世界一のラーメンは作れるか（２）「麺」ラーメン店調査後、長瀬は北海道の小麦畑に出かけた

各地の美味しい物全部集めて「世界一のラーメン」を

2014年4月、TOKIOは、「世界一のラーメンを作ろう！！」と、立ち上がりました。

「DASHで色んな所へ行って来たから、各地の美味しい物を全部集めて作ろう」と、
TOKIOの特長を出すラーメンを作ろうということになりました。

長瀬の東京のうまいラーメン店訪問

長瀬は、これまた東京屈指のラーメン激戦地・中野へ。
野方にある味噌ラーメン店『じゃぐら』です。
【この店のうまさの秘密】
①ひと晩煮込んだ濃厚ドロドロ豚骨スープ
②白みそに数種類の味噌をあわせた特製味噌ダレ
③濃厚スープにあわせる特製中太麺
【教訓】
「ラーメンは麺が主役！」ということ。

長瀬は次に府中の超人気店『かなで』へ。
ここの看板メニューは「紅ラーメン」。
【この店のうまさの秘密】
①たっぷりの豚バラ肉ともやし
②あわせ味噌と辛みそのバランス
③スープによく絡む、7種類の太さの自家製乱切り麺
【教訓】
「麺は、太さ・弾力が大事！」ということ。

ラーメンの主役は麺だと悟った長瀬は、
浅草にある製麺所『開化楼』を訪ねました。
昭和25年創業の老舗です。
ここで使用する麺の材料は何か？
それは、世界トップクラスの最高級国産小麦「春よ恋」だったのです。
「春よ恋」は、国産小麦では最高のコシを生み出す麺に最適の小麦なのです。
かん水を加えると、粘土のような粘りが出ます。
そこで長瀬はスープなしで麺を試食することに。
「うわ！コシがすごいし、ツルツルしてるぞ！」
「小麦の香りがすごく良い！」

以上の結果、麺の素材は「春よ恋」に

長瀬の中では決まりました。世界一のラーメンの主役となる麺を作る材料の小麦は、
「春よ恋」！

長瀬はこれの産地を『開化楼』の主人に聞くと、
北海道小清水町だとの答え。早速訪ねることになりました。

現地へ赴き、生産者に話を聞くと、
「育てるのは難しいですよ」

通常の小麦は、秋に種をまき、夏に収穫するのですが、
「春よ恋」は、春に種をまき、秋に収穫する。
これでは成育期間のほとんどが雨期になってしまう。

小麦の天敵は、雨。

水がたまるとすぐにカビが出てしまう。
だから！梅雨がなく、水はけのよい土壌の、北海道の限られた地域でしか、
育てることができないのだ！

こんな難しい小麦を、果たしてTOKIOは育てることができるのか？

以下、「世界一のラーメンは作れるか」（３）へ続く。

【参考資料＝ザ！鉄腕！DASH！公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/

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