SSブログ

DASH海岸に砂入れして「カケアガリ」を9カ所造ったら、スズキ、ガンギがやって来た&城ヶ島でガンギを味わう [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

今年の2月、城島と山口は、DASH海岸の「砂入れ」にとりかかった。失われた砂は人の手で補わないと帰って来ない。ヘドロだらけだった海に砂入れしたところ、アサリ、チチブ(魚)、ノコギリガザミ(蟹)、ウナギなどが集まってきた。
それで今年もクレーン台船を海岸に引っ張ってきて砂入れしようというわけなのだ。クレーン歴9年の城島が操作し、ダイバー歴6年の山口が水に潜って砂入れ地点を指示する。近くにはダイバー歴35年の木村さんやスタッフもお手伝い。
こうして2tの砂を入れて「カケアガリ」が9カ所造った。
「カケアガリ」は砂で造られた畝(うね)のようなもので、海流によってプランクトンがカケアガリにぶつかり集積、そこへ様々な生き物が集まってくるという海にとって大事な環境だという。
TOKIOが狙うのは、学名でYokohamae=マコガレイにやってきてもらいたい。肉厚で甘みが強い高級魚で、市場では10000円の根が着くこともある。エビやカニが好物でカケアガリに住み着くことを期待している。

カケアガリに早速いろいろな生き物が集まった

カケアガリ設置後、まずやってきたのはユビナガスジエビ。摂餌行為をしていることからプランクトンが定着していることがわかった。
さらに、スズキも来た。
もっと観察すると変な動きの生物がいたので、城島が掬ってみると、それはメリベウミウシというウミウシの仲間だった。ウミウシは貝の仲間で、海底を自由に動きたいと貝殻をなくしてそぞろ歩いている生物だが、メリベウミウシはもっと自由に動きたいと海中を泳ぐことができる。水槽に入れたら同じ水槽にいたエビを食虫植物のような、がまぐちのような、カネゴンの口(木村さんいわく)のような袋で捕らえてしまった。
メリベウミウシを海に戻すと、その付近の砂地に何か刺さっているものが。あげてみるとクワガタみたいな形。ガンギという魚の卵の殻だと木村さんは教えてくれた。
ガンギは、見た目がグロテスクなのであまり市場には出回らないが、本当は非常に美味しい魚だとは木村さんの言葉。


城島が城ヶ島でガンギを味わう

そこで、城島と木村さんは、城ヶ島に来て、ガンギ捕りの名人・石橋さんの船に乗船。刺し網漁で、付近の海に多いカケアガリでガンギを獲ろうというわけだ。待つこと3時間、刺し網をウインチで引き上げる。するとゴミのような海藻のようなものがかかっていた。おびただしい数の触手が動いている。これはヒトデの仲間で「テヅルモヅル」だと木村さん。それを聞き城島は「ドグラマグラ(夢野久作の小説)みたいな」と言って周囲を笑わせた。
次にかかっていたのは、さかな君の帽子でおなじみの「ハコフグ」。ウロコが骨となり体を箱のように覆っているので“箱”は器代わりにするなど利用価値が高い。毒があるのは皮だけだ。
次に来たのは「トラザメ」。体がトラの柄のため名付けられた。名前に似合わず大人しいサメである。
次にかかっていたのは大物だ。全長80cm、重さ5kg。
「本命です」と石橋さん。
「これがガンギエイです」と木村さん。
「えっ!?エイなんですか!?あの卵で?」
エイの仲間は卵を産まない。
「エイはサメから進化していったんですが、このガンギはサメとエイの中間」

というわけで、港に戻り、城ヶ島のさんご荘の女将・青木さんにガンギ料理を教えてもらい、食べることに。
尻尾にトゲがあるので、尻尾は落とす。身は筋肉質で締まっている。
45歳独身の城島は、趣味は料理で魚をさばくのが得意。ガンギをさばいて刺身にしたものを「マリネ」にした。
次は大きな切り身に小麦粉をまぶして「ムニエル」に。バターで炒めるといい匂いがしてきた。
もう一品は珍味中の珍味=ほっぺたの肉を使って「フリット(洋風天ぷら)」に。ほほ肉を塩コショウし、卵・片栗粉・水を加えた衣をつけて揚げる。パセリを乗せて出来上がり。
「ムニエル」が焼けたら上から油をかけて皮をパリッとさせる。皿に盛ってオニオンソースをかけて出来上がり。

「城ヶ島で城島がフレンチを食べる」と言ったのを合図に試食開始。
「いただきます」
まず「ガンギのマリネ」から。
城島「オシャレな味。会話が弾むような」
「ほっぺたのフリット」はトマトソースをつけて。
城島「うんっ!美味しい!うわっ!」と仰天。
城島「もう1個ほしい!衣はサクっとして中はとろっ、あっという間にシュッて消えてなくなった。白子のようで白身魚の食感がある」
石橋さん「これは、うちの子どもたち、喜んで食べちゃいますね」
メインは「ガンギのムニエル」
城島「むちゃくちゃ美味しい!身がすごく美味しい。しっかりしててコクがある」
木村さん「歯ごたえがいい、ちょうどいい」
石橋さん「バターの香りが乗っかってちょうどいい」
城島「洋風のソースに合うんですね」
城島「木村さん、支払いは僕、カードでやっておきますから」(笑)

これが「カケアガリ」の恵みなのだ。

以上、2016年5月1日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


fragile(通常盤)[初回仕様]/TOKIO[CD]【返品種別A】

fragile(通常盤)[初回仕様]/TOKIO[CD]【返品種別A】
価格:1,080円(税込、送料別)




nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。