SSブログ

絶滅危惧種の「イシガレイ」が来た!!「ヨコハマ」の学名がある「マコガレイ」とともにDASH海岸を「カレイの王国」にしたい [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で8年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

DASH海岸はボラの子供で大にぎわい

2017年5月、城島、山口、木村さんらが横浜DASH海岸にやってきたら、そこはボラの子の大集会場だった。
無数のボラの子が所狭しと泳ぎまくっていた。城島、山口が水につかる足元にも、沖30mのところもボラの子が押し寄せピョンピョン跳ねている。
城島「うわー!なんぼおるの!?」
木村さん「渦巻いてる。水族館」
山口「これ今までで一番じゃないですか」
木村さん「一番だねえ、見たことない」
ボラは江戸前の代表格の魚で、昭和30年代までは洗いや田楽などで食べられていた。縁起の良い魚(ボラのように出世を)でもあった。しかし近年、汚れた海でも棲めるため汚染された「食べられない魚」ともされてきた。きれいな海では刺身などが絶品の魚である。
DASH海岸を作ったばかりの頃(2009年)にはボラも棲めないヘドロの海だったのを、干潟造りをしてからその年の6月に初めてボラの子が見られたのだ。
それから8年、めちゃくちゃに大量のボラの子が押し寄せてきた。
城島「この大きさだとハクですか」
木村さん「そう、ハク」
ボラは成長段階で呼び名が変わることから「出世魚」とも呼ばれ、2〜3cmが「ハク」、約15cmが「オボコ」、約25cmが「イナ」、30〜40cmが「ボラ」、40cm以上を「トド」と言う。「トドのつまり」(結局・つまるところ)の語源ともなっている。
こんなに大量発生したのは?
城島「やはり干潟ですか?」
木村さん「そう、干潟を目指してきてるんですよ。藻を食べに浅瀬にやってくる。付近に浅瀬ないですから」
山口「それほどここが良くなってきてるんだなあ」
城島「これならカレイの王様も来るんじゃないですか」
木村さん「来ると思いますよ」

絶滅危惧種「イシガレイ」発見!

それはTOKIOがずっと棲み着いて欲しいと願う「マコガレイ」のことだった。
東京湾には昔からマコガレイが多く、特に横浜で多く獲れるから「ヨコハマ」という学名がついているほど。
ところが最近では数が激減、ヒラメより高い高級魚となっている。
きれいな砂地に棲み、小魚や甲殻類など小動物が大好き。
木村さん「ちょうど今の季節(5・6月)カレイの子が浅瀬にやってくるんです」
この大量のボラを狙ってカレイの子が来ててもおかしくないと、一同は酒粕とニンニクを混ぜ合わせたエサを作り(カレイはアミノ酸の匂いが大好きだから)、海に仕掛けてカレイを待つことにした。これは江戸の頃より使われている「もろこ漁」(もろもろの小魚を獲るのが由来)とも呼ばれている。
2年前はこれを筒に入れて一晩待ったら絶滅危惧種の「ニホンウナギ」が入っていた。
エサのそばにカメラを設置して観ると、真っ先に「キビレ=キチヌ」が来た。
山口「流れが速くなった。いや流れじゃない魚のヒレだ、何だスズキか」
木村さん「大きさからするとスズキですね」
次に来たのは海岸の主「ミシシッピアカミミガメ」。ただ通り過ぎただけだった。
次はでっかい顔が写った。「カワウ」だ。海岸最強のハンターだ。
次に砂に隠れつつ移動する魚が写った。
城島「ついに来ましたよ」
学名「ヨコハマ」幻と言われる「マコガレイ」の赤ちゃんか?
その後をヤドカリが歩きその後をもう1匹のカレイが砂地を這うように進んで来た。
山口「けっこういるんだ」
城島「調べたいですね」

東京湾には12種類以上のカレイがいる。「マガレイ」「ホシガレイ」「マツカワガレイ」「ヌマガレイ」「ナメタガレイ」「マコガレイ」などだ。
そこで網で追い込んで捕まえることにした。城島と山口が深いところから波打ち際まで追い込んで捕まえたのは…
小魚に混じって跳ねたカレイ、これを水槽に入れて観察。
山口「カレイが来てくれてうれしい。東京湾にカレイが帰ってきた!」
城島「でもちょっと、特徴的な柄」
木村さん「これね、大事件です。これね、マコガレイじゃなくてイシガレイなんです」
城島・山口「えっ?」
木村さん「カレイは全般的に減ってきたんですけど、イシガレイはゼロに近いぐらい減っちゃったんです」
「マガレイ」「マコガレイ」と並ぶカレイ御三家の一角が「イシガレイ」。江戸時代からカレイと言えばイシガレイのことだったが、近年数が激減、東京湾では「幻」クラスとなっている。
木村さん「3年前、横浜市はこれが見つかったという記者発表をやったくらい」
横浜市の調査で平成25年5月に14年ぶりにイシガレイの稚魚を確認した旨の記者発表が行われている。
山口「(深海の古代サメ)ラブカとどっちが貴重ですか?」
木村さん「私的には甲乙つけがたい。東京湾の環境を扱っている人間にとっては、内湾でイシガレイが見つかる方が嬉しいでしょう」
城島・山口「そうですか」
木村さん「特徴的なのは白い点、マコガレイより若干口が大きい」

