ベース基地屋上のTOKIOの「ハート池」でトンボが生まれ羽化して飛び立った! [新宿DASH]
新宿に自然を取り戻す企画
昔の新宿は山も川もある、豊かな自然に恵まれていた。それを利用した畑や田んぼ、雑木林などが多く広がる土地だった。
江戸時代には、白キツネ、サル、タヌキ、キツネ、カッパ(市ヶ谷の伝承=カワウソ)、シカなど多くの動物が生息していたという。落合ほたる=ホタルもいたようだ。
しかし、明治以降の近代化や戦後の急速な都市開発によって、自然が激減してしまったこの新宿を、人間と生き物が共に暮らせる未来の街をつくろう!というプロジェクト「新宿DASH」が2016年にスタートした。
屋上の「ハート池」に早くもトンボが生まれ、羽化し飛び立った
新宿のベース基地(東京富士大学)の屋上に色々な生き物を呼びたいと池作りの準備に入ったTOKIO。
屋上に生物が来る池を作りたいと、始まったプロジェクトは、ワイン樽の中に小石・炭・砂(DASH海岸の小石と砂、新宿の松ぼっくりを焼いた炭)を入れた雨水ろ過装置を作り、屋根の樋から落とした水をろ過装置でろ過して池に流す仕組み。さらにろ過装置は、今のままでは酸性雨の影響でPh値が高いままになるため、この中に新宿の居酒屋から頂戴した貝殻を焼いて敷き詰めた。こうすることで酸性度を低くして生物に適した水を確保した。
そしてこの夏、ついに屋上に「ハート池」を完成させたのだった!
大小2つのハート型の池をつなぎ、ろ過水を流す。土を施し、池の周りには草を植え生物が棲みやすい環境づくりを行った。屋上の畑用にと福島から持ってきたワラに偶然「新男米」の籾が付着して、これが苗となったのも池の周りに植えた。
あとは生物が来てくれるかだが、8月上旬、国分と川上さんが「ハート池」に来て、水面にアメンボを発見した。
川上さん「地面の暑さで水たまりが枯れて飛んできた可能性がありますね」
早速の訪問者だ。
8月中旬、今度は城島も加わって生き物調査。
早速トンボを発見。しかも、おしりを水面にツンツンして産卵している。ムギワラトンボ(シオカラのメス)だ。ということは産卵しているということ。トンボは尻尾の先から卵を出すのだ。
城島はタゴにヤゴが入っているのを発見。シオカラトンボのヤゴのようだ。1〜2ヶ月で羽化するという。
国分「池作ってすぐ来たみたい」
川上さん「完全に生態系が生まれつつあります」
国分は水中から息をしに水面に出た生物を発見。城島がタモですくうと、それはイモリだった。
9月4日、巨大台風21号が関東を直撃した。翌日、ハート池が心配でスタッフが見に行くと、池は幸いにも壊れていなかった。土も流れていなければ強風に耐えてイネも折れていなかった。スタッフはそのイネの茎にヤゴが抱きついているのを発見した。すでに羽化していた。ヤゴは水中でミジンコなどを食べて成長して茎に登ってきたのだ。やがて大人のトンボになるのだ。
かつて日本はそこらじゅうに湖沼・河川・田んぼが広がり、トンボがたくさんいたことから「蜻蛉島」(秋津洲ともいう)と言われていた。しかし現在水質悪化や水辺の減少により、トンボは大きく数を減らしている。
その茎にしがみついたヤゴが完全に羽化してトンボとなった。羽を羽ばたかせて、飛ぼうとしているのをスタッフは見た。やがて風に乗るかのように空へと飛び立った。
大都会の真ん中のビルの屋上に作ったTOKIOの「ハート池」に日本古来の生物が生まれ巣立ってくれたのだ。作ってすぐ棲み着いてくれたトンボやイモリなど、どんどん生態系が膨らむのは本当に楽しみだ!
