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新宿の屋上に最強のポリネーター(送粉者)ミツバチを呼ぼう!  [新宿DASH]

新宿に自然を取り戻す企画

TOKIOの新企画は、新宿に生き物と共生するエリアを作るという「新宿DASH」。
昔の新宿は山も川もある、豊かな自然に恵まれていた。それを利用した畑や田んぼ、雑木林などが多く広がる土地だった。
江戸時代には、白キツネ、サル、タヌキ、キツネ、カッパ(市ヶ谷の伝承=カワウソ)、シカなど多くの動物が生息していたという。落合ほたる=ホタルもいたようだ。
しかし、明治以降の近代化や戦後の急速な都市開発によって、自然が激減してしまったこの新宿を、人間と生き物が共に暮らせる未来の街をつくろう!というプロジェクトが始動した。

屋上にエノコログサがボウボウ〜それを狙ってバッタも来た

8月。21日連続の雨という観測史上の新記録に、農作物への被害に見舞われた関東地方であったが、新宿DASHの屋上の畑は事情が少し違っていた。
城島「葉っぱも丈夫そう」
川上さん「長雨で逆によく育ってる」
ここは新宿区荒木町の元大名屋敷の池の土を畑に使っているため、江戸時代の植物の種が発芽しているのを発見。「ヘクソカズラ」という植物の他に「エノコログサ」(イネ科)が伸びていた。
山口「やっぱさ、古い植物って強いね。甘やかされずに育ってる」
エノコログサは荒地でも水辺でもへっちゃらな強い植物だ。
城島「猫じゃらしだよね」
川上さん「昔の新宿にはよく生えてたんですが、今じゃまとまって生えてる所が減りました」

山口「エノコログサが食べられてる」
そこで山口は草むらをかき分けて1匹の虫を発見して、逃げるのを捕まえた。ショウリョウバッタだった。
川上さん「ショウリョウバッタは草原性の昆虫ですからエノコログサに惹かれて来たと思います」
城島「あ、いたいた。もう1匹」
川上さん「外から立派な羽で飛んで来たと思います」
山口「安全なところを探したんだろうね」
城島「居心地がいいんや」
確かに、この新宿DASHの拠点はエノコログサがもう何本も生えて、草むらになっている。
山口「ここに住んでもらおう」と捕まえたバッタを放した。
城島「増えてくれたらうれしい」

ベース基地に巣を作った。さあミツバチは来てくれるのか

ベース基地の屋上にミツバチを呼びたいと巣箱を作ったTOKIO。ミツバチは最強のポリネーター(花粉運び屋)で、屋上の作物に実を生らせてくれるからだ。
1万匹の群れがいるのは、ここから3kmの新宿御苑。ニホンミツバチは御苑の赤松の幹の空洞に巣穴を作っていた。この巣で新女王蜂が育つと、旧女王蜂は棲処を後に仲間を引き連れ飛び立つ習性があるという(分ぽう=巣分かれ)。ミツバチは分ぽうの前に偵察隊を送って、どこが良いか探す。この新宿の拠点に果たして来てくれるか?と待っていたら、

国分「あっ、飛んでる。ニホンミツバチでしょ」
この日は国分と川上さんが屋上にやってきた。見ればニホンミツバチを数匹屋上で発見。
川上さん「触角を動かしているから偵察バチの可能性が高いですね」
しかしなかなか巣箱の中には入ってくれない。そこで、TOKIOに養蜂を教えてくれた、福島の三瓶専次郎さんからもらったミツバチの巣と日本酒を混ぜた液体を巣の入り口に塗った。この効果は覿面(てきめん)で、早速偵察バチが入口に来て巣箱の中に入っていった。15分後に出てきて、しばらくして飛び立って行った。
国分「これで、この場所いいよと伝えたら決まる可能性ありますよね」
その1時間後、ミツバチが1匹、2匹とやって来て合計8匹が巣箱に偵察にやってきてくれた。
国分「これはひょっとするとひょっとしますね」

翌日、国分、川上さんに、今度は城島も加わって、屋上を観察に来た。
すると、ニホンミツバチが1匹巣箱の壁に張り付いたのを見た。危険がないか再偵察に来たものと思われる。しかし、壁から入口になかなか降りてこないのは、どうしてか?
一同が入口を見ると、
城島「あれっ、なんかいる!何これ?」
何か小動物が入口から頭を出していた。
国分「爬虫類系じゃない?爬虫類がいたの(ミツバチが)わかったんじゃないかな」
川上さん「爬虫類はミツバチをエサにすることもありますから」
国分「うわ〜!やられた!」
城島「ちっちゃいヘビ?」
国分は巣箱の屋根を取り除いた。すると、そこに現れたのは──
城島「ヤモリ!」
国分「新宿にヤモリ!?」
川上さんによれば、地面にいたヤモリが蛾などを追って建物の壁面を登りやってきたのではないかと言う。ちょうどミツバチをおびき寄せるうまそうな匂いの液を塗ったところなので、それに惹かれて蛾が来て、それを追っかけてヤモリが来たと、こういうわけではないかと言うのだ。
国分「ヤモリも愛する物件だったんだね。僕らが作った物件は」
城島「しかしいいことあるかも」ヤモリは昔から家の守り神として大事にされてきた。
国分「ミツバチとヤモリが共存できるといい」

そこで、国分と城島は木で「ヤモリハウス」を作って、屋上の巣箱から離れた場所に置いて、ヤモリをそこに入れた。
あとはミツバチハウスにハチが来てくれるかどうかだ?

しかし、2日経っても3日経ってもミツバチは来なかった。
国分が新宿御苑のミツバチの巣穴を調べたら、数が少なくなっており、これは引っ越してしまったあとらしいことがわかった。
その後新宿区役所の職員から、高田馬場の東にある水稲荷神社と甘泉園公園の緑地にミツバチがいるとの情報が寄せられ、行ってみると果たしてミツバチたちはいた。樹木の小さな穴に出入りするミツバチたちを発見することができた。ここは日陰で緑が多いし、何より水がある。ミツバチにとって絶好の条件を備えた場所なのだ。
国分「ベース基地ももっともっと棲みやすくしていくべきだね」
城島「まだまだやることあるわ」

次にTOKIOがとりかかったのは、水辺作りだった。さあ、ミツバチは来てくれるのか?


(2017年9月3日放送「ザ!鉄腕!DASH!」より)
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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