山口「これ生まれてからどれくらいですかね」
木村さん「4ヶ月くらい」
子供でも大人と変わらぬ能力で砂地に潜る。
山口「もうわかんない」
城島「潜りの天才だ」
別名「海の忍者」とも呼ばれている。
城島「砂地が大事なんですね。硬くてもダメだし泥みたいにやらかすぎてもダメだし」
木村さん「横浜は半農半漁が多かったんですが、カレイが干潟で見れると、そろそろ田植えの季節だね、ってわかって田植えを始めたんですよ」
そう言えば福島での「ふくおとこ」の田植えは5日前だった。
城島「干潟をもっときれいにしてカレイにたくさん棲んでもらい”カレイ王国“にしたい」
山口「面白いね」

以上、2017年6月18日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

愛!wanna be with you… (初回限定盤+通常盤セット) [ TOKIO ]
価格:2160円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

fragile [ TOKIO ]
価格:1080円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)





東京湾の深海・東京海底谷で超希少種のサメを捕獲!!生きている化石、4億年前からの生き残り「ラブカ」 [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

DASH海岸の生物を四つ手網で調査

2017年4月、山口、木村さんとで横浜DASH海岸の生物調査を行った。
無数のボラの稚魚、それを捕まえるアカクラゲ(毒を持っている)、さらにスズキ(60cm)が姿を現した。
網をすぼめていくと、絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚(5cm=シラスウナギ)も見つかった。
木村さん「今年も来ましたか」
山口「これが来たってことはいい環境になってきたってことだね。小魚を始め色々な魚が増えて」
木村さん「春は色々な魚が姿を見せるけど、深海も色々な魚が多い時期なんですよ」

東京海底谷へ乗り出す

東京湾の入口付近にある、最新750m東京海底谷の調査をしたのは、今まで冬だった。
そこにいたのは、タカアシガニ、古代サメ・ギンザメ、深海の悪魔・ゴブリンシャークなど。
春はさらに多くの生物がいるとの、木村さんの言葉に従って、城島も合流しての春の東京海底国調査に乗り出した。
乗せてもらったのは、千葉金谷の深海漁師・手嶌さんの船。ポイントは380mの深海上だ。
500mまで大丈夫な深海カメラで様子を調べることに。スルメイカを付けたカメラを深海に沈める。カメラは録画式なので引き上げるまで何が写っているかわからない。
1時間後カメラを引き上げてみると、スルメイカはぼろぼろだった。今までの甲殻類の食べ方と明らかに違う。一同、食い入るようにカメラの画面を見つめた。
シロムツ、アズマハナダイ、アミウツボ(普通浅いところにいる)、ウツボも食べちゃうサメ類も来た。フトツノザメだ。その次に来たのはフジクジラというサメ。スルメイカをむさぼり食べている。貪欲なサメで、タカアシガニも食べる。今回タカアシガニが映らなかったのはフジクジラを恐れてさらに深い所に逃げたからではないか。
城島「深海の生態系も変わりつつある」

漁船の網を引き上げると、かかっていたのは…

3日前に手嶌さんが仕掛けた網をウインチで回しながら引き上げる。すると最初に赤い魚が。
手嶌さん「ミナミキンメ」(正式名:ナンヨウキンメ=キンメダイの仲間)
次に来たのはグソクムシ。
山口「うわー!初めて見た!スゴい人気ですよね」水族館の人気者だ。
次に1mくらいの大きなサメが。ヘラツノザメだ。フライにすると旨いとのことだが、背中に毒針を持っているから要注意。
次に来たのは、何やら気持ち悪い物体。
山口も城島も「何だこれ!?」と興奮気味。
木村さん「超珍しい!とんでもないですよ」
その名は「ラブカ」
木村さん「研究者もぶっ飛びますよ」
城島「何の仲間ですか?」
木村さん「魚類の中で一番古いと言われているサメ」
「ラブカ」というのは、幻の古代ザメで、恐竜やシーラカンスより古い4億年前(デボン紀)からの生き残りの生物だという。生きた状態で上がることはほとんどなく、生態はいまだに謎多きサメだ。2004年にアメリカの無人探査機が海底で泳ぐラブカの姿を捉えた映像は世界中のサメ学者たちを驚かせた。死んだ状態でも貴重でロンドン博物館に所蔵されている。古来より伝説の怪獣・シーサーペントともいわれている他、あの映画『シン・ゴジラ』でのゴジラ第2形態のモデルにもなった。
貴重な種であるため、山口たちはラブカを海に戻した。ゆっくりと深海へと潜っていく。
手嶌さん「泳ぎ方はゆったりとゆったりと泳ぐね」
山口「もう見られないと思う。今後の人生で」
城島「逢えてよかった。ところで今年サメ多くないですか?」
木村さん「それだけ今年は深海に魚がたくさんいるからです」

その後もイガグリガニ(トゲトゲ)、オオエンコウガニ(10年に1匹の希少種)がかかるなど、成果がいっぱいの東京海底谷であった。

以上、2017年5月14日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

愛!wanna be with you… (初回限定盤+通常盤セット) [ TOKIO ]
価格:2160円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

fragile [ TOKIO ]
価格:1080円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)





横浜港に様々な魚が戻ってきた〜カサゴ、メバル、クロソイ、ムラソイ、アイナメなど! [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

