TOKIOが開拓に挑む無人島〜石橋造りの新プロジェクトが始動！ [DASH島]
2015年２月／新規プロジェクト始動
城島大寒禊（だいかんみそぎ）を行う
DASH島では恒例となった城島による新年の禊。
水路の延長の際に、水路から流れ落ちる水で禊を行った城島だが、
さらに鹿島神宮の「大寒禊」にならって、DASH島の大寒禊を舟屋前の入江で行い。
無病息災、五穀豊穣とTOKIO・DASH島の平和を祈った城島であった。
それを舟屋から見ていた松岡と長瀬、
「あれで44歳、今年45歳だぜ」と感心するやら、あきれるやら。
トロッコの線路を強くしなければ
さて、城島と山口がトロッコで舟屋まで水を運ぼうとしている時、
去年の秋に築いた台風被害から復旧させる仮設橋を渡ろうとして、
心細さに襲われた。
なぜならここはあくまで仮設橋であって、木を組みレールで補強したとはいえ、
基盤は砂利で持たせているだけだからだ。
波打ち際なので押し寄せる波にも耐えねばならない。
トロッコを通すにも勢いよく通すにはもっと強度が必要と、二人は感じ、
そろそろとトロッコを押している。
「砂利でかましてるだけだから」と山口。
「ちょっと考えなあかん」と、思いついた城島は、長崎へ向かった。
石橋発祥の地・長崎へ
向かった先は長崎県長崎市の中島川。ここには15本の石橋がかかっている。
中国から江戸時代に伝わった石橋は、いち早く長崎で造られ、全国へ波及していった。
水害に強いため、それまでの木橋に替わって、続々と造られるようになったという。
城島はここで石工の藤本さん（46）と落ち合った。
藤本さんは全国で150名しかいない文化財の修復技術員のひとりで、
今日は最も頑丈な石橋へ城島を案内するという。
それは「眼鏡橋」。江戸時代に造られた石橋で、石自体の押し合う力で保っている構造。
つまり加工した石を積んだだけなのだ。33年前に起きた大洪水にも耐えた橋である。
アーチの部分は「輪石」（わいし）といい、石橋は輪石の重さだけで持っているという。
その上に「壁石」が乗っかり、「ガツっとスクラムを組ませる」（藤本さん）働きをする。
城島はこの石橋をトロッコを支えるところに造れないかと考えたのだ。
「でもDASH島にはこんな四角い石はないもんな」
そこで藤本さんは、次に長崎県は南島原市北有馬町へと城島を連れて行った。
ここに自然石を使った石橋があった。「面無（おもなし）橋」である。
「切り出したというより、元からある石を使った」と藤本さんは説明する。
江戸時代に造られ、今も崩れることなく使われている。
ばらばらの形の石をパズルのように組み合わせている。
「これはDASH島でも舟屋の土台に使った“野面積み”と同じやり方だ」
城島は気がついた。
輪石だけは加工してあり、接合面は平らに削っている。
つまり接合面はピッタリ接合していなければならない。
実際に輪石を削り出す
次に藤本さんが案内したのは、諫早市牧の採石場。
「帆崎石といって、眼鏡橋に使われたのがここの石です」
石質は硬く重く水に強いという特長を持ち、佐賀城などの石垣にも使われているという。
早速、採石場に置かれている石を砕く重機。これを使って石を切り出そうと、
重機歴13年の城島自ら運転席に入った。が、石に近づいただけでSTOP。
車両系建設機械（解体用）資格が必要なので、専門家にバトンタッチ。
さすがベテラン、うまくちょうど良い大きさの石に砕いてみせた。
これを四角くするには、石のみを使って穴を掘り、そこに「大矢」という石割り用のくさびを埋め込み、くさびを「矢締め」という15kgもあるハンマーで叩けば石が割れるのだ。
割れた石をさらに整形するには「こやすけ」という金槌みたいなのみで削ぎ落としていく。
さらに凸凹をたいらにするためのみをかける。それをまた滑らかにするには「びしゃん」で。
という具合に石を成形するのは、実に大変だ。
これを城島がやった。
やがて藤本さんはじめ、石工の数人も手助けして、３時間後11個の長さ50cmの長方体が出来上がった。これを試しに「支保工」と呼ばれる石橋を組むための土台を使って輪石に組んでみた。
重い石を持つだけでも大変だが、うまく合わせるのも大変。
しかし石工さんたちの協力で組んだ！支保工を外してもガッチリ、くずれない！
城島が乗ってもびくともしない。輪石の完成だ！
これを山口が操舵する台船で長崎からDASH島まで運んだ。
いよいよ次はDASH島での石橋づくりだ！
2015年2月15日夜７時・日本テレビ系「ザ！鉄腕！DASH！」より
【DASH島公式HP】http://http://www.ntv.co.jp/dash/contents/island/index.html
城島大寒禊（だいかんみそぎ）を行う
DASH島では恒例となった城島による新年の禊。
水路の延長の際に、水路から流れ落ちる水で禊を行った城島だが、
さらに鹿島神宮の「大寒禊」にならって、DASH島の大寒禊を舟屋前の入江で行い。
無病息災、五穀豊穣とTOKIO・DASH島の平和を祈った城島であった。
それを舟屋から見ていた松岡と長瀬、
「あれで44歳、今年45歳だぜ」と感心するやら、あきれるやら。
トロッコの線路を強くしなければ
さて、城島と山口がトロッコで舟屋まで水を運ぼうとしている時、
去年の秋に築いた台風被害から復旧させる仮設橋を渡ろうとして、
心細さに襲われた。
なぜならここはあくまで仮設橋であって、木を組みレールで補強したとはいえ、
基盤は砂利で持たせているだけだからだ。
波打ち際なので押し寄せる波にも耐えねばならない。
トロッコを通すにも勢いよく通すにはもっと強度が必要と、二人は感じ、
そろそろとトロッコを押している。
「砂利でかましてるだけだから」と山口。
「ちょっと考えなあかん」と、思いついた城島は、長崎へ向かった。
石橋発祥の地・長崎へ
向かった先は長崎県長崎市の中島川。ここには15本の石橋がかかっている。
中国から江戸時代に伝わった石橋は、いち早く長崎で造られ、全国へ波及していった。
水害に強いため、それまでの木橋に替わって、続々と造られるようになったという。
城島はここで石工の藤本さん（46）と落ち合った。
藤本さんは全国で150名しかいない文化財の修復技術員のひとりで、
今日は最も頑丈な石橋へ城島を案内するという。
それは「眼鏡橋」。江戸時代に造られた石橋で、石自体の押し合う力で保っている構造。
つまり加工した石を積んだだけなのだ。33年前に起きた大洪水にも耐えた橋である。
アーチの部分は「輪石」（わいし）といい、石橋は輪石の重さだけで持っているという。
その上に「壁石」が乗っかり、「ガツっとスクラムを組ませる」（藤本さん）働きをする。
城島はこの石橋をトロッコを支えるところに造れないかと考えたのだ。
「でもDASH