福島DASH村でTOKIOオリジナル一等米「新男米」〜日本一の美味しさ目指す! [福島DASH村]
福島DASH村で15度目の米づくり
新男米をさらにグレードアップへ
明雄さんの教えに従ってDASH村で米づくりを開始したのは2001年の春。
日本にある米の品種356種類から、味と香りが良い「ひとめぼれ」と寒さに強い「たかねみのり」いもち病に強い「ふくみらい」をかけ合わせて作ったのがTOKIOオリジナル米の「新男米」だ。
毎年収穫の際に種を残しながら、震災を乗り越え作り続けて来て、今年で16年目となる。
難波憲吾さんの田んぼをお借りしてからは5年目の米づくりである。
2016年4月初旬、城島と山口は福島DASH村に再びやってきた。
この日はDASH村の仲間とお米の味比べを行った。
山口「うわー(粒が)立ってるね」
城島「ふっくらしてる、いい味してる」
山口「一粒一粒感じる」
一つ目はTOKIOオリジナル米「新男米」。
次に試食するのは山形県・遠藤五一さんの「五右衛門」。米の国際コンクールで5年連続金賞を獲得して殿堂入りした最高級米である。去年山口にアドバイスをいただいた。
DASH村人「光沢が違う」「つやが違う」「香りも違う」
山口「歯ざわりが全然別物」
城島「……美味しいな」
山口「味が残る、余韻がある」
DASH村人「えーっ!こんな違うか!」
山口「これが86点の味ですよ、これが」
米の美味しさを数値で測る機械にかけたら、有名ブランド米が80点台前半なのに、遠藤さんの米は86.1を叩き出したという。
「新男米」もその機械の審査にかけた。その通知をスタッフが持ってきて、城島に手渡した。
城島がおもむろに開けると、何枚かの書状。その中に点数があった。
84点。
五右衛門は86点。
たった2点差だが、食べてみるとかなりの差があることがわかった。
山口「何かが違う」
城島「何だろう?」
新男米を鑑定
そこで山口は、奈良県大和郡山市へ飛んだ。米穀店「イリグチ」。
全国のブランド米が並んだ店先には、5年連続金賞受賞の遠藤五一さんの「五右衛門」もあった。
それもそのはず、店主の入口寿子さんは米食味鑑定士で、米食味鑑定コンクール国際大会で審査員長を13年務めている米のスペシャリスト。
この人に「新男米」を鑑定してもらった、
炊き上がった「新男米」の見て、
入口「いい香りはしますが、ちょっと光沢が少ない」
試食すると、
入口「意外と美味しい」
「旨味があるんだけど、その旨味がスッと抜けてしまう」
「時間が経ったときに口の中に残ってない。そんな気がします」
城島は、別の角度から「新男米」の鑑定へ。
神奈川県厚木市の研究所にある「味覚センサーTS-5000Z」(1台約1000万円!)で測ってもらおうというわけだ。この機械は「人間の下と同様に味を感じて数値化することができます」(担当者)しかし、人間の脳はわずか0.6秒で味を感じとるが、機械は40分かかる。
「新男米」の鑑定結果が出た。
米に重要な味覚:<旨味><コク><苦味><渋味>の4点から測ると、
●市販のコシヒカリはすべてに平均的。
●新男米は<旨味><渋味>が突出しているが、苦味が少ない。
●五右衛門は<旨味><コク><渋味>はコシヒカリとほぼ同じだが、<苦味>が突出していた。
<旨味>だけなら新男米は五右衛門よりずっと上だが、苦味という雑味系の味は米の味を引き出すという効果があると、研究員は言う。
城島「苦味って大事なんですか!?」
研究員「雑味が米の隠し味なんです」
城島「人間と一緒なんですね。苦労した苦味というのは。NEWSの手越には出せんな、この苦味とかは」
新男米にお嫁さんを
品種改良は新男米も行ってきた。初代男米に「フクミライ」をかけあわせて虫や病気に強くした。その結果味も美味しくなった。
新男米に新しいお嫁さんが必要になった。
雑味がある米というのは、入口さんが言うには「旨味がいつまでも舌に残る米」とのこと。
そこで城島と山口は、記憶を辿ってDASH村で食べたカレーライスが旨かったことを思い出した。あれは米が旨かったからだと。三瓶明雄さんが作り差し入れてくれた、あのお米の味だ!
三瓶専二郎さんに聞くと、明雄さんが作っていたのは「あきたこまち」「ササニシキ」「チヨニシキ」。
これらを試食してみると、その味は「チヨニシキ」だと判明した!
