東京「練馬大根」〜都会の真ん中で長さ1mの巨大大根が栽培されている! [出張DASH村]
「大根足」は誉め言葉だった!
練馬大根
DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、東京は池袋の6km西「としまえん」のすぐ近く。出張DASH村らしからぬ都会の住宅街にやってきたのは、城島と松岡。「こんな都会に畑はあるのかな?」と訝る二人だが、昔練馬は大農産地の畑だらけの土地だった。特に「練馬大根」は有名で、二人は代々続く練馬大根農家の渡戸(6代目)さんをお手伝いにうかがったのだ。
渡戸(わたど)さんは農業従事して60年、江戸時代から続く練馬大根の畑を守り続けている。
畑の大根は地上に出ている部分がすごく長い。
城島が抜こうとしたが、まるでビクともしない。松岡が力を込めてやっと抜けた。
「うわっ長い!」と城島が言うのに対して松岡は「それと重い」と笑った。
「1本抜くのに5本抜くくらいの力が必要」と渡戸さん。
一般的な大根(35cm)に対して今抜いた練馬大根は70cmと倍の大きさ。
しかも泥を落とすと肌がきれいだ。
「こんな大根足だったら最高じゃない?」と松岡は「桐谷美鈴」の名前を出した。
細く色白な練馬大根から、江戸時代「大根足」は誉め言葉だったという。
切ってみると、真っ白できれいだ。輪切りにしたのを食べると、
城島「みずみずしい!」
松岡「甘くフルーツ」「でも辛味が…後から出てきた」
これを大根おろし(鬼おろしという荒い目のおろし=食感が残る)で食べてみる。
「うわっ!辛!」と二人ともよろけた。
「でも美味しい」
「これが本来の大根の味です」と渡戸さん。
辛味はイソチオシアネートという成分で、ワサビやからしに含まれる辛味成分と同じ。
そのまま食べると辛味はあまり感じないが、おろすと、繊維に閉じ込められた辛味成分が出てくるため激辛になる。ちなみに青首大根は品種改良で辛味は少ない。
これを鰹節・醤油をかけて、お餅と一緒に食べると、
城島「美味しい」
松岡「辛い!ワサビ餅みたい」
城島「お口の中が春一番や〜」と叫ぶ。「いかん、住宅地だった」(笑)
松岡「これからコイツとやっていけるのかなあ」(笑)
この長くて大きい練馬大根の秘密は土壌にあった。
城島が土に触り「ふかふかだわ」と言ったように、練馬は柔らかい腐葉土が多い土地。
「だから真っ直ぐ育つんですね」城島が納得した。
しかし、長く伸びた大根を抜くのは一苦労。渡戸さんは棒を使って周りの土を緩ませてから抜いているとのこと。
腕力自慢の松岡は棒なしでひょいひょいと抜いていたが、何本目かにどうしても抜けない大根に当たった。
「これデカイ!抜けねー!」と松岡もギブアップ。
そんな時は渡戸さんの棒で脇を差して周りの土を緩めて、力を込めてエイヤッと、やっと抜けた。抜いてみたら1mはある大物だった。
収穫した練馬大根は地元の即売所などで1本200円で売られている。
渡戸さんの練馬大根は主に沢庵漬けとなる。一角には沢庵用のハウスがあり、たくさんの大根が吊るされていて、その光景に驚く二人だった。2週間ほど干したら地元の漬物店へ納め、1ヶ月ほどで沢庵漬に。この店では1本500〜600円で売られている。
とはいえ、新鮮な大根の地元ならではの料理法がいろいろあるという!
練馬大根を使った地元ならではの食べ方
教えてくれるのは吉野さん。
【みぞれ鍋】(城島担当)
①大根を1cmくらいの輪切りにし、さらに半月に切る
②これを鰹と昆布の合わせ出汁の鍋の中に入れる
③醤油・塩・酒・生姜で味付けする
④弱火で10分煮る
⑤鬼おろしで大根をおろす(水分が出にくく風味が残る)
⑥鍋に豚ばら肉・椎茸・ニンジンを入れ、たっぷりのおろし大根を入れる
⑦ひと煮立ちしたら出来上がり!
