茨城県日立市の捨てちゃう食材で「蒲焼き丼」をつくる〜5月10日のザ!鉄腕!DASH!から [0円食堂]
捨てちゃう食材だけど良い食材をゲット
中部〜関西〜中国〜四国〜九州〜沖縄と西日本を一巡した0円食堂のキッチンカー。
その後、東京・八王子→富山・氷見→石川県志賀町富来→千葉県九十九里浜山武を巡り、茨城県日立市にやってきた。
太平洋に面した道の駅「日立おさかなセンター」にキッチンカーを停めて入ったのは、
城島と長瀬。
ここには文字通り4つの鮮魚店が入っていて、ヤリイカをはじめとする地魚がたくさん。
また、生産量日本一を誇る名物「納豆」や旬のたけのこなど春野菜もいっぱい並んでいる。
0円のヒント探しにまず魚介売り場へ。
目が光るところから名付けられた「メヒカリ」という深海魚があり、唐揚げは絶品だとか。
「魚介系はいっぱいある」と長瀬。
「すごいわ。漁港行った方がええ」と城島。
漁港へ行けば、商品にならない雑魚が期待できる。
野菜売り場には、若い農家の夫婦の写真が。ここをチェックする長瀬。
さらに進むとそばが並んでいた。
道の駅から車で40分の常陸太田市は江戸時代から続くそば処だという。
在来種から良質な種を選び育成した「常陸秋そば」は最高峰のそば粉とも言われている。
そこで城島は「天ざるとかどお?」と長瀬へ提案。
「シンプルだけど、いいね」と長瀬が応じたことから、
今回のメニューは「天ざるそば」に決まった。
ここからは二手に分かれ、捨てちゃう食材探しへ。
●長瀬は山へ向かった。
若夫婦の農場に来たつもりだったが、農家にはひとりのおばあさんがほうれん草を選別中だった。
長瀬はそこで、捨てちゃう、ハンパもののほうれん草をゲット。
そうこうしているとおばあさんの息子さんが登場。
聞けば道の駅の若夫婦はこの人の息子さん夫婦だとか。
しばらくしてその息子さんも登場。奥さんは水戸駅前のデパートに勤務しているという。
一行はねぎのハウスへ行った。道の駅で売っていた「ねぎでええやん」のハウスだった。
しかし長瀬は心配。こういうきれいなハウスだと捨てちゃう部分が少ないものだ。
だが、ここでは出荷する際、外側の硬い部分は捨ててしまうという。
というわけで「ねぎでええやん」の捨てちゃう部分をゲット。
さらに花が咲いてしまった白菜があった。
こういう状態になると甘くないので捨ててしまうという。
「でも食べられるよ。菜の花と同じだから」
というわけで、これもゲット。
●城島はそばの生産者の元へ…
行ったのだが、そばの看板は倒れ、何だか荒れ果てた様子。
呼びかけたが、誰も出てこなかった。
沿道のそば屋さんに寄って、そばのきれはしがないか訊ねたが、朝のうちに処分したという。
すると沿道の看板で見たうどん屋さんの車を発見。城島が走って追いかけて行くと当のお店へ。
奥さんが降りてきて、トントン拍子に奥の手打ち所へ案内された。
聞くと、手打ちうどんの切れ端が出るという。喜ぶ城島。
しかし、それはお客さんに無料で提供されていることがわかり、OUT.。
●長瀬は次にサンマのみりん干しの加工場へ。
サンマのみりん干しを作る工程で、ハンパものやキズものが出る。
しかし、それらはお手頃価格で販売されているという。
がっかりした長瀬だったが、横から、ノルウェー産のサバのハンパものなら
完全に処分するという声がかかった。干物にしても身が締まらないものだそうだ。
むろん食べられるのだが、食感が悪いだけ。
こうして、身がやわらかすぎる捨てられちゃうサバの干物をゲット。
●城島は名産シラス干しの加工場へ。
ここでエビ、タコ、イカなどが混ざったシラスは廃棄してしまうという。
というわけで捨てちゃうシラス干しをゲット。
●城島はさらに納豆の加工場へ。
ここでは加工前に生大豆を洗浄した際に周囲の機械に落ちた大豆があった。
これは捨てちゃうというので、生大豆をゲット。
サンマの蒲焼き丼
こうして茨城県日立市周辺で捨てちゃう0円食材を集めたが、肝心のそばの入手に失敗してしまった。
したがって、長瀬の発案で「サンマの蒲焼き丼」にメニューを変更して作ることになった。