城島「孝子さんの漬物と一緒に食べてわかった」
山口「香りも違うし旨い。これだ!」
城島「新男米にチヨニシキというお嫁さんと結婚させる」
山口「そう考えると明雄さんはすごい。これをやらせるために、メッセージを残してくれたみたいな…」
センサーで測ってみるとチヨニシキは<旨味><渋味>の他に<苦味>がすごく多いことがわかった。
山口は早速、福島県田村市のチヨニシキの種米を持つ佐藤さん方を訪ねた。
1升分わけてもらい、吾妻山の雪解け水に新男米と一緒に10日間さらした。
そうすると両方とも芽が出てきた。
これらを一粒ずつ、300枡目の容器に入れる。一粒の方が強く育って「分けつ」も進む。
こうして1ヶ月経つと青い苗が育ってきた。
葉が生い茂り茎も太い「新男米」に対して「チヨニシキ」は全体的に細めでどこか弱々しい。新男米はさわるとすぐにはね返ってくるのに、チヨニシキはしなやかだ。しかしチヨニシキは根張りが大きい。
しかも城島が匂いを嗅ぐと「根菜=生姜のような匂いがする」
山口もそう感じた。そのわけはひげ根が多い=根っこ本来の匂いがあるから。
新男米とチヨニシキの結婚は、雄しべを取った新男米のめしべにチヨニシキの雄しべの花粉を付着させる「花粉交配」で行う。
田植え
5月、福島DASH村の難波さんの田んぼに新男米とチヨニシキを植える時期がやってきた。
城島、山口、難波さん、それに三瓶金光さんはじめDASH村の仲間たち約10人で田植えを。
「がち」は明雄さんの指示による30cm四方に目印をつけ、16度目の田植えを行った。
チヨニシキは196本。新男米は約6000本。順調に育てば8月上旬に花が咲く。
この中から優秀な株を選抜してチヨニシキと交配させる。
城島、山口は慣れた手つきですいすいと作業を進めていく。
「体が覚えている」
こうして16度目の田植えは終わった。
夏に交配、秋にはどんな新男米になるのか?
ワクワク感いっぱいのTOKIOとDASH村の面々だった。
以上、2016年6月19日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/
新男米をさらにグレードアップへ
明雄さんの教えに従ってDASH村で米づくりを開始したのは2001年の春。
日本にある米の品種356種類から、味と香りが良い「ひとめぼれ」と寒さに強い「たかねみのり」いもち病に強い「ふくみらい」をかけ合わせて作ったのがTOKIOオリジナル米の「新男米」だ。
毎年収穫の際に種を残しながら、震災を乗り越え作り続けて来て、今年で16年目となる。
難波憲吾さんの田んぼをお借りしてからは5年目の米づくりである。
2016年4月初旬、城島と山口は福島DASH村に再びやってきた。
この日はDASH村の仲間とお米の味比べを行った。
山口「うわー(粒が)立ってるね」
城島「ふっくらしてる、いい味してる」
山口「一粒一粒感じる」
一つ目はTOKIOオリジナル米「新男米」。
次に試食するのは山形県・遠藤五一さんの「五右衛門」。米の国際コンクールで5年連続金賞を獲得して殿堂入りした最高級米である。去年山口にアドバイスをいただいた。
DASH村人「光沢が違う」「つやが違う」「香りも違う」
山口「歯ざわりが全然別物」
城島「……美味しいな」
山口「味が残る、余韻がある」
DASH村人「えーっ!こんな違うか!」
山口「これが86点の味ですよ、これが」
米の美味しさを数値で測る機械にかけたら、有名ブランド米が80点台前半なのに、遠藤さんの米は86.1を叩き出したという。
「新男米」もその機械の審査にかけた。その通知をスタッフが持ってきて、城島に手渡した。
城島がおもむろに開けると、何枚かの書状。その中に点数があった。
84点。
五右衛門は86点。
たった2点差だが、食べてみるとかなりの差があることがわかった。
山口「何かが違う」
城島「何だろう?」
新男米を鑑定
そこで山口は、奈良県大和郡山市へ飛んだ。米穀店「イリグチ」。
全国のブランド米が並んだ店先には、5年連続金賞受賞の遠藤五一さんの「五右衛門」もあった。
それもそのはず、店主の入口寿子さんは米食味鑑定士で、米食味鑑定コンクール国際大会で審査員長を13年務めている米のスペシャリスト。
この人に「新男米」を鑑定してもらった、
炊き上がった「新男米」の見て、
