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【新宿イモリ】屋上のハート池に恋の季節到来〜イモリのミユキとタモの恋の行方は? [新宿DASH]

新宿に自然を取り戻す企画

昔の新宿は山も川もある、豊かな自然に恵まれていた。それを利用した畑や田んぼ、雑木林などが多く広がる土地だった。
江戸時代には、白キツネ、サル、タヌキ、キツネ、カッパ(市ヶ谷の伝承=カワウソ)、シカなど多くの動物が生息していたという。落合ほたる=ホタルもいたようだ。
しかし、明治以降の近代化や戦後の急速な都市開発によって、自然が激減してしまったこの新宿を、人間と生き物が共に暮らせる未来の街をつくろう!というプロジェクト「新宿DASH」が2016年にスタートした。

新宿屋上のハート池のイモリ2匹

新宿・東京富士大学の屋上が新宿DASHのベース基地。ここに作ったハート池にイモリのメスとオスが住みついた(青梅から運んだ土にイモリがいたらしい)。その名はミユキ(メス)とタモさん(オス)。
ハート池最初の住人で、東京23区では絶滅危惧種 I A 類となっている。
TOKIOはこのイモリのカップルが恋をして結ばれて子どもを産んでくれればと、大きな期待を寄せている。
冬には、ハート池に氷が張ってる状況を、城島が「新十九丸」と名付けた風車の力で水を循環させることで解決した。
それくらいTOKIOとスタッフはハート池の住人=イモリを大事に見守っているのだ。

4月になり、水がぬるみ、桜咲き草木が新緑に包まれる頃、城島、国分と川上さんがベース基地の屋上に来てみると、ハート池にタモさんがいた。
水槽に入れて観察すると、尻尾がグレーで鮮やかな模様が出ていた。しかも生殖器が膨らんでいる。
川上さん「繁殖期を迎えた証です」
国分「あっ婚姻色!」
川上さん「一般的に生物は、オスの方が派手になります」
城島「魚でも婚姻色がでますもんね」
国分(城島に向かって)「そろそろ出せよ、婚姻色」(笑)
城島「真っ白け!」
ちなみに男性の平均初婚年齢は31歳だから、48歳の城島はプラス17歳婚姻が遅れている。
国分「イモリに感動してる場合じゃない。あなたにとってのミユキを探しなさい」(笑)
川上さん「まさに今、タモさんはメスを求めている状態」

そこでミユキはというと、探せど見つからない。心配なのは、呼吸できず死んでしまっている場合、あるいは鳥などの外的に食べられていないか?
川上さん「呼吸しに必ず水面に上がるはずですが」
国分「水路に流れてるってこと、ないよね」
と国分は池の水循環用に作った水路を探した。すると、
国分「あっ、いた!」
城島「あ、ほんまや。これミユキさんじゃない?」
川上さん「あ、これはメスですね」
水中カメラを入れると、ミユキだと確認できた。一同安堵の息をついた。
国分「一安心だね」
ハート池ではなく、なぜこの水路にいたのか?
川上さん「エサがいっぱいある。(水路の)壁に筋状のものがついてるでしょ、これ全部ユスリカの巣なんです」
城島「あ、そうなんですか」
ユスリカは水温が上がると一斉に孵化する蚊の仲間だが、血を吸うことはない。成虫は鳥やトンボのエサになるので、生態系にとって重要。中でも幼虫はイモリの大好物とか。
川上さん「結構、栄養状態いいですね。お腹がプクッとふくれています」
水槽で観察すると、
国分「でかいね!」
城島「でかい、でかい」
川上さん「(この肉付きなら)卵を産めるかもしれませんね」

イモリのミユキをタモさんが追いかける

そこで、しばらく離れ離れだったであろう、この2匹をお見合いさせることにした。水槽に入れた2匹を水路で会わせるのだ。
城島「イモリ DE デート」
国分「ごタイメーン」(笑)
水路の中で2匹が一緒になった。すぐには近づかないが、そのうちミユキがタモさんに近づいた。2匹が見合った。
川上さん「もう、お互いに意識してる」
城島「あ、すれ違った」
国分「タイプじゃなかった?」
川上さん「(ミユキが)オスの誘いにのる気がないのかもしれない」
そしてミユキはタモさんから離れるように、お気に入りの水路からハート池へ戻った。
国分「あれ、タモさん追ってきたよ」
川上さん「オスがやる気になって追っかけてるんじゃないですかねえ」
城島「(ハート池で)子どもが増えたら嬉しいな」
国分「しかも〝ハート〟池だよ。長瀬すげーもん造ったな」
城島「我々がやいのやいの言うのも何ですから、あとは若い二人に」
国分「(2匹で)行きたいところもあるだろうし」(笑)

後日、観察を続けたスタッフからの映像を見た一同は、
城島「仲良くなってる!」
川上さん「オスが尻尾を振るのはメスの注意を惹きつけてる」
国分「カッコイイ姿見せてるってことですか」
タモさんがミユキの上に乗ってずっと離れない映像が写っていた。
川上さん「フェロモン出してますね。ソデフリン」
城島「ソデフリン?」
川上さん「万葉集で『気を惹くために袖を振る姿』に由来しているそうです」
額田王の歌にも詠まれている「袖振り」だが、イモリの場合はオスが尻尾を振ることでメスの気を惹くフェロモンを出すという。
国分「でもミユキは嫌がってる。タモさん頑張れ」
川上さん「これからですね」
国分「あきらめないんだ、タモさんは。何度も気を惹くってことですね」
城島「(諦めたらいかんのや)」

イモリのミユキとタモさんの恋、成就するか?
現在追跡中です。

(2019年5月5日放送「ザ!鉄腕!DASH!」より)

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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