●長瀬は干物にする際骨を抜いてあるサバに小麦粉をまぶし、油の中へ。
これを軽く揚げることで身のくずれを防ぐ。
「外パリ中フワな感じに」
●長瀬は次に、醤油、みりん、酒、砂糖を鍋に入れ15分煮詰める。
これはタレづくり。
●城島はシラス干しからイカ、タコなどを取り除きお湯の中へ。
塩分を抜くためだ。
茹でたシラスに小麦粉を混ぜ合わせ、蒸し器にクッキングシートを敷き、その上に乗せる。
●長瀬はタレができたら、骨なしのサバにタレを塗った。
これを網で焼きながら、さらにタレを塗る。
●もう一皿はほうれん草を茹でたもの。
●城島は大豆をフライパンに乗せた。
水分が抜けるまで弱火で焙煎したら、乾物用のミキサーで粉末状にする。
これをみりん、みそで味付けし、ほうれん草の上にかける。
●最後の品は、シラスから取り除いたイカ、タコ、エビと白菜の花のかき揚げだ。
小麦粉に上記を混ぜて油で揚げる。
●蒸し上がったシラスはご飯に見立て、丼に盛る。
この上にサバの蒲焼きを乗せ、かき揚げ天を添え、薬味の「ねぎでええやん」を加えれば、
0円サバの蒲焼き丼 天ぷらのせの完成だ!
ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。
「シラスがなければ丼ができなかったです」と城島。
「シラスがお米っぽい!」
長瀬「うまい!」
城島「むっちゃ、シラス進む」
サバの蒲焼きは、
城島「おっ!むっちゃうまいやん、これ!」
サバの提供者は「感動しました。こんなにおいしくなるとは思いませんでした」
白菜の花の天ぷらは、
長瀬「うめえぞ!」
城島「白菜の花ってくせないね」
シラス提供者は「捨てる食材でこんなものができるなんて」と絶賛。
ほうれんそうの大豆和えは、
長瀬「うまい!ほっとする味だね」
サバ提供者「田舎に帰った時出てくるような味」
というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
(5月10日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!3時間スペシャル」より)
中部〜関西〜中国〜四国〜九州〜沖縄と西日本を一巡した0円食堂のキッチンカー。
その後、東京・八王子→富山・氷見→石川県志賀町富来→千葉県九十九里浜山武を巡り、茨城県日立市にやってきた。
太平洋に面した道の駅「日立おさかなセンター」にキッチンカーを停めて入ったのは、
城島と長瀬。
ここには文字通り4つの鮮魚店が入っていて、ヤリイカをはじめとする地魚がたくさん。
また、生産量日本一を誇る名物「納豆」や旬のたけのこなど春野菜もいっぱい並んでいる。
0円のヒント探しにまず魚介売り場へ。
目が光るところから名付けられた「メヒカリ」という深海魚があり、唐揚げは絶品だとか。
「魚介系はいっぱいある」と長瀬。
「すごいわ。漁港行った方がええ」と城島。
漁港へ行けば、商品にならない雑魚が期待できる。
野菜売り場には、若い農家の夫婦の写真が。ここをチェックする長瀬。
さらに進むとそばが並んでいた。
道の駅から車で40分の常陸太田市は江戸時代から続くそば処だという。
在来種から良質な種を選び育成した「常陸秋そば」は最高峰のそば粉とも言われている。
そこで城島は「天ざるとかどお?」と長瀬へ提案。
「シンプルだけど、いいね」と長瀬が応じたことから、
今回のメニューは「天ざるそば」に決まった。
ここからは二手に分かれ、捨てちゃう食材探しへ。
●長瀬は山へ向かった。
若夫婦の農場に来たつもりだったが、農家にはひとりのおばあさんがほうれん草を選別中だった。
長瀬はそこで、捨てちゃう、ハンパもののほうれん草をゲット。
そうこうしているとおばあさんの息子さんが登場。
聞けば道の駅の若夫婦はこの人の息子さん夫婦だとか。
しばらくしてその息子さんも登場。奥さんは水戸駅前のデパートに勤務しているという。
一行はねぎのハウスへ行った。道の駅で売っていた「ねぎでええやん」のハウスだった。