入口「いい香りはしますが、ちょっと光沢が少ない」
試食すると、
入口「意外と美味しい」
「旨味があるんだけど、その旨味がスッと抜けてしまう」
「時間が経ったときに口の中に残ってない。そんな気がします」
城島は、別の角度から「新男米」の鑑定へ。
神奈川県厚木市の研究所にある「味覚センサーTS-5000Z」(1台約1000万円!)で測ってもらおうというわけだ。この機械は「人間の下と同様に味を感じて数値化することができます」(担当者)しかし、人間の脳はわずか0.6秒で味を感じとるが、機械は40分かかる。
「新男米」の鑑定結果が出た。
米に重要な味覚:<旨味><コク><苦味><渋味>の4点から測ると、
●市販のコシヒカリはすべてに平均的。
●新男米は<旨味><渋味>が突出しているが、苦味が少ない。
●五右衛門は<旨味><コク><渋味>はコシヒカリとほぼ同じだが、<苦味>が突出していた。
<旨味>だけなら新男米は五右衛門よりずっと上だが、苦味という雑味系の味は米の味を引き出すという効果があると、研究員は言う。
城島「苦味って大事なんですか!?」
研究員「雑味が米の隠し味なんです」
城島「人間と一緒なんですね。苦労した苦味というのは。NEWSの手越には出せんな、この苦味とかは」
新男米にお嫁さんを
品種改良は新男米も行ってきた。初代男米に「フクミライ」をかけあわせて虫や病気に強くした。その結果味も美味しくなった。
新男米に新しいお嫁さんが必要になった。
雑味がある米というのは、入口さんが言うには「旨味がいつまでも舌に残る米」とのこと。
そこで城島と山口は、記憶を辿ってDASH村で食べたカレーライスが旨かったことを思い出した。あれは米が旨かったからだと。三瓶明雄さんが作り差し入れてくれた、あのお米の味だ!
三瓶専二郎さんに聞くと、明雄さんが作っていたのは「あきたこまち」「ササニシキ」「チヨニシキ」。
これらを試食してみると、その味は「チヨニシキ」だと判明した!
城島「孝子さんの漬物と一緒に食べてわかった」
山口「香りも違うし旨い。これだ!」
城島「新男米にチヨニシキというお嫁さんと結婚させる」
山口「そう考えると明雄さんはすごい。これをやらせるために、メッセージを残してくれたみたいな…」
センサーで測ってみるとチヨニシキは<旨味><渋味>の他に<苦味>がすごく多いことがわかった。
山口は早速、福島県田村市のチヨニシキの種米を持つ佐藤さん方を訪ねた。
1升分わけてもらい、吾妻山の雪解け水に新男米と一緒に10日間さらした。
そうすると両方とも芽が出てきた。
これらを一粒ずつ、300枡目の容器に入れる。一粒の方が強く育って「分けつ」も進む。
こうして1ヶ月経つと青い苗が育ってきた。
葉が生い茂り茎も太い「新男米」に対して「チヨニシキ」は全体的に細めでどこか弱々しい。新男米はさわるとすぐにはね返ってくるのに、チヨニシキはしなやかだ。しかしチヨニシキは根張りが大きい。
しかも城島が匂いを嗅ぐと「根菜=生姜のような匂いがする」
山口もそう感じた。そのわけはひげ根が多い=根っこ本来の匂いがあるから。
新男米とチヨニシキの結婚は、雄しべを取った新男米のめしべにチヨニシキの雄しべの花粉を付着させる「花粉交配」で行う。
田植え
5月、福島DASH村の難波さんの田んぼに新男米とチヨニシキを植える時期がやってきた。
城島、山口、難波さん、それに三瓶金光さんはじめDASH村の仲間たち約10人で田植えを。
「がち」は明雄さんの指示による30cm四方に目印をつけ、16度目の田植えを行った。
チヨニシキは196本。新男米は約6000本。順調に育てば8月上旬に花が咲く。
この中から優秀な株を選抜してチヨニシキと交配させる。
城島、山口は慣れた手つきですいすいと作業を進めていく。
「体が覚えている」
こうして16度目の田植えは終わった。
夏に交配、秋にはどんな新男米になるのか?
ワクワク感いっぱいのTOKIOとDASH村の面々だった。
以上、2016年6月19日放送の「ザ!鉄腕!DASH!」からダイジェストで紹介しました。
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/
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