(2018年9月23日放送「ザ!鉄腕!DASH!」より)
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/
昔の新宿は山も川もある、豊かな自然に恵まれていた。それを利用した畑や田んぼ、雑木林などが多く広がる土地だった。
江戸時代には、白キツネ、サル、タヌキ、キツネ、カッパ(市ヶ谷の伝承=カワウソ)、シカなど多くの動物が生息していたという。落合ほたる=ホタルもいたようだ。
しかし、明治以降の近代化や戦後の急速な都市開発によって、自然が激減してしまったこの新宿を、人間と生き物が共に暮らせる未来の街をつくろう!というプロジェクト「新宿DASH」が2016年にスタートした。
屋上の「ハート池」に早くもトンボが生まれ、羽化し飛び立った
新宿のベース基地(東京富士大学)の屋上に色々な生き物を呼びたいと池作りの準備に入ったTOKIO。
屋上に生物が来る池を作りたいと、始まったプロジェクトは、ワイン樽の中に小石・炭・砂(DASH海岸の小石と砂、新宿の松ぼっくりを焼いた炭)を入れた雨水ろ過装置を作り、屋根の樋から落とした水をろ過装置でろ過して池に流す仕組み。さらにろ過装置は、今のままでは酸性雨の影響でPh値が高いままになるため、この中に新宿の居酒屋から頂戴した貝殻を焼いて敷き詰めた。こうすることで酸性度を低くして生物に適した水を確保した。
そしてこの夏、ついに屋上に「ハート池」を完成させたのだった!
大小2つのハート型の池をつなぎ、ろ過水を流す。土を施し、池の周りには草を植え生物が棲みやすい環境づくりを行った。屋上の畑用にと福島から持ってきたワラに偶然「新男米」の籾が付着して、これが苗となったのも池の周りに植えた。
あとは生物が来てくれるかだが、8月上旬、国分と川上さんが「ハート池」に来て、水面にアメンボを発見した。
川上さん「地面の暑さで水たまりが枯れて飛んできた可能性がありますね」
早速の訪問者だ。
8月中旬、今度は城島も加わって生き物調査。
早速トンボを発見。しかも、おしりを水面にツンツンして産卵している。ムギワラトンボ(シオカラのメス)だ。ということは産卵しているということ。トンボは尻尾の先から卵を出すのだ。
城島はタゴにヤゴが入っているのを発見。シオカラトンボのヤゴのようだ。1〜2ヶ月で羽化するという。
国分「池作ってすぐ来たみたい」
川上さん「完全に生態系が生まれつつあります」
国分は水中から息をしに水面に出た生物を発見。城島がタモですくうと、それはイモリだった。
9月4日、巨大台風21号が関東を直撃した。翌日、ハート池が心配でスタッフが見に行くと、池は幸いにも壊れていなかった。土も流れていなければ強風に耐えてイネも折れていなかった。スタッフはそのイネの茎にヤゴが抱きついているのを発見した。すでに羽化していた。ヤゴは水中でミジンコなどを食べて成長して茎に登ってきたのだ。やがて大人のトンボになるのだ。
かつて日本はそこらじゅうに湖沼・河川・田んぼが広がり、トンボがたくさんいたことから「蜻蛉島」(秋津洲ともいう)と言われていた。しかし現在水質悪化や水辺の減少により、トンボは大きく数を減らしている。
その茎にしがみついたヤゴが完全に羽化してトンボとなった。羽を羽ばたかせて、飛ぼうとしているのをスタッフは見た。やがて風に乗るかのように空へと飛び立った。
大都会の真ん中のビルの屋上に作ったTOKIOの「ハート池」に日本古来の生物が生まれ巣立ってくれたのだ。作ってすぐ棲み着いてくれたトンボやイモリなど、どんどん生態系が膨らむのは本当に楽しみだ!
(2018年9月23日放送「ザ!鉄腕!DASH!」より)
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/
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