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DASH海岸や東京湾が温暖化〜東京海底谷で捕獲した深海の悪魔「ゴブリンシャーク」とは!? [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

城島と山口は、海洋環境専門家の木村さんと共に、DASH海岸を離れ、千葉県富津市の金谷港に赴いた。

東京海底谷に異変が

東京湾の入り口には、深さ200m以上、最大750mの深海がある。
その名も「東京海底谷(とうきょうかいていこく)」。
TOKIOは過去2回にわたり調査を行い、光の届かない海底には、わずかな小魚や生物、それを狙うオシロイダチ(深海のタチウオ)などの大型肉食魚、そして世界最大級のカニ「タカアシガニ」などが見られた。
しかし、今年の東京海底谷には異変が起きているという!?

それを確かめるため、城島、山口、木村さんの3人は、東京海底谷へ入る港=千葉県富津市の金谷港に赴いたのだ。
富津の深海漁師・手嶌さんが言うには、タカアシガニが獲れなくなったという。そのかわり水族館が欲しがるような名前のわからない生き物がかかるという。
3人は手嶌さんの船で富津・金谷港から3km地点の東京海底谷のポイントに出た。
水深380mの深海(最大750m)に、スルメイカをオトリにつけた録画式深海カメラを沈めて観察するのだ。
そこでTOKIOたちが見たものは………

フトツノザメ。深海の王者。タカアシガニもこいつが食べたのか?
サメが増えたのは、東京湾の温暖化によりプランクトンが大繁殖し、やがて深海にまで及ぶ。それをサクラエビなどが食べ、それを小魚→中型の魚→大型魚(サメなど)が食べるという状況になったからと見られている。
大型魚はサメに限らず、変わったものが来ているという。

生きている化石がゾロゾロ

そこで深海刺し網漁の網を引き上げて、どんな魚がかかっているか、見ることにした。
「なんか来てるよ」「来た来た」
見るとロープが丸まった形をしている。これは生物だと木村さん。
「イロウミシダの一種ですね」ウニの仲間だという。5億年前から同じ形態の生きた化石だ。

次にやってきたのはニョロニョロの海蛇みたいなやつ。全長2m以上の長いやつ。船長の手嶌さんは「サシアナゴ」と言った。正式名は「ダイナンウミヘビ」。普段は20〜30mの海にいるが、深海でかかるというのは、それだけ深海に餌が豊富だということ。ちなみに山口は陸のヘビには滅法強いが、海のニョロ系にはなぜか滅法弱く、終始後ろで見ているだけだった。

次に来たのはフトツノザメ。カメラに映ってたやつだ。これは山口は大丈夫で手に持って広げて見せた。しかしヒレの近くに毒のあるツノがあるので危険だ。

次に来たのはギンザメ。非常にグロテスクな格好をしていて、「何これ気持ち悪〜い!」と山口は引いた。城島が手に持って広げて見せた。ズングリしていて鼻がプニュプニュ。そしてヒレが大きく長いのを見て城島は「深海のジュディ・オングさんやね」と言った。ギンザメは古代ザメとも言われ、3億5千年前から同じ形態だという。今地球上にいる魚の中で最も古い部類。発達した前歯で甲殻類をすりつぶして食べる。

次に引き上げられてきたのは、ギンザメよりグロテスクなやつ。「何やこれ?何やこれ?」と城島が叫ぶ。木村さんも「マジか!?」と絶句。船長が「ゴブリンシャーク」と教えてくれた。
「これは大発見ですよ。奇跡です奇跡!」と普段冷静な木村さんも少々興奮気味。これは和名ミツクリザメと言われ、幻のサメである。世界中の海洋学者が追い求める古代ザメ。江戸時代の『本草図説』には絵が載っており、まるで怪物。1897〜2009年まで(3世紀またがり!)の発見例は世界中でわずか100例しかない。1億年以上前のサメの特徴を残していて、学術的にも貴重だという。
別名「深海の悪魔」。
「写真撮っていいですか」と木村さん。「木村さんが写真撮っていいですか?って初めてや」と城島もビックリ。
捕らえたのはまだ子供で1mくらいだが、大人になれば最大5mにもなるという。山口はこれをそっと海に離した。

深海の実力

次に来たのは「黒いダイヤ」。鋭い牙と深海魚特有の大きな目の「クロムツ」だ。アカムツ(別名ノドグロ)とは違う。アカムツはホタルジャコ科でクロムツはムツ科なのだ。クロの方がアカよりうまいし、高いのだと木村さん。市場に出るのは稀で、出たら1匹2万円前後になる。
「海の環境や健康状態で味が変わるので、それを確かめるためにも食べましょう」と木村さんが提案したので、千葉の富津の旅館でさばいて食べることに。

クロムツの身はピンクでやわらかい。身と皮の境界が一番うまいというので、ここをバーナーで炙る。すごく脂がのっていて、じゅうじゅういっている。これは「クロムツ炙り刺し」。
もう一品もクロムツならではの「竜田揚げ」。生姜醤油に片栗粉をまぶし揚げる。
炙り刺しを食べた山口は「20年で第1位の刺身」と絶賛。「これくらい分厚くないと溶けちゃう」
城島も「脂乗ってて甘みがあって旨みが…」
竜田揚げも「うま〜い!ふわふわを超えてる」と山口。
「揚げても揚げても固くならない」とは旅館の板長さん。
木村さんは「うめ〜〜」の一言だけ。
締めは「クロムツの出汁茶漬け」
山口は一口食べるや、周りを見回し「やべ〜〜!刺身が溶けた」と驚く。「出汁すげ〜最高ですね!」
城島も「おおおお!何やこれ」と叫ぶ。「深海すごいっすね!」
改めて深海の実力に驚くとともに、城島は温暖化にも言及。

「温暖化で僕らがなにができるかわからないですが、DASH海岸を昔の状態に近づけることを精一杯やらせてもらうしかないかなと思います」
と締めた。


以上、2016年4月10日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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