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東京湾大調査で珍種発見!「ホテイエソ」! 特大サイズの「タカアシガニ」、超レアな「イバラガニ」なども [DASH海岸]

東京湾を多様な生き物が棲める海へ

東京湾の工業地帯の一角にある横浜DASH海岸は、今年で9年目。さまざまな工夫を施して生き物たちを呼ぼうと努力した甲斐あって、工場に囲まれているとは思えない透明度の水を実現。環境が良化した結果、生き物たちも予想を超える種類が集まり、しかも繁殖している。

海水温低い時の東京湾・深海大調査

2018年3月、山口と海洋生物専門家の木村さんは、千葉金谷の手嶌さんの漁船に乗って東京湾の深海調査に乗り出した。手嶌さんは東京湾唯一の深海網漁の使い手だ。
今年の冬は例年になく気温が低く、海水温も低下しているから普段見られぬ種類がいるという。
手嶌さん「このへんが深海の入り口です」
港から1kmくらいでもう東京海底谷の入り口に着いた。
山口「ここは(水深)380mですか」
手嶌さん「もう少し先が水深500m」
山口がおびきえさ(イカ)を付けた海中カメラを380mの海底に降ろす。
1時間後カメラを上げて、録画した深海の様子を見る。
すると、深海性のタチウオ「タチモドキ」の姿が。
次にカメラがとらえたのは「ヌタウナギ」。
山口「もっと浅い場所にいると思ってた」
確かにDASH島では水深10mくらいにいるヌタウナギを捕まえて食べたことがある。
木村さん「皮が丈夫なので、どんな水深でも平気なんです」
次にやってきたのは「タカアシガニ」。活発に動いている。イカを奪いに2匹3匹寄ってきて食べている。
そのうち録画制限時間が来たので、残念ながらここまで。

今度は、手嶌さんが3日前に水深380mに仕掛けた網を引き上げる番だ。これが深海調査の本命。
深海刺し網漁は深海に網をカーテン状に設置、暗闇の中、この網に触れた魚が絡まるという仕組みなのだ。
山口「網来た、網来た、どうでしょう」
最初にやってきたのはまん丸のかわいい小型魚「ミドリフサアンコウ」。
次に提灯のような「アコウダイ」。水深600mに生息しているとか。超大型で62cmあった。
木村さん「このサイズなら2万円くらいしちゃうんじゃ」
山口「すごくないこのデカさ。ハンパない!」
次に「スケトウダラ」。
山口「美味しい匂いがする。絶対うまいよ、これ」
木村さん「東京湾じゃ相当珍しい!」
寒い海にしか生息していない魚なのだ。
次に来たのを山口は不思議がった。
山口「何だこれ?」
手のひらサイズで黒く、アゴが垂れている。
木村さん「これは大発見ですよ!ホテイエソ!七福神の布袋尊に似てるからついた名で、これ東京湾での発見は2例目」
大きな口と鋭い歯を持つ、深海の獰猛なハンター「ホテイエソ」は見た目から別名「深海のエイリアン」とも言われている、非常に珍しい魚だ。
木村さん「(上げた時には死んでいるけど)保存して博物館に送った方がいいでしょう」
山口「見てもらおう」
(というわけで、これは後日、横須賀市自然・人文博物館へ送り届けた)

仰天サイズのタカアシガニ/超レアなイバラガニ

クリンチが次々に網を引き上げてくるが、何やらでかいものが網に絡んでいる。たぐり寄せると、びっくり仰天!「タカアシガニ」だ!
タカアシガニはさっきの海底カメラで捉えていて、珍しくはないのだが、このタカアシガニはめっぽうでかいのだ!
山口「何だこれ!?水族館クラスじゃん、これ!」
手嶌さん「すごいだろ」
山口が自らの体を甲板に横たえてカニと背比べをしたら、カニのサイズは優に山口の背を凌駕している。
山口2人分、約3mの超大物だ! ハサミを見ると「大人の歯ぐらいある」(山口)
山口「これはアンガールズも引くわ。何年生きるとこの大きさ?」
木村さん「対岸にも同級生いますが、同級生ぐらい」(笑)
山口と同い年なら46歳だ。
山口「オレここまで伸びなかったなあ」(笑)
山口「味はどうですか?」
手嶌さん「大味だね。ここまでなると大味。脚の太い割には身が詰まってない」
木村さん「じゃあ、生きてもらおうよ」
というわけで、同級生を海に帰した。
山口「感動、感動」

するとしばらくして、手嶌さんが「珍しいのが来たぞ!」と叫んだ。見ると赤く大きいものが網にかかっている。
山口「何だこれ?!タラバ?」
木村さん「また珍しいのが上がったね」
手嶌さん「このあたりではイバラガニ。年に1・2匹だけ(しか上がらない)」
木村さん「タラバガニの仲間ですね。超珍しいですよ」
名前の由来は全身のトゲトゲ。北海道・アラスカなどに生息しており、東京湾ではめったにかからない幻のカニだ! やはり海水温の低下が招いたのだろうか?
英語では「Golden King Crab」(黄金のカニの王様)と呼んでいる、まさにカニの王様。市場では一尾3万円以上(3kg)で取引されている超高級食材でもある。
手嶌さん「食べたら美味しいよ」
木村さん「その一言を待っていた」(笑)
北海道ではタラバガニより美味いとも言われているので、一行は港に戻り、富津の「かぢや旅館」で料理して食べることに。
身が非常に詰まって美味しいイバラガニを一行は、
「しゃぶしゃぶ」
「カニのツメの天ぷら」
「カニの炊き込みご飯」
「イバラガニ味噌」
などにして、十分に堪能しました。


(以上、2018年3月18日日テレ系で放送の「ザ!鉄腕!DASH!」より)

【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/


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