新兵器「うみなかみるぞう君」で海中を撮影

2017年2月20日、関東に冬の嵐が吹き荒れた。
数日後、横浜DASH海岸の被害状況はどうだろうと、城島、山口、木村さんが調査に入った。
冬の嵐は南風だったから、南に入り口が開いているDASH海岸には避難してきた魚たちがたくさんいるのでは?との木村さんの弁。
そこで城島が取り出したのが「うみなかみるぞう君」〜水中ドローンみるぞうROV〜なるもの。
城島「神戸の社長(日夏さん)が作ってくれた新兵器」
山口「これどういうの?」
城島「水中を移動して撮影できるカメラ」
というわけで早速水中を撮影することにした。
「うみなかみるぞう君」は水中をゆっくりと進む。おだやかな海底を映し出す。すると海底にこぶのようなものが。
山口「アカエイだ」
「うみなかみるぞう君」が見つめると、体をひらひらさせながらどこかへ行ってしまった。
「うみなかみるぞう君」は観測台へ到達。そこにクロホシマンジュウダイの群れを発見。
木村さん「これも逃げ込んできたんんだと思います。上から襲われるの嫌だから観測台の下に隠れているんでしょう」
みるぞう君が次に捉えた映像は、なぜか海に住み着いた淡水生物・ミシシッピアカミミガメ。
次に岩場でマナマコを捉えた。
城島「根(岩場)にはたくさんの魚が来てる」
次にクロダイを発見。

ムラソイが戻ってきた!“煮魚の王”アイナメも横浜港に戻ってきている

木村さん「高知の伝統漁・籠網漁(かごあみりょう)で魚の調査しましょう」
木村さん「魚は常に自分の居場所を探している。新築の住宅は好きなんです」
城島「新築という言葉は憧れですから」
ということで籠網に葉っぱを刺して根にカモフラージュした仕掛けをDASH海岸の根の近くに置いて、その5日後に引き上げてみると、

クサフグ、イシガニ、マナマコ、マヒトデとカサゴのような魚が2匹かかっていた。
城島「カサゴじゃないですか?」
木村さん「カサゴの仲間なんですけど、第二海保で見たでしょ」
城島「ムラソイ?」
木村さん「違いは背中に斑点があるかないか」
山口「すると、4年前にここで見つけたムラソイの赤ちゃんが大きくなったんだ」
しかもお腹がプックリして子供がいそう。
木村さん「でもこれ卵を産むんじゃないんですよ。カサゴの仲間は赤ちゃんになってから産むんです」
木村さん「少しずつムラソイが横浜港に戻ってきてるんですね」
横浜の海は昔、日本有数の魚の産地だったが、戦後日本有数の汚れた海に。
しかし今では水質改善し、少しずつ再生されている。カサゴ、メバル、クロソイなどが戻ってきているし、前回も紹介したハゼも戻ってきている。

木村さん「“煮魚の王”と言われている魚も横浜港に戻ってきているらしいんですよ」
山口「煮魚の王!気になりますね」
キロ5000円以上の高級魚である“煮魚の王”とは、アイナメのことだ。

数日後、3人は漁船に乗り、アイナメを見事釣って、料理に舌鼓を打つのだが、この模様はザ!鉄腕!DASH!公式HPで。

以上、2017年3月26日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

愛!wanna be with you… (初回限定盤+通常盤セット) [ TOKIO ]
価格:2160円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

fragile [ TOKIO ]
価格:1080円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)





ハゼがたくさん巣を作り、それを狙ってイシガニ、イシガニを狙ってソウシハギなどがやってきた [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

東京湾にマハゼが戻ってきた

2017年冬、城島、山口、木村さんは、横浜DASH海岸にいた。
透明度が高い海水を箱メガネで覗いたら、無数の穴が見つかった。夏にはなかった現象だ。
その住人はマハゼ。昔の東京湾は「ハゼの湧く海」と呼ばれるほどハゼが多かった。だが近年汚染や開発でハゼの数は激減した。
木村さん「今や高級魚ですよ」都内のてんぷら屋でハゼのてんぷらは一匹1200円もするほどだ。
木村さん「ああ、けっこう来てますね。砂がそのものの形になってる」
美味しいハゼを狙うのは人間ばかりではない。砂の表面に隠れたハンターがいた。
城島「よおし、網行こう」
クサリをつけた網を引っ張る。これだと砂の表面だけを捕ることができる。
山口「何かいる何かいる!」
城島「いたー!けっこういるやんか」
それは大きなイシガニだった。はさむ力が強く日本2位。1位はDASH海岸にもいるノコギリガザミで、挟む力1tもある。イシガニには遊泳脚があり、うまく泳ぎ高速移動できる。これがハンターと言われる所以だ。この遊泳客をうまく使って砂に隠れて獲物(マハゼ)を待つのだ。

イシガニを食べるソウシハギ

凶暴なハンターと言われるイシガニの中に、食べられたイシガニがいた。木村さんはすぐに思いついた。スタッフが目撃したやつが犯人じゃないかと。
そこで後日、スタッフが目撃した変な魚の正体を確認しようと、前もって設置していた小型定置網を手繰り寄せた。すると、
山口「何かいる!」とおどけた顔。
取り出しててみると、ウマヅラハギのような魚で体が黄色っぽく透けている。ところどころに青い斑点がある。
城島「何やこれ!?」
木村さん「ソウシハギ(藻姿剥)です」
60cmもあり、歯がギザギザだ。カニや貝を好んで食べる。
山口「イシガニ食べたのコイツ?!」
木村さん「この時期に横浜で見られるって信じられないんですよ」
本来ならば沖縄などの温かい海に生息する魚らしい。
木村さん「黒潮の流れに乗ってやって来たのでしょう。これが横浜にいるってことは、よっぽど東京湾の水温が高いんですよ。水温10℃で死ぬって言われてる」
城島「美味いですか?」
木村さん「猛毒です。最強の毒パリトキシンをもっています」
ソウシハギは内臓に青酸カリの7万倍の毒をもつとか。誤って食べると48時間以内に死ぬという危ないやつなのだ。ただ沖縄では専門の調理人が毒を抜いて食べたりしていると木村さん。
木村さん「毒のある魚って美味いですよ。トラフグ(内臓に毒)、アイゴ(背びれに毒)、アカエイ(尻尾に毒)」

