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東京湾の深海・東京海底谷で超希少種のサメを捕獲!!生きている化石、4億年前からの生き残り「ラブカ」 [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

DASH海岸の生物を四つ手網で調査

2017年4月、山口、木村さんとで横浜DASH海岸の生物調査を行った。
無数のボラの稚魚、それを捕まえるアカクラゲ(毒を持っている)、さらにスズキ(60cm)が姿を現した。
網をすぼめていくと、絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚(5cm=シラスウナギ)も見つかった。
木村さん「今年も来ましたか」
山口「これが来たってことはいい環境になってきたってことだね。小魚を始め色々な魚が増えて」
木村さん「春は色々な魚が姿を見せるけど、深海も色々な魚が多い時期なんですよ」

東京海底谷へ乗り出す

東京湾の入口付近にある、最新750m東京海底谷の調査をしたのは、今まで冬だった。
そこにいたのは、タカアシガニ、古代サメ・ギンザメ、深海の悪魔・ゴブリンシャークなど。
春はさらに多くの生物がいるとの、木村さんの言葉に従って、城島も合流しての春の東京海底国調査に乗り出した。
乗せてもらったのは、千葉金谷の深海漁師・手嶌さんの船。ポイントは380mの深海上だ。
500mまで大丈夫な深海カメラで様子を調べることに。スルメイカを付けたカメラを深海に沈める。カメラは録画式なので引き上げるまで何が写っているかわからない。
1時間後カメラを引き上げてみると、スルメイカはぼろぼろだった。今までの甲殻類の食べ方と明らかに違う。一同、食い入るようにカメラの画面を見つめた。
シロムツ、アズマハナダイ、アミウツボ(普通浅いところにいる)、ウツボも食べちゃうサメ類も来た。フトツノザメだ。その次に来たのはフジクジラというサメ。スルメイカをむさぼり食べている。貪欲なサメで、タカアシガニも食べる。今回タカアシガニが映らなかったのはフジクジラを恐れてさらに深い所に逃げたからではないか。
城島「深海の生態系も変わりつつある」

漁船の網を引き上げると、かかっていたのは…

3日前に手嶌さんが仕掛けた網をウインチで回しながら引き上げる。すると最初に赤い魚が。
手嶌さん「ミナミキンメ」(正式名:ナンヨウキンメ=キンメダイの仲間)
次に来たのはグソクムシ。
山口「うわー!初めて見た!スゴい人気ですよね」水族館の人気者だ。
次に1mくらいの大きなサメが。ヘラツノザメだ。フライにすると旨いとのことだが、背中に毒針を持っているから要注意。
次に来たのは、何やら気持ち悪い物体。
山口も城島も「何だこれ!?」と興奮気味。
木村さん「超珍しい!とんでもないですよ」
その名は「ラブカ」
木村さん「研究者もぶっ飛びますよ」
城島「何の仲間ですか?」
木村さん「魚類の中で一番古いと言われているサメ」
「ラブカ」というのは、幻の古代ザメで、恐竜やシーラカンスより古い4億年前(デボン紀)からの生き残りの生物だという。生きた状態で上がることはほとんどなく、生態はいまだに謎多きサメだ。2004年にアメリカの無人探査機が海底で泳ぐラブカの姿を捉えた映像は世界中のサメ学者たちを驚かせた。死んだ状態でも貴重でロンドン博物館に所蔵されている。古来より伝説の怪獣・シーサーペントともいわれている他、あの映画『シン・ゴジラ』でのゴジラ第2形態のモデルにもなった。
貴重な種であるため、山口たちはラブカを海に戻した。ゆっくりと深海へと潜っていく。
手嶌さん「泳ぎ方はゆったりとゆったりと泳ぐね」
山口「もう見られないと思う。今後の人生で」
城島「逢えてよかった。ところで今年サメ多くないですか?」
木村さん「それだけ今年は深海に魚がたくさんいるからです」

その後もイガグリガニ(トゲトゲ)、オオエンコウガニ(10年に1匹の希少種)がかかるなど、成果がいっぱいの東京海底谷であった。

以上、2017年5月14日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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