しかし長瀬は心配。こういうきれいなハウスだと捨てちゃう部分が少ないものだ。
だが、ここでは出荷する際、外側の硬い部分は捨ててしまうという。
というわけで「ねぎでええやん」の捨てちゃう部分をゲット。
さらに花が咲いてしまった白菜があった。
こういう状態になると甘くないので捨ててしまうという。
「でも食べられるよ。菜の花と同じだから」
というわけで、これもゲット。
●城島はそばの生産者の元へ…
行ったのだが、そばの看板は倒れ、何だか荒れ果てた様子。
呼びかけたが、誰も出てこなかった。
沿道のそば屋さんに寄って、そばのきれはしがないか訊ねたが、朝のうちに処分したという。
すると沿道の看板で見たうどん屋さんの車を発見。城島が走って追いかけて行くと当のお店へ。
奥さんが降りてきて、トントン拍子に奥の手打ち所へ案内された。
聞くと、手打ちうどんの切れ端が出るという。喜ぶ城島。
しかし、それはお客さんに無料で提供されていることがわかり、OUT.。
●長瀬は次にサンマのみりん干しの加工場へ。
サンマのみりん干しを作る工程で、ハンパものやキズものが出る。
しかし、それらはお手頃価格で販売されているという。
がっかりした長瀬だったが、横から、ノルウェー産のサバのハンパものなら
完全に処分するという声がかかった。干物にしても身が締まらないものだそうだ。
むろん食べられるのだが、食感が悪いだけ。
こうして、身がやわらかすぎる捨てられちゃうサバの干物をゲット。
●城島は名産シラス干しの加工場へ。
ここでエビ、タコ、イカなどが混ざったシラスは廃棄してしまうという。
というわけで捨てちゃうシラス干しをゲット。
●城島はさらに納豆の加工場へ。
ここでは加工前に生大豆を洗浄した際に周囲の機械に落ちた大豆があった。
これは捨てちゃうというので、生大豆をゲット。
サンマの蒲焼き丼
こうして茨城県日立市周辺で捨てちゃう0円食材を集めたが、肝心のそばの入手に失敗してしまった。
したがって、長瀬の発案で「サンマの蒲焼き丼」にメニューを変更して作ることになった。
●長瀬は干物にする際骨を抜いてあるサバに小麦粉をまぶし、油の中へ。
これを軽く揚げることで身のくずれを防ぐ。
「外パリ中フワな感じに」
●長瀬は次に、醤油、みりん、酒、砂糖を鍋に入れ15分煮詰める。
これはタレづくり。
●城島はシラス干しからイカ、タコなどを取り除きお湯の中へ。
塩分を抜くためだ。
茹でたシラスに小麦粉を混ぜ合わせ、蒸し器にクッキングシートを敷き、その上に乗せる。
●長瀬はタレができたら、骨なしのサバにタレを塗った。
これを網で焼きながら、さらにタレを塗る。
●もう一皿はほうれん草を茹でたもの。
●城島は大豆をフライパンに乗せた。
水分が抜けるまで弱火で焙煎したら、乾物用のミキサーで粉末状にする。
これをみりん、みそで味付けし、ほうれん草の上にかける。
●最後の品は、シラスから取り除いたイカ、タコ、エビと白菜の花のかき揚げだ。
小麦粉に上記を混ぜて油で揚げる。
●蒸し上がったシラスはご飯に見立て、丼に盛る。
この上にサバの蒲焼きを乗せ、かき揚げ天を添え、薬味の「ねぎでええやん」を加えれば、
0円サバの蒲焼き丼 天ぷらのせの完成だ!
ここへ食材を提供してくれた皆さん方を招いて、試食パーティー。
「シラスがなければ丼ができなかったです」と城島。
「シラスがお米っぽい!」
長瀬「うまい!」
城島「むっちゃ、シラス進む」
サバの蒲焼きは、
城島「おっ!むっちゃうまいやん、これ!」
サバの提供者は「感動しました。こんなにおいしくなるとは思いませんでした」
白菜の花の天ぷらは、
長瀬「うめえぞ!」
城島「白菜の花ってくせないね」
シラス提供者は「捨てる食材でこんなものができるなんて」と絶賛。
ほうれんそうの大豆和えは、
長瀬「うまい!ほっとする味だね」
サバ提供者「田舎に帰った時出てくるような味」
というわけで、今回も0円食堂大成功でした!
(5月10日・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!3時間スペシャル」より)
コメント 0