木村さんによると、ちょうど旬で、毒が強いけれど美味いやつが東京湾にいるとのこと。
木村さん「漁師さんも大鬼と呼んでいる」
それは千葉館山の沖にいるオニカサゴで、3人は漁船に乗り、これを見事釣って、料理に舌鼓を打つのだが、この模様はザ!鉄腕!DASH!公式HPで。


以上、2017年2月26日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

愛!wanna be with you… (初回限定盤+通常盤セット) [ TOKIO ]
価格:2160円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

fragile [ TOKIO ]
価格:1080円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)





山口、またまた多摩川で超希少種を発見!絶滅危惧種のスナヤツメ/多摩川のアユが全国準グランプリに! [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

山口が再び絶滅危惧種・スナヤツメを発見

2016年10月、城島、山口、木村さんは、横浜DASH海岸を離れ、東京・あきる野市の多摩川にやってきた。多摩川の上流だ。
お目当はDASH海岸育ちも含め、アユたちがどうなっているかを調べるため。今年は台風が多く6本も上陸したので、多摩川は濁流となり山から冷たい水が流れ込んだりしたから、アユが心配になっての調査だった。調査にはおなじみの東京都島しょ農林水産総合センターの安斎さんも同行した。
川底の枯葉の中にはウグイやシマドジョウ(別名スナモグリ。準絶滅危惧種)、カジカ、キバチなどが見つかったが、肝心のアユが見つからない。
そこで石を積んで流れをせき止め、人工的な溜まり場(アユの休憩所)を作って、そこにアユを誘導することにした。
山口「オレたち年間どんだけ石を運んでるんだ?」
スタッフが調べてみると、砂利入れ、水路造り、土台造り、採掘作業と2016年にTOKIOが運んだ石は約16トンだという。
城島「おかげでどの石をどう乗せるかわかった」
山口「じっと待ってみようか」
待つこと15分、魚が集まってきたみたいだ。
木村さん「膝つきながら追い込んだ方がいいと思います」
捕ってみるとヤマメだった。渓流の女王とも呼ばれパーマークというサケ科特有の斑点がある。
次に山口が捕らえたのは絶滅危惧種のスナヤツメだ!2年前にも見つけ、木村さんをして「図鑑でしか見たことない」と言わしめた幻の生物。今回のは産卵期のため目がはっきりくっきりある(通常は退化して目がない)。
木村さん「まさにレアですよ!」
卵を産むと親は死んでしまうため、この姿が見られるのは4ヶ月だけという貴重さだ。水槽に入れたスナヤツメを食い入るように見る木村さん。
安斎さん「(スナヤツメが)生息できる環境に戻ったということですね」

東京のアユが品評会で準グランプリに輝く!

城島「あとはアユやな。どこに行ってしまったんやろ?」
2009年、最初に海岸に住み着いたのは汚れに強いフジツボとケフサイソガニの2種類だけだったが、やが安斎さん「川の水温が低いので例年より早く川を下ったかもしれないですね」
そこで助太刀に来たのは、多摩川でアユ漁を行う専門家。漁だけではなくアユが住みやすい環境作りなどを行っている。
この人たちが行う漁は流れに白いひもをたくさんヒラヒラさせてアユを避けさせ、仕掛けに追い込む「瀬張漁」という伝統漁。針を使わないので傷がないアユを獲ることができる。
「いた!」と城島が喜んだ。獲ってみると体長28cmの立派なアユ。
山口「エラの後ろの黄色い斑点も出てる」
いい餌を食べて育った証拠の「追い星」だ。
安斎さん「育ったね。ちょっと前は小さくてやきもきしてたから」
この日4匹捕獲したが、いずれも30cm前後の大きなものだった。
安斎さん「今年(2016年)台風が多かったけど、その分苔が新しくなって栄養が良かったんじゃないかな」
多摩川漁協の専門家「(四万十川、長良川など全国56の河川が集まる)グランプリで準グランプリを取れました!感激が胸にひたひたときました」
(ちなみにグランプリは北海道・朱太川)
かつて生活排水の泡で汚染され、ほとんど全滅した魚たちだが、地域の人たちの努力(清掃作業、産卵場作りなどなど)で昔のようなキレイな多摩川が戻ってきたのだ!
城島「(多摩川が良くなったことを)証明したんですね、このアユ」

そこで1匹、準グランプリの味をみんなで味わうことにした。
塩焼きで炙ること1時間、美味しいアユをみんなで食し感激の1日だった。


以上、2017年1月22日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

愛!wanna be with you… (初回限定盤+通常盤セット) [ TOKIO ]
価格:2160円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

fragile [ TOKIO ]
価格:1080円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)





木村さんの還暦を、カワハギの肝、横綱伊勢海老刺身&焼き、金色アナゴ飯で祝う [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

