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【神社】昨年台風で崩壊した島の神社を再建するため、本殿を舟屋にお引越し [DASH島]

DASH島図3.jpg


DASH島で開拓に着手して7年目。
舟屋造りからトロッコ線路の敷設、石橋造り、そして森の井戸から船屋手前までの水路造りを2年半がかりで完成させた。次なる課題は反射炉の建設。
基礎工事、土台、傾斜のある炉床から炉心部造りまでを1年半かけて行った。
その間、食料の確保のため味噌作り、長芋畑、魚釣りのための浮橋造りなど様々な仕事を行ったTOKIO。
ある日、島の内部を調査していたら神社が崩壊しているところに出くわした。

島の神社を再建したい

それは、島へ行った国分と長瀬が島の神社の参道を覆うツル草を伐採していた時だった。
国分が「やばい!」と声を出した。
見ると参道の先の島の小さな神社が倒壊していたのだ。二人は台風のせいと考えた。というのも去年は記録的な台風が立て続けに上陸。さらに各地を豪雨が襲ったからだ。DASH島がある瀬戸内海も例外ではなく、台風・豪雨で揺さぶられ続けたのだ。
長瀬「でもここは石垣があって森があるから守られてるはずなんだけど…」
国分「神様は無事なのか?」
倒壊の状態は、まさにメチャメチャだった。ご神体がある本殿は大丈夫か?
長瀬「島の唯一の神社だから」
国分「俺たちも守ってもらわなきゃならないんだけど、この状態は…」
長瀬「これはだめだな。どうする?」
国分「やるっきゃないでしょ。釘を打たずに組んで建てる」
湿気が多い日本では、釘を使うとサビて劣化の原因となるので、寺社は木材と木の栓で組む「軸組構造」で築かれる。しかしそれには正確かつ繊細な加工技術が必要なのだ。TOKIOは福島DASH村では村役場、DASH島では舟屋を造ったが、寺社仏閣は未経験だ。さらに技術だけでなく作法も必要だ。
国分「これはリーダーでも無理だ」
長瀬「神聖なものだもんね」
国分「宮大工さん。ちゃんとした人に連絡して進めてった方がいいね」
長瀬「それがいいね」

数日後、城島、国分、長瀬が待つ浜辺に、船で宮大工さんがやって来た。生形(うぶかた)英雄(74)さんという。手がけた寺社仏閣は50社寺以上。黄綬褒章、内閣総理大臣賞を受章(受賞)した現代の名工だ。
参道を行けば、匠は石積みの門柱や注連柱(しめばしら=鳥居の原型)を確認。
生形さん「参道が狭くなってきたので、お宮が近づいてますよってことです」
長瀬「あそこの水ためは何ですか?」
生形さん「手水舎(ちょうずや)です。いいものが揃ってるってことですね」
長瀬「ちゃんと揃ってるんですね!」
生形さん「一通り神社形式が成り立ってるということですね」
注連柱を見ると明治三十七年(1904年)と書いてあった。
生形さん「歴史もあり、いい神社です。先代の人が思いを込めて作ったんですよ」
国分「そう思えば思うほど大切にしなけりゃね、ここの神様」