【大根の餃子】(松岡担当)
①大根を薄くスライスする(これを餃子の皮にする)
②これに塩をふる(水分が飛び柔らかくなる)
③大根を5mmの賽の目に切る(具材)
④これに、豚ひき肉・生姜・ニンニク・ニラを刻んだものを入れてよく混ぜる
⑤この具を①で巻く(柏餅のように)
⑥これを油を敷いたフライパンで焼く(最初は強火であとは弱火で)
⑦焦げ目がつき、焼きあがったら5分ほど蒸し焼きにする
⑧5分経ったらお皿に盛り、出来上がり!
【練馬大根の菜めし】(城島)
①みじん切りにした大根の葉をごま油で炒める
②味付けは塩のみ(強めに塩をふる)
③炊きたてのご飯に軽く炒った桜エビとゴマを加え混ぜる
④これに炒った大根葉を混ぜる
⑤これをおにぎりにしたら出来上がり!
以上で全部出来上がりました。さあ、実食です。
まずは「大根餃子」から。
醤油だけで食べる。
松岡「う〜んっ!めちゃくちゃ旨い!」
城島「シャキシャキのサクサクの食感がいい」
松岡「普通の餃子よりこっちの方が好きかも」
次に城島特製の「菜めし」。
渡戸さん「上手く握ってますね。色がいい」
吉野さん「コマーシャルに出てきそうな」
城島「う〜ん!ごま油で炒めた風味がいい!」
松岡「大根の葉って合うね!」
「練馬大根のみぞれ鍋」
肉で大根おろしを巻いて食べる
吉野さん「大根も鬼おろしなので、けっこう存在感があります」
松岡「ぜいたくだね。うんっ美味しい!」
城島「豚肉が合いますね」
渡戸さん「全然辛くないでしょ」
城島「東京野菜、江戸の野菜はすごいなと思って、最後何言うか、え〜ど、え〜どって悩むくらいですね」
渡戸さん「練馬大根も喜んでますよ」
城島(皿を持って)「さらっといきましたけど」
松岡「(ダジャレなら)大根でやれよ」(笑)
ということで、今回も楽しい出張DASH村となりました。
以上、2015年1月10日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/
練馬大根
DASH村の経験を生かしてニッポンの農家をお手伝いする「出張DASH村」の今回の訪問先は、東京は池袋の6km西「としまえん」のすぐ近く。出張DASH村らしからぬ都会の住宅街にやってきたのは、城島と松岡。「こんな都会に畑はあるのかな?」と訝る二人だが、昔練馬は大農産地の畑だらけの土地だった。特に「練馬大根」は有名で、二人は代々続く練馬大根農家の渡戸(6代目)さんをお手伝いにうかがったのだ。
渡戸(わたど)さんは農業従事して60年、江戸時代から続く練馬大根の畑を守り続けている。
畑の大根は地上に出ている部分がすごく長い。
城島が抜こうとしたが、まるでビクともしない。松岡が力を込めてやっと抜けた。
「うわっ長い!」と城島が言うのに対して松岡は「それと重い」と笑った。
「1本抜くのに5本抜くくらいの力が必要」と渡戸さん。
一般的な大根(35cm)に対して今抜いた練馬大根は70cmと倍の大きさ。
しかも泥を落とすと肌がきれいだ。
「こんな大根足だったら最高じゃない?」と松岡は「桐谷美鈴」の名前を出した。
細く色白な練馬大根から、江戸時代「大根足」は誉め言葉だったという。
切ってみると、真っ白できれいだ。輪切りにしたのを食べると、
城島「みずみずしい!」
松岡「甘くフルーツ」「でも辛味が…後から出てきた」
これを大根おろし(鬼おろしという荒い目のおろし=食感が残る)で食べてみる。
「うわっ!辛!」と二人ともよろけた。
「でも美味しい」
「これが本来の大根の味です」と渡戸さん。
辛味はイソチオシアネートという成分で、ワサビやからしに含まれる辛味成分と同じ。
そのまま食べると辛味はあまり感じないが、おろすと、繊維に閉じ込められた辛味成分が出てくるため激辛になる。ちなみに青首大根は品種改良で辛味は少ない。
これを鰹節・醤油をかけて、お餅と一緒に食べると、