ツバクロエイを発見→エイの好物のアサリが大繁殖していた

2016年11月、城島、山口は、横浜DASH海岸にやってきた。
DASH海岸の生物観察が目的だった。
アクリル製の観察窓を設置していたのだが、そこにへばりついていたのは、2年前に見たツバクロエイだ。
砂地に住むコメツキガニなどを狙いに来ているようだ。見れば、コメツキガニは地方によっては希少種だが、DASH海岸では増えている。
さらに増えているのがアサリ。アサリもツバクロエイの大好物だ。
城島「大きいな。8年かかった」
山口「最初はプランクトンだったからね」
8年かかって7cmと最大級に成長しているのだ。しかも50cm四方で約100匹近く網ですくえた。
城島「あっ、ケンカしちゃってる」
山口「量が多いから」
何と、エイだけでは食べきれないほど、アサリが増えてきていたのだ。
城島「ある程度人間が間引いたほうがいいかもしれん」
山口「アサリにも良くない」
城島「このアサリ使って、木村さんのお祝いしようよ」
山口「還暦祝い!」

海洋環境専門家・木村尚(たかし)さんの還暦祝いを

城島、山口が木村さんと会ったのは8年前。木村さんは当時52歳だった。
DASH海岸の干潟作りから管理、そして何より海の楽しさを教えてくれた。
2009年、最初に海岸に住み着いたのは汚れに強いフジツボとケフサイソガニの2種類だけだったが、やがて絶滅危惧種ウナギ、希少種ノコギリガザミなどもやって来て、2016年秋までDASH海岸では、生き物の合計106種類を観察できた。
今や先生というよりは、尊敬する海の仲間となっている木村さん。
そこでアサリの他に木村さんがアッという食材をご馳走して、還暦祝いをしたいと、城島と山口は相談が決まった。

●カワハギ=城島が富江町漁業協同組合の酒井さんの船に乗り込み、内房・南房総の海底の砂地に伝統漁法「がま口」(獲物が入ったらパクッと網を閉じて捕獲するやり方)でカワハギ漁を行った。酒井さんは以前城島が持ち込んだカメラ&モニター「海の中見るぞうくん」と同じものを入手、勘に頼らずとも百発百中の「技術革新」を遂げていた。エサになるのはDASH海岸のアサリ。ここで5匹のカワハギをゲット!

●伊勢海老=山口が長崎・五島列島の五島ふくえ漁業協同組合の河村さんと伊勢海老漁に挑む。河村さんは素潜り漁の達人。五島の海には1kgを超す横綱級の伊勢海老がいるのだ。もぐりの得意な山口はまずはタコ採りから行った。伊勢海老の天敵・タコを使って巣穴からおびき出して挟み撃ちにして捕獲するという伝統漁だ。この漁法で山口は伊勢海老の横綱級をついにゲット!他に大関級と関脇級各1匹もゲット。

●金アナゴ=枡アナウンサーが東京湾で横浜市漁業協同組合柴支所の斉田さんと一緒に、アナゴ筒で捕獲。顔の横から側面へ金色が輝く。


これらの食材を調理してくれるのは、何と、「和の鉄人」中村孝明さん。
◎肝パンカワハギのしゃぶしゃぶ
 カワハギのスライス
 しゃぶしゃぶのスープにはDASH海岸産のアサリを使用
 新鮮な肝を濾したカワハギの肝ポン酢で食べる

◎横綱イセエビの刺身と祝い焼き
 何もしない方がうまいと、伊勢海老の腹を二つに割く
 食べやすいように身を剥がす
 大きめに切って殻に戻す
 もう1匹は網で直焼き

◎金色アナゴ飯
 開くと真っ白。綺麗な身。これを串刺しで焼く
 桜チップで燻製にし、ご飯の上に並べて炊く
 炊けたら、DASH海岸産アサリの味醂煮をご飯の上に散らす

これらを食べた木村さんは感動の連発。
何と言っても鉄人の味付けだから美味すぎる。

木村「いつ死んでもいい」
山口「頼みますよ、身体大事ですから」
木村「リーダーが60迎えるまで、長生きしたいと思います」
山口「リーダーはもうすぐですから」
城島「これからもよろしくお願いいたします」


以上、2016年11月27日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

愛!wanna be with you… (初回限定盤+通常盤セット) [ TOKIO ]
価格:2160円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

fragile [ TOKIO ]
価格:1080円(税込、送料無料) (2016/10/22時点)





台風後のDASH海岸にはいろいろな生き物が漂着していた [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

イシガニ、トゲチョウチョウウオ、ガンテンイシヨウジなどを発見

2016年8月、城島、山口、それに海洋環境専門家の木村さんは、台風一過のDASH海岸にいた。
今年は台風9号、10号、11号などいくつもの台風が日本列島を襲った。そのためDASH海岸は流木や漂着物がいっぱいあふれていた。
城島「エラいことになってますな」
山口「すごいね、流れ着いてるね、色々と」
城島「結構すごかったから」
山口「ゴミの量がすごいね、どこから来たんだろう?」
木村さん「海に出るゴミの7割は川からと言われています」
東京湾は60本もの川が注ぎ込む海。濁流の川からいろんなものが運ばれてくる。
流木の中に玉ねぎとかヘルメットとか、雑多なものが流れ着いている。
「うわっ!なんか出てきた!」ヘルメットを手にした山口が驚いた。
見るとカニである。でかいカニだ。
山口「ヘルメットに隠れていたんだ。ガザミ系かな」
木村「イシガニですね。結構台風と一緒に運ばれてくる生き物多い」
城島「去年カバンの中にいましたね」
木村さん「オヤビッチャ(南の海に多い)」