倒壊の原因を生形さんは指摘した。
生形さん「シロアリに食われた跡がありますね」
城島「シロアリなんですか!」
島の神社は土の上に木が立っている状態なので、シロアリに食い荒らされやすいとのこと。その弱り切ったところへ台風と豪雨が襲いかかったので倒壊したのだと生形さんはいう。
梁を見ると唐草模様が彫られていた。それを生形さんは江戸時代に近い彫り方という。
地面に落ちていた彫刻は夫婦岩を描いていた。
国分「海の神社だから水から守ってくださいと」
生形さん「奥に本殿があります。ここに置いておくと朽ち果てるだけです」
国分「綺麗になるまで違うところに移動させるってことですか」
生形さん「そういうことです」
神社の建て替えでは、ご神体を別の場所に移動させるが、手順としきたりがある。
ここの場合、まず瓦礫を片付けてから本殿を外に出さねばならない。その場合、祈祷、お祓いが必要だ。
生形さんは、さもありなんと、ちゃんと宮司さんを呼んでいた。
片付ける前に、宮司さんが神社の前に立った。お供え物を奉納し、祝詞をのたまわって、TOKIOの四人の名を呼び大麻(おおぬさ=身についた穢れを祓う)を行った。
ひととおりの儀が済むと、瓦礫の撤去に入った。
国分「気を引き締めてやらないとね。場所が場所だけに」
まずは崩れた木材を片付け、本殿までの道を作る。江戸時代の彫刻が残る梁は再び使えるように立てかけておく。
徐々に片付けていくと、本殿が見えてきた。崩れたものを取り除くと、意外に綺麗なお姿。なぜかシロアリにはやられてないような木の質感だ。
国分「移動するのは屋根のある場所ですよね」
城島「舟屋やな」
生形さん「中にご神体があるから、倒れないよう努力していただいて運んでください」
3人には神事用の白手袋が渡された。3人で持ち上げた。
長瀬「重いね」
本殿は50kgあった。
瓦礫の外へ運び終わると、
長瀬「このアールすごくない?」
海老虹梁(えびこうりょう)=海老のように湾曲している梁に感心した。柱は丸く、これは贅沢に作ってあると生形さん。しかしケヤキでできているので重いのが難点。
国分「ちょっとメンバーお借りしましょうか」
ということでDASH島スタッフのランボーとコマンドーにも持ってもらう。御神輿みたいに水平に移動するが、樹木が邪魔だし足場も悪い。そうこうしてやっと何とか5人で浜辺まで運んだ。
ここからはトロッコだ。城島と長瀬がテコを漕ぐ。国分が徒歩で支える。線路といっても平坦ではない。本殿=ご神体が傾き倒れたら事だ。しかし、この日は幸い横風がなかったので、かろうじて舟屋近くまで運べた。

本殿=ご神体を舟屋に入れる

問題は舟屋にどうやって上げるかだ。
舟屋の1階には荷物の上げ下ろしに作った昇降機がある。板と重りをロープで繋ぎ、2階の天井の滑車で上下させる仕組みだ。
だが、昇降機の穴(2階の床に開けた)は本殿より小さい。
城島「じゃあ穴をカットしようか」
穴を本殿の大きさに合わせ、倍に広げようというのだ。床板を剥がせば強度が落ちるが、今はそれしか方法がない。床板を支える「根太」の一部も切らなければならない。そうしなければ通らないので止むを得ず切った。
これで穴は開いた。次は昇降機の重りを上げる。これはランボーとコマンドーに重りを上げてもらって落とさないように固定してもらった。二人は力持ちだが数十キロの重さがあるので支えるのは大変だ。
その間、荷物運搬用の板に本殿を乗せるため城島と国分がロープで結ぶ。
いざ準備オーケーとなって、今度は重石を徐々に下げて本殿を上げていく。
城島「ちょっと待った。屋根がぶつかる!」
国分「リーダー、上がってよ」
そこで城島が2階へ上がり、ぶつからないようにロープをコントロール。
重りが地面に着いたのでランボーとコマンドーは今度は本殿を上げるためロープを引っ張った。手が空いた国分も2階に上がりロープを引っ張る。「よいっしょ!よいっしょ!」と引き上げられる本殿。すっかり姿を2階に現したので、国分は屋根を持った。
国分「あっ!やばい!」
メリメリと屋根が剥がれたのだ。どうしようと焦る国分に、
生形さん「大丈夫です。屋根は作り直す予定ですから」
ほっとする国分だった。屋根はすでに壊れていて、作り直すものだったのだ。
さて2階に上がった本殿だが、どこに置けばいいのか。
生形さん「理想としては南向きか東向き」
さらに神様が見守るため一段高くして置く。
倒壊してしまった神社を立て直すまで、ここに安置する。
城島・国分「しばしこちらで我慢してください」と、
最後は全員で二礼二拍手一礼で神様を拝んだ。


