらい、石組の土台を造っていく。この土台は四角だと波の影響を受け上の樋が破損する恐れがある。波の抵抗を和らげるには丸くした方がいい。これは山口が錦帯橋で学んだこと。
石を丸く組むには、長方形ではなく先の尖った石(三角形のような)がよい。それなら円形になるということで、どんどん進めた。丸く組んだら真ん中に小石を入れる。石と石の間には三和土を詰める。1段目を終えて2段目に。2段目は1段目の石とずらしてかませる。すき間には小石と三和土を詰める。このようにして30分で5段分を積んだ。石垣の目地の間に三和土を詰めていく。

こうして完成した土台は石30個、三和土20kg。「三和土の無駄使いかな」山口が言った。
そこで2つ目の土台は三和土を節約するために、石の間に小石を多く詰めることにした。
2つできたので、U字形水路を載っけてみた。ちょっと調整したらピタリと載っかった。
水を落したら、ゆるやかな傾斜に沿って流れる。大丈夫だ。
3つ目にとりかかる前に、「お隣さんの距離だよ」と松岡が言うように土台と土台の間隔があまりにも近いことがわかった。これでは土台の数を減らせない。
というわけで「つなぎの短い水路を作るか」となり、3つ目の土台へ。

「だんだん石がなくなってきた」城島が心配した。
見れば近くの浜の角張った石は使い果たしてしまったようだ。あとは丸い石ばかり。

投石機で水路の近くまで石を飛ばす

数日後、城島、松岡に長瀬が加わり、離れた浜辺へ角張った石の採取に出かけた。そこには崖崩れで落ちたと思われる角張った石がゴロゴロ。
「オレたちもこの石のようにとんがろうぜ」松岡が言った。「昔のように。今は丸くなっちゃってるから」
問題はこの石をどうやって運ぶか?水路の設置場所まで約300mもある。
松岡「地道に行きますか」
長瀬「靴ひもを結びながら」
3人は手で250m地点まで運んだ。口数も減り、感覚もなくなってきた。こうして半日、辛い重労働は続いた。しかし200個は運んだろうか。

「ここまで運んだけど、まだ坂道とかあって結構きついよね」長瀬が言った。「投げよう」
長瀬の提案は、昔の中国などの戦争で使った「投石機」を作って、坂を越えて水路近くまで飛ばそうというもの。テコの原理を利用したアレだ。
城島、松岡も同意して、流木や漂着物のヒモ、針金などで、作っていった。
舟屋造りで余った材木をテコ用に、オモリは枕木1本25kgを3本使用。
オモリの反対側にはヒモと網を取り付けた。この網に石を入れて飛ばそうというのだ。
まずは2kgの小さい石を網に入れて、投石機を試験した。
「3・2・1・GO!」長瀬がストッパーを外すと板が勢いよく上がり、遠心力で石は放物線を描いて目的地まで飛んだ。約40m飛んだ。まず1発目は成功だ。
「ほんまに目的地まで行ってるよ」城島が感心した。
「兄い(山口)来たらビックリするよ」と松岡。「何て兵器なの?これは」
「ローリングストーンズにしよう」と長瀬。

名称も決まったところで、では実際に使う石を飛ばそうということになって、推定約5kgの石でやってみたら、見事に失敗! 石の重さに絶えられず、支点で木が割れ、石は5m後方へ。
「ローリングストーンズ解散」松岡が笑わせた。
結局、最後は3人で手で運ぶことに。

後日、ローリングストーンズの改良はスタッフが行った。ADの足立君と大西君が、テコに足場丸太を使って、頑丈に組み直した。
再結成したローリングストーンズは、その威力を発揮!最強バンドの名に恥じぬ働きを示した。重い石でもなんのその、飛ばしに飛ばした。こうして飛ばした石は約200個。
しかし、造る土台はあと97個。気が遠くなる作業である。


以上、2016年7月10日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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