城島「美味しい」
松岡「辛い!ワサビ餅みたい」
城島「お口の中が春一番や〜」と叫ぶ。「いかん、住宅地だった」(笑)
松岡「これからコイツとやっていけるのかなあ」(笑)
この長くて大きい練馬大根の秘密は土壌にあった。
城島が土に触り「ふかふかだわ」と言ったように、練馬は柔らかい腐葉土が多い土地。
「だから真っ直ぐ育つんですね」城島が納得した。
しかし、長く伸びた大根を抜くのは一苦労。渡戸さんは棒を使って周りの土を緩ませてから抜いているとのこと。
腕力自慢の松岡は棒なしでひょいひょいと抜いていたが、何本目かにどうしても抜けない大根に当たった。
「これデカイ!抜けねー!」と松岡もギブアップ。
そんな時は渡戸さんの棒で脇を差して周りの土を緩めて、力を込めてエイヤッと、やっと抜けた。抜いてみたら1mはある大物だった。
収穫した練馬大根は地元の即売所などで1本200円で売られている。
渡戸さんの練馬大根は主に沢庵漬けとなる。一角には沢庵用のハウスがあり、たくさんの大根が吊るされていて、その光景に驚く二人だった。2週間ほど干したら地元の漬物店へ納め、1ヶ月ほどで沢庵漬に。この店では1本500〜600円で売られている。
とはいえ、新鮮な大根の地元ならではの料理法がいろいろあるという!
練馬大根を使った地元ならではの食べ方
教えてくれるのは吉野さん。
【みぞれ鍋】(城島担当)
①大根を1cmくらいの輪切りにし、さらに半月に切る
②これを鰹と昆布の合わせ出汁の鍋の中に入れる
③醤油・塩・酒・生姜で味付けする
④弱火で10分煮る
⑤鬼おろしで大根をおろす(水分が出にくく風味が残る)
⑥鍋に豚ばら肉・椎茸・ニンジンを入れ、たっぷりのおろし大根を入れる
⑦ひと煮立ちしたら出来上がり!
【大根の餃子】(松岡担当)
①大根を薄くスライスする(これを餃子の皮にする)
②これに塩をふる(水分が飛び柔らかくなる)
③大根を5mmの賽の目に切る(具材)
④これに、豚ひき肉・生姜・ニンニク・ニラを刻んだものを入れてよく混ぜる
⑤この具を①で巻く(柏餅のように)
⑥これを油を敷いたフライパンで焼く(最初は強火であとは弱火で)
⑦焦げ目がつき、焼きあがったら5分ほど蒸し焼きにする
⑧5分経ったらお皿に盛り、出来上がり!
【練馬大根の菜めし】(城島)
①みじん切りにした大根の葉をごま油で炒める
②味付けは塩のみ(強めに塩をふる)
③炊きたてのご飯に軽く炒った桜エビとゴマを加え混ぜる
④これに炒った大根葉を混ぜる
⑤これをおにぎりにしたら出来上がり!
以上で全部出来上がりました。さあ、実食です。
まずは「大根餃子」から。
醤油だけで食べる。
松岡「う〜んっ!めちゃくちゃ旨い!」
城島「シャキシャキのサクサクの食感がいい」
松岡「普通の餃子よりこっちの方が好きかも」
次に城島特製の「菜めし」。
渡戸さん「上手く握ってますね。色がいい」
吉野さん「コマーシャルに出てきそうな」
城島「う〜ん!ごま油で炒めた風味がいい!」
松岡「大根の葉って合うね!」
「練馬大根のみぞれ鍋」
肉で大根おろしを巻いて食べる
吉野さん「大根も鬼おろしなので、けっこう存在感があります」
松岡「ぜいたくだね。うんっ美味しい!」
城島「豚肉が合いますね」
渡戸さん「全然辛くないでしょ」
城島「東京野菜、江戸の野菜はすごいなと思って、最後何言うか、え〜ど、え〜どって悩むくらいですね」
渡戸さん「練馬大根も喜んでますよ」
城島(皿を持って)「さらっといきましたけど」
松岡「(ダジャレなら)大根でやれよ」(笑)
ということで、今回も楽しい出張DASH村となりました。
以上、2015年1月10日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/
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