以上、2019年2月10日(日)夜7時・日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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城島が移動式スパイス畑(トラック)を考案→インドの気温キープで東奔西走/長瀬は池袋でカレーの方向性をつかむ! [DASHカレー]

日本の国民食をイチから作る

何でもイチから作ってきたTOKIO。。
子どもから大人まで、職場・学校・家庭・お店でも国民すべてに愛される国民食───それがカレーだ。新企画はカレーづくりにチャレンジする「俺たちのDASHカレー」だ。
長瀬はハウスのカレー研究所で意外な能力を発揮した。それは味覚が非常に鋭いことだ。ハウスの研究員に負けず劣らぬ舌の感覚を披露した。
そこで、長瀬はインドに行きスパイスの奥の深さを学びつつ、スパイスを日本で作れないかと模索している。


池袋の「金曜日のカレー屋」

長瀬と国分は池袋に来た。
国分「ここは長瀬くんのホームだね」
というのは2000年の長瀬主演のTVドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の舞台になったところだからだ。
長瀬「すっかり治安がよくなっちゃって」(笑)
この池袋にカレー専門店ならぬ鰻屋さんのカレーが評判だということを聞きつけ、二人はやってきた。鰻屋「うな達」の看板を見つけ、地下へと降りる。すでにお客でいっぱいの店内。カウンターへ通された。創業44年のこの店で、30年前にまかないで始めたカレーだったが、あまりの美味しさに店のメニューに上った。それも金曜日のランチ限定で。それが今ではオープン前に長蛇の列ができるほど。開店1時間半で150食完売となる。

並(430円)を注文した二人。
長瀬「見るからにザ・カレー! 給食で見るような固めのルー」
国分「昔ながらのカレーの香り」とスプーンで口へ。
国分「う〜まっ! 後からスパイシー。口に入れた瞬間は懐かしのカレーで、噛んでいるうちに新しいカレーに変わる」
長瀬「ワイルド。美味しい。すごくスパイシーでビリっとくるけど、コクみたいな甘さがある」
国分「豚のカットも薄いバラ肉みたい」
別に煮た豚肉の薄切りをご飯にトッピングしてからルーをかけるのが、この店の特徴。
すぐに完売になるカレーの秘密は何か?
国分「やみつきになる何かが入ってるんだよ。わかる?隠し味」
長瀬「ウナギ感はゼロ」
国分「魚介系の味は感じない」
しかし、カレーの味覚に特別の感覚を持つ長瀬は、
長瀬「コーヒーの苦さを感じる」
店主「先代の店主が試行錯誤して、いろんな隠し味を入れて作ったんです」
そのレシピは今もほとんど変わらないという。
店主「鰻屋だからってウナギは入れてないし、最初ウナギのタレを試したけどカレーに合わなかった」
国分「コーヒーは入ってるんですか?」
店主「ピンポーン」
長瀬「食べた最後の方に苦味を感じるから」
店主「あと甘さ系が入ってる」
長瀬「黒砂糖」
店主「ピンポーン」
国分「すごい!」(ゴチ卒業から1年、感覚が鈍ったか?)
店主「口当たりは甘く、あとから辛さがくるというのがうちの特徴」

「うな達」のカレーは黒砂糖、コーヒーの他に、まろやかさを出すため無塩バターを丸ごと1本鍋に加える。これらを加えることによって、口当たりは甘く、あとから辛さがくる。
長瀬「あとコクは何だろう? 豚だ!豚の脂だ」
店主「そうです。出汁を豚のゲンコツ(ひざ関節の骨)からとってるから」
同店のカレーは市販のカレー粉に加え、8種類のスパイス(クミン・コリアンダーなど)、隠し味が基本。
長瀬「僕らが作るカレーもこういう方向性の気がする」
国分「若い人からご年配の人まで、みんなに愛されてるカレー。それはTOKIOが目指すカレーだよね」

ならば、TOKIOのカレー作りにおいて、スパイス作りを急がねばならない。


トラックの荷台にスパイス畑を!?