そこで、ゴミ拾いも兼ねて網で漂着物をすくってみることに。
陸にあげると、タツノオトシゴの仲間、ガンテンイシヨウジがいた。
2年前網ですくい上げた時、木村さんが東京湾初の大発見だと言っていた生物だ。
これがいっぱい、にょろにょろと。
さらにトゲチョウチョウウオを発見。南の海にいる熱帯魚だ。

次に地引網で調査することに。
引き寄せると大きい魚がジャンプした。
城島「このサイズですと…」
木村さん「立派なスズキです」
セイゴ→フッコ→スズキと出世する魚、高級魚。
山口「東京湾といえばスズキですよね」
木村さん「季節でいえば夏がうまい」
スズキは東京湾が水揚げ量日本一。夏が旬で、洗い(氷水で締めた刺身)が特にうまい。築地だと1匹1万円もする。
木村さん「秋に産卵を終えると値段がどんどん落ちていく」
秋は秋で入れ替わって、うまい魚が出てくると木村さんは言う。
城島「あれもそうじゃないですか?カツオ」
カツオは初夏の初鰹が脂少なく赤いのに対し、秋の戻り鰹は脂多くピンクなのが特長。
きれいな海を好むカツオは近年、東京湾には姿を見せなかったが、東京湾がきれいになるにつれ湾入り口付近まで戻ってきているらしい。


別の日、城島、山口と木村さんは「トロカツオ」を狙い、東京湾口に漁船で繰り出すのだが、このお話はHPをご参照ください。


以上、2016年9月18日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


fragile(通常盤)[初回仕様]/TOKIO[CD]【返品種別A】

fragile(通常盤)[初回仕様]/TOKIO[CD]【返品種別A】
価格:1,080円(税込、送料別)




コウイカの赤ちゃんは誕生するのか? カワウ撃退に海にカカシを立てた! [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

豊かできれいな海にしか棲まないコウイカ

2016年6月、城島、山口、それに海洋環境専門家の木村さんは、DASH海岸にコウイカ産卵用の網カゴを設置した。
豊かな生態系・きれいな海にしか棲まないコウイカが産卵カゴに卵を産んでくれるか?

1週間後、産卵カゴを引き上げると、卵らしきものが付着していた。
山口「これ、そうですかね?」
木村さん「ホヤですね。マンハッタンボヤ」
これは船についてやってきた外来種とのことだ。しかもコウイカの卵らしきものはない。
城島「網の底に魚の骨がある」
山口「網に穴が空いている。これはちょっとおかしい」
何かがやって来て産卵カゴを荒らしているらしいので、水中カメラを取り付けて様子を見ることになった。

1週間後、カメラを揚げて録画を観ると、産卵カゴのそばには大型魚の好物、イサザアミ(体長1cmの甲殻類)が無数泳いでいた。そこへ危ないヤツ、アカエイの登場だ。
城島「アカエイの針が網をやぶったのか?」
木村「でも針は身を守るだけで破ったりはしない」
山口「何だ!?今の?」
設置後5日後の映像に長い首を持つ怪しいヤツが写っていた。
城島「気持ち悪!怖」
木村さん「カワウですよ、カワウ」
カワウは大食漢で1日の食事量はアユ50匹。スズキでもカエルでもボラでもナマズでもイカでも何でも食べちゃう。
山口「結構潜るんですね」
木村さん「潜ります。こいつが犯人ですね、どうしようもない」
城島「今まで海中・水中の食物連鎖を考えてましたけど、空は読んでなかった」
木村さん「何とか対策取らないと(コウイカが)産卵に来てくれない」
山口「いやーきついな、これは何とかしないと」

それでは、というので、DASH村で学んだ知恵をここで発揮。
カカシだ。
早速製作に取りかかる。十字架の上に布で頭と胴と腕を着け、腕の先には軍手を。顔にはほうれい線を描いて、木村さんのアドバイスで目は思い切り大きくした。これは猛禽類の眼を模すということ。
出来上がったカカシは山口によって「カカしげる」と名付けられた。
そして「カカしげる」を産卵カゴのすぐそばに立てる。
木村さん「海の中にカカシ立てた人って歴史上初めてかもしれない」(笑)

その効果はどうか?
設置の翌日、スタッフが観察すると、カワウが近づいたんだが、カカシを見たのか、いそいそと逃げ出す姿が確認できた。その証拠に産卵カゴの周囲は、水中カメラで、スズキの子どもが仲良く泳いでいる姿が確認でき、カワウによる被害はない。

こうして「カカしげる」設置後1週間してから産卵カゴを引き揚げると、コウイカの卵が産みつけれていた!!その数115個!
「1匹で産む量です」と木村さん。
丸い卵の中を見れば、赤ちゃんが動いている。目もできている。
「オレ目が合ってるんだ」と山口。
木村さん「ハッチアウト(卵から飛び出す)目前が多いんで、一部の網を切って水槽の中で観察しましょう」
山口「ジャニーズもデビューじゃなくハッチアウトがいいんじゃない」(笑)
しばらく観察していると、ついにハッチアウトするコウイカの赤ちゃんの姿に大の大人が興奮。
山口「うわっハッチアウトだ!!」
感動で目を潤ます平均年齢50歳の3人。
城島「ちっちゃい」
木村さん「かわいい」
体長はわずか2cm。早くも水槽の下の砂の色に体を変化させている。餌はすぐにも獲ると木村さん。ヨコエビなど。
小さい頃はここ、DASH海岸で過ごすが、大きくなると海岸を後にする。しかし、来年は産卵でやってくることだろう。それを願って、ハッチアウトしたコウイカの赤ちゃんたちを海に戻した。
山口「いっぱいエサ食べて大きくなって帰って来てよ」
木村さん「帰ってきますよ」


