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ベース基地屋上のTOKIOの「ハート池」にイモリのオスとメスが生息! 水草も生えヤゴもいる [新宿DASH]

新宿に自然を取り戻す企画

昔の新宿は山も川もある、豊かな自然に恵まれていた。それを利用した畑や田んぼ、雑木林などが多く広がる土地だった。
江戸時代には、白キツネ、サル、タヌキ、キツネ、カッパ(市ヶ谷の伝承=カワウソ)、シカなど多くの動物が生息していたという。落合ほたる=ホタルもいたようだ。
しかし、明治以降の近代化や戦後の急速な都市開発によって、自然が激減してしまったこの新宿を、人間と生き物が共に暮らせる未来の街をつくろう!というプロジェクト「新宿DASH」が2016年にスタートした。

屋上の「ハート池」にイモリのオスとメスがいた

この夏、製作日数293日をかけて完成させた屋上「ハート池」。10月1日、国分と長瀬と川上さんが心配でここにやってきた。というのも今年は台風の上陸が相次ぎ、各地に大きな被害をもたらしたからで、東京も例外ではなかったからだ。この日の前日も台風24号が関東を襲った。
長瀬「ああ、あっ!橋がとれちゃった!」
国分「橋の上に乗ってた板が」
大小2つの池をつなぐ発泡スチロール製の橋が流されていた。
長瀬「こわかったからね。うち揺れたよ」
国分「窓ガラス割ると思った」
長瀬「でも橋だけだ」
国分「ほんと、もっと被害出てると思ったから」
長瀬「意外に丈夫、これ」
これは土に根をはるイネ(新男米)の強さがもたらしたもの。橋以外あまり壊れていなかった。
長瀬「ぴょんぴょん跳んでるものがいる」
国分「あ、ほんとだ。クモじゃない?」
川上さん「これ、アシナガグモといって水辺によく棲んでいる」
イネの害虫(ウンカ、ツマグロヨコバイ)を食べてくれる益虫だそうだ。また水面の上に張った巣には卵を産みに来たカの仲間がかかったりする。
川上さん「いつもはイネの間に休んでいて獲物を捕るときにクモの巣を作るんです」
国分「クモはどうやってここまで来たんですか?」
川上さん「羽はないけど空を飛ぶんです。棒とか茎の先に乗って、そこから糸を出し風に乗って空を飛ぶんです」
長瀬「スパイダーマンみたいに」
バルーニングといって子グモに多い移動方法で、今年多く襲来した台風に乗って、はるか遠くの水辺から新宿の屋上まで来たと考えられる。

そうこうしていると、国分が発泡スチロールの橋の上で妙な踊りを始めた。長瀬が訊くと「みゆき」と答えた。
国分「みゆきがいた」(イモリだけにみゆき(井森美幸)と国分が名付けた)
これはハート池ができて間もない8月中旬に見つけたイモリ。正式名称「アカハライモリ」(別名ニホンイモリ)ヤモリは陸の上でガなどを食べて暮らすが、イモリは水中か水辺でカやトンボの幼虫を食べる。それで家の守り神=ヤモリに対して、池(井)の守り神=イモリとして古くからまつられてきた。大都会新宿にもかつては十二社(じゅうにそう)の池などに多くのイモリがいたらしい。しかし都市化により池はなくなりイモリも姿を消した。したがって東京23区では絶滅危惧種IA類とされている。
国分「新宿にイモリがいるのは考えられないでしょ?」
川上さん「それはないですね。ペットで飼ってる人がいるかもしれないけど…」
国分「ここまで登ってくることは?」
川上さん「ヤモリと違って垂直の壁は登れないですから」
長瀬「じゃあ、何でこんなとこにいるんだ?」
川上さん「まだ小ちゃいから土に紛れ込んでいたんじゃないかもしれない」
国分「土ごと運んで来ちゃった?」
というのもDASHハート池に敷いた土は青梅の森の中から運んだ荒木田土(田んぼの土)。この近くにあった池にイモリがいたのだ。この池のイモリの子どもが土に紛れて、ここまで来た可能性が高い。
川上さん「このイモリはメスですね」
オスがいれば繁殖する可能性もあるが、はたしてハート池の環境で育つかどうか?

10月下旬、国分、城島、川上さんがハート池を訪れた。
城島「水草が生えている。青梅の土に入ってた胞子から生えてきたんですかね?」
川上さん「おそらくそうだと思います。水田によく生える水草です」(シャジクモとアオミソウの仲間)
国分「池にしたことで、この子生まれた可能性があるんでしょうか?」
川上さん「水を張ったんで生えてきたのでしょう」
国分「水草の中にヤゴがいた」
城島「(イモリにとって)最高じゃないですか」
と言ってるうち、城島がイモリを発見。イモリは水草に潜った。水草はイモリの隠れ家になる。
城島「これはいいわ」
国分「おっ、肉眼で見える。でも小さいね」
すかさず川上さんが手で捕まえ水槽に入れた。みゆき(体長7cm)に比べ体長5cmだ。しかもオスだった。
国分「じゃタモリになるかもね」
城島「呼びづらいね」
国分「じゃタモさんにすればいいのか」
水槽から池に放ち、国分がタモに呼びかけた。
国分「また顔だしてくれるかな?」
タモ「いいとも!」
と言ったかどうかはわからないが。このあとイモリは土に潜って冬眠し、春暖かくなると恋の季節を迎える。
国分「タモさんとみゆきが子ども作る可能性ありますか?」
川上さん「それはすごくあります。水草の葉っぱに産卵するので、状態としてはいいんじゃないですかね」
国分「(2匹の)子ども見たい」
そうなれば絶滅した新宿イモリの復活になる。
国分「池を良くする環境づくりはまだまだ続けたほうがいいね」

大都会の真ん中のビルの屋上に作ったTOKIOの「ハート池」で、どんどん生態系が膨らんでいきそうだ!

(2018年11月18日放送「ザ!鉄腕!DASH!」より)

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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