<移動式スパイス畑>
そこで城島が考えたのがトラック。
ある日、とある広場で国分が待っていると、トラックを運転してやってきたのは城島。
国分「よく動いてるね、これ」
トラックはサビだらけでオンボロ。まるでTOKIOが歌う『宙船』のようだ。
城島「インドを持ってきました。これです!」と、城島はトラックの荷台を指差した。
国分「これがインドなの?」
城島が荷台のシートを取ると、そこに土が現れた。
国分「どういうこと?どういうこと?」
城島「トラックの荷台を利用して、インドの畑を再現しようと」
国分「ええっー!」
城島「トラックなら移動できるし」
国分「移動する理由はなんなの?」
城島「12月のインドの最低気温は5度。最低気温を下回っちゃいけないから、その気温状態にしたい」
国分「それで移動するって!スゲー!」
トラックならインドに近い気候の場所にいつでもどこでも移動できる(駐車場問題はあるが)。
国分「じゃあ、リーダーはNHKで仕事して5度下回れば、これに乗って他の場所に行くってこと?」
城島「そう、そうせんと」
国分「水はけはどうなってるの?」
城島「勾配つけて、水まいても(荷台の最後部に)水が下りてくるように作ったのよ。最後部に水が溜まる」
荷台には発泡スチロールで防水と勾配をつけ、最後部に水を貯めることで車外に漏れないようにしたのだ。
荷台の土にインドから長瀬が持ってきたスパイスを蒔く。スパイスには酸性土に適したものとアルカリ土に適したものがあるから、荷台を区切って分けてある。日本の土は主に酸性なので、牡蠣殻をつぶして混ぜた土を用意した。
城島がこだわるのは、カルダモン(原産地インド・スリランカ、ショウガ科)というスパイス。これは今まで誰も栽培に成功した者はなく、栽培できたら奇跡と言われている。この種をぜひTOKIOの手で栽培を成功させたいとの思いが強い。
城島「カルダモンは超最高難易度の種。これできたらすごいこと」
カルダモンはさわやかな香りとレモンのような清涼感でスパイスの女王と呼ばれるが、栽培の難しさはトップクラスなのだ。直射日光に弱く、木漏れ日のやわらかい光が最適とされている。しかし日陰に置きすぎると今度は低温と日照不足で実ができないという、まさにその扱いは過保護の女王様のようである。日本では有名食品メーカーや薬用植物園の研究者たちが栽培に取り組んできたが、いまだ成功例がない。

<城島、トラックで東奔西走>
この冬、東京は比較的温暖だったが、列島を襲った大寒波の影響で、1月12日東京に初雪が降った。
それで城島は日テレ地下駐車場に置いたトラックを移動することにした。行ったのは千葉県房総半島先端の館山市。黒潮の影響で真冬でも温暖な地。東京の最低気温2.7℃に対し館山は5.3℃と、インドの冬に近い。城島は道の駅の許可をもらい、駐車場に駐めておくことにした。城島が行けない時はADに頼んで土が5℃を下回らないように、細心の注意を払った。
ロケの時は羽田空港近くに置き、ロケから戻るとすぐにトラックへ。すると荷台の土は5℃ぎりぎりだった。早速トラックを移動、着いたところは日テレ駐車場。計ってみたら12℃。ここなら大丈夫と城島、念のためにミニ・ビニールハウスをかけて、翌日のテレビ出演に備えた。翌日仕事が終わり日テレへ戻ったが、日当りが心配になり別の場所へ移動することにした。
やってきたのは新宿の東京富士大学の駐車場。新宿DASHのベース基地だ。気温は14℃だった。

こうして冬はインド畑を東奔西走して移動させながら、温度管理する日々が続いた。

<つづく>

(2019年2月3日/日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!」より)

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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