別の日、山口と木村さんは「イサキ」を狙い、東京湾館山沖で「ジャンボ」(40cm以上のイサキ)漁をしている漁船に乗り込むのだが、このお話(2016年8月7日放送)はHPで。


以上、2016年7月31日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


fragile(通常盤)[初回仕様]/TOKIO[CD]【返品種別A】

fragile(通常盤)[初回仕様]/TOKIO[CD]【返品種別A】
価格:1,080円(税込、送料別)




アクアラインの真下で「海の宝石」を探せ! 千葉・盤洲干潟は豊かで、とんでもない遠浅だった [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

DASH海岸の「ゴロタ場」には生き物がいっぱい

2016年6月、城島、山口、それに海洋環境専門家の木村さんは、DASH海岸の「ゴロタ場」を調査した。
そこにはカニ類、エビ類がめちゃくちゃ沢山棲みつき、それらを捕食する魚類も多く集まっていた。
ユビナガスジエビ、トサカギンポ、チチブ…
この頃は大潮。魚が活発で大食いになるので、大きな魚もやってくるだろうと網を仕掛けた。

翌日網をあげると、魚がいっぱい。メバルだ。春先DASH海岸ではメバルの赤ちゃん(体長4cm)がたくさんいたが、今回かかったのは体長23cmと大型。
山口「デカイのが来たんじゃなくデカくなった。棲み着いてる」
城島「立派」

別の網にはナマズがかかっていた。
山口「ズーナマ先生だ!」
木村さん「ゴンズイです。キレイな海の岩場や砂地に棲んでいるんで、相当珍しい」
城島「水族館とかでちびっ子に人気の?あれこんなに大きくなるんですか!?」
海のナマズ、ゴンズイは子どもの頃は集団でひとつの大きな塊になって身を守っているが、大きくなると単独行動する。背ビレの前と胸ビレの所に毒針があるので触るのは危険だ。これは猛毒とのこと。

さらに網の中にはウナギがいた。体長10cmほど。いわゆるクロコと呼ばれる、赤ちゃんから大人への成長段階にあるウナギだ。
ウナギは日本から2500km離れたグァム島の沖で産卵をする。そこで産まれた赤ちゃんは6ヶ月かけて日本にたどり着き、成長する。このクロコもゴロタ場で成長したものと思える。

ヘドロだらけだった工業地帯の海に絶滅危惧種が続々と集まりつつあった。
木村さん「環境が悪くなれば生き物たちはいなくなるし、良くなれば集まってくる」
木村さんによれば、「海の宝石」と呼ばれているアオリイカも東京湾に姿を見せているらしい。

千葉・盤洲干潟で「海の宝石」を探す

別の日、山口と木村さんは「海の宝石」を狙い、千葉県木更津市のアクアラインの真下にいた。
ここは盤洲干潟といって関東最大の干潟。これがあるおかげで東京湾の自然は保たれたと、木村さんは言う。「ここがなくなっていたら東京湾は壊滅したでしょう」とも言う貴重な干潟で、その規模はDASH海岸の7000倍、14,000haという広大なものだ。干潮時には400m先まで歩ける遠浅の海岸である。
この干潟を案内するのは、木更津の漁師の実形さん。盤洲干潟で「簀立て(すだて)」という魚を追い込む漁法を行っている。沖合に3つの緑色の構造物が見えるが、あれが簀立て。かなり遠いが「歩いていきます」とのこと。
山口「帰りに俺たちが簀立てにはまってるってことないでしょうね」
実形さん「たまにあります」(笑)

さらに今回のロケに加わるのは、日本テレビの桝太一アナウンサー。東京大学学生・大学院時代に海洋生物を専攻し、盤洲干潟は大事な研究フィールドだったという。専門はアサリとアナゴ。アオリイカとは無縁だが、「力になる」と参加。これに対し『ZIP !』で共演している山口は、「桝くんだとロケ長くなるからなぁ」と失笑。

長い長い浜辺を歩いていると、ケーキのモンブランのようなものが砂地一面にある。
「これはタマシキゴカイのフン」と木村さん。さすが生物のことはよく知っている。近くのプニュプニュの透明のものが卵だという。
実形さん「きれいな水にしかいないんです」
この砂地の下を掘れば、ザクザクとアサリが出てきた。
木村さん「30年以上前には盤洲干潟も汚れてたんですが、漁師さんや地元の人たちの努力できれいな生き物の多い干潟に復元されてきたんですね」

途中、ワタリガニの脱皮する姿や、マハゼの赤ちゃんや、シマウシノシタ(舌平目の仲間)を発見。特にシマウシノシタは超レアで木村さんも東京湾で見るのは初めてだという。これを山口が見つけた。
実は見つけられたのは、この浜の透明度の高さからなのだ。
木村さん「アオリイカは目で見て餌を食べるので、これくらい透明度が高くないとダメ」

