TOKIOが開拓に挑む無人島〜DASH島 タコ釣り！５人がタコに舌鼓

DASH島で開拓に着手して３年。
舟屋造りからトロッコ線路の敷設、水路造りなどを行ってきたが、去年の台風でやられた砂州のもろい地点で石橋造りプロジェクトを始め、ついにこれを成し遂げたTOKIO。

タコを捕まえたい

今回は、ちょっと開拓の手を休めて、タコ釣りに挑戦。

DASH島の入江＝港跡にはタコがけっこういる。
これを狙って、以前城島たちはタコ壷を仕掛けた。
この日、国分と長瀬がタコ壷を引き上げると、それは空だった。
目の前にはタコがいるのに、仕掛けには乗らないこの島のタコたちだ。

「じゃあ、釣りませんか」
との長瀬の声で、釣りの準備にかかった。
長瀬が短刀で木を削る。それは「テンヤ釣り」といい、江戸前の釣り方に用いる木。
「テンヤ」というのは、錘（おもり）と鈎（はり）を一体化したものを木に取り付け、
そこに疑似餌をくっつけて釣る、昔から東京湾のイイダコ釣りで行われている漁法だ。
しかし、イイダコは約15cmだが、DASH島のマダコは約60cmもある。
そこで長瀬は普通のテンヤの２倍の大きさに作った。

で、疑似餌だが、東京湾ではよく「らっきょう」を使うらしい。
「らっきょう、あるよ」と国分が取り出したのは、漂着物のらっきょう漬けのビン。
「でも大分茶色いなあ」（白いらっきょうをタコが貝や魚の腹と思うらしい）
というので、島の廃屋や海岸で疑似餌となる白いものを探した二人。
浜には貝殻がたくさんあるので、これを使うことに。
途中、謎の骨を見つけた国分は、それで松岡を脅かしたりしたが、また元の港へ戻った。

テンヤ釣り〜ヤス突き

港に舟をくり出した二人は、国分がコウイカの骨をくくり付けたテンヤ、長瀬がイワガキの殻をくくりつけたテンヤで海水に落とした。
港跡の海底は岩がごろごろした砂地で、タコが好む環境だ。
待つこと３時間。国分が当たりをつかんだ。引き上げると、失敗、タコはするり。
近くの護岸付近に潜んでいるタコを発見した国分は、そばにテンヤを落としたが、うまく乗らず、逃げ去った。
なかなか手強い島のタコだ。

今度は別のことをやっていた城島、松岡を誘って、４人でyることに。
まず疑似餌を浜辺で探す。城島がサザエをタコが捕まえているところを見たからサザエの殻を探す。
いい具合に、そこかしこにサザエの殻があった。
これを使って、もう一度タコ釣りへ舟を出した。

すると松岡の疑似餌にタコが寄ってきた。
「まだ待って」と長瀬。
「完璧に疑似餌が見えなくなってから」と国分が言ったが、
松岡は待てず、引き上げてしまった。
「あっ！逃がした」
次のチャンスでも逃がした“待てない男”松岡は、箱眼鏡を覗き、ヤスを手に、
「えい！」と突いた。
すると、何とタコ捕獲成功！
これに味を占めた一同、テンヤでおびき出し、ヤスで突くという方法で再び試みる。
次も松岡がきちんと仕留め、２匹のマダコの捕獲に成功した。
「ちがうやりかたやけど、ま、いっか」と城島がつぶやいた。

５人勢揃いでタコを味わう

舟屋に戻り、松岡中心にタコ料理を。
鍋でタコを茹でているとき、別作業の山口が帰ってきた。
ここにTOKIOの５人が揃った。
茹でているタコを見て松岡は「吸盤がそろって並んでるのがオスだっけ？」と誰にともなく訊いた。
ナレーターは、「縄張りを守るオスは、いびつな岩に強くしがみつくため吸盤の並びと大きさがまばらに進化したと言われる。一方その必要がないメスの吸盤は大きさも均一でキレイに並ぶ」と説明。オスの身は固くメスの身は柔らかいともいう。
この日TOKIOが獲ったタコは吸盤の並びから、うまいメスの方だった。
茹で上がり、松岡が包丁を振るう。足を切ってみんなで食べた。
「うま〜い！」「甘い！」「甘いし塩加減ちょうどいい」
とみんな美味しさに驚いた。
「吸盤のところがコリコリしててうまい」との評も。
茹での後は焼きで。これも好評だった。
「（焼いて）香ばしさが足されるから美味しいんだよ」

今度は仕掛けか釣りでタコを捕ろうと、５人は大いに盛り上がった。



2015年10月11日夜７時・日本テレビ系「ザ！鉄腕！DASH！」より

【DASH島公式HP】http://http://www.ntv.co.jp/dash/contents/island/index.html

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