簀立てに近づくところにアマモの大群があった。10年前はなかったが、最近増えているとのこと。イネの仲間で光合成を行い海中に酸素を供給する、豊かな海の象徴だ。
アマモの中には、スズキの子どもがいた。アオリイカの大好物で、身を守るため保護色の黄緑っぽくなっている。
さらにタツノオトシゴの仲間ヨウジウオや世界最小のイカ、ヒメイカもいた。

一行はようやく簀立てに着いた。
桝「尋常じゃない遠浅ですねー」
簀立ては空想の火星人のような、あるいはクラゲのような形をしており、壁面に沿って泳ぐ習性を利用して、最後は丸まった小さな部屋に誘い込む。
まず見つけたのはダツ。体長1mもある。英名は「needlefish」で、針のように鋭いくちばしを持っていて、これに刺されると死亡する例もあるくらい危険なヤツ。沖縄では刺身や煮付けで食べられている。
次にいたのはアカエイ。これも1m以上ある。昔は東京湾(江戸前)でも食べられていたが、今は食べることがなくなり大増殖している。尻尾の付け根に毒針があり刺されると血圧低下、患部の壊死などが起こる危険な生物の一つ。
「私も2針縫って、人生で一番痛かった」と実形さん。
ホウボウもいた。高級魚で江戸時代は上流階級の食べ物だった。上質の白身である。
ドチサメも。山口が捕まえても凄い力で逃げる。昔から刺身、唐揚げなどで食べられてきた。

網の部屋を探っていると、ついにいた!
「海の宝石」アオリイカ。イカの王様。
山口「来たよ“宇宙ステーション”」
桝「他のイカと違うオーラがありますね」
山口「地球上のものとは思えない神秘的な感じ」
お店では1万円以上する超高級イカ。
キレイな海にしか棲めない貴重な生物が東京湾にもいた!
実形さん「食べますか?」
桝「そんなことできるんですか」
実形さん「できるんです」

というわけで、陸に上がってアオリイカをさばいていただくことに。さばくのは同じく漁師の岩崎さん。
岩崎さん「この目のアイシャドーがいいんです」
実形さん「この色が鮮度の証」
胴体は鮮度がいいと半透明。これを「イカそうめん」に。ただアオリイカは肉厚なので「イカうどん」ではある。
エンペラと呼ばれるヒレの部分(ナポレオンの帽子に似ていることから皇帝=エンペラー→エンペラとなった)と触腕は、イタリアン風に炒める。アオリは熱を加えても硬くならないのが特長とか。キモ、トマト、バジルと一緒に。

「イカうどん」は麺つゆでいただく。
山口「うわっうめー!もちっとして噛むと甘い。麺つゆが甘さを引き立てる」

「エンペラ・触腕のアオリイカ今の若者風」
山口「歯切れがいい。(一緒に)お酒でもいいし、米だね」
桝「キモの旨味が米を呼びますね」
木村さん「触腕のもちもち感と甘みがうまい」

桝「盤洲干潟の豊かさが学生の時以上にわかりました」
山口「こんなところが身近にあるんだから、もっと魅力に気づいて欲しい」
山口(実形さん、岩崎さんに)「これからもいい環境(いイカんきょう)を守っていただいて」
桝「城島さんがいないときは山口さんが(ダジャレを)」


以上、2016年6月26日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


fragile(通常盤)[初回仕様]/TOKIO[CD]【返品種別A】

fragile(通常盤)[初回仕様]/TOKIO[CD]【返品種別A】
価格:1,080円(税込、送料別)




DASH海岸に夜光虫出現/乗っ込みシーズンでクロダイも来た [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で7年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

夜のDASH海岸が夜光虫で幻想的に

2016年5月のある夜、城島、山口、それに海洋環境専門家の木村さんは、DASH海岸にいた。
そこにはきれいな青い光を発する夜光虫がたくさんいて、浜辺の水を動かすたびにキラキラと輝いては消え、輝いては消えを繰り返していた。手で掬おうとしても掬えない。
夜光虫は、直径1mm〜2mmの植物性プランクトンで、明るい時に見れば海辺を漂うオレンジ色の物体。青く輝く条件は、晴れの日が続く、水温が19℃以上、浜に向かい風が吹くこと〜この条件が揃えば光る。ただ、光る原因はいまだ解明されていないとか。
この日のDASH海岸は、上記3条件が揃い、昼のうちから押し寄せていたのだ。

夜光虫は何かにぶつかることで青白く光る。
海水を見ると、青く小さい光が点滅していた。魚が夜光虫にぶつかっているのだ。
かなりたくさんの小魚が泳いでいる。
木村さん「全部ボラの赤ちゃん。これを追って大型魚が来ている可能性が高いですね」
この時期は「乗っ込み」という魚の繁殖期で餌をたくさん食べる時期だという。
餌を追って浅瀬に魚が乗り込んでくる。
そこで別の日、網を引き寄せると、イシダイがかかった。
山口「でかい!」
城島「もしかしたらこの辺で卵を産んだのかも」
DASH海岸もさまざまな魚が来てくれるようになった。

別の日、山口と木村さんは「乗っ込み」を狙い、神奈川県三浦市で「チョウチン」(アコウダイ)漁をしている漁船に乗り込むのだが、このお話はHPで。

以上、2016年6月12日夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」からでした。

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


fragile(通常盤)[初回仕様]/TOKIO[CD]【返品種別A】

fragile(通常盤)[初回仕様]/TOKIO[CD]【返品種別A】
価格:1,080円(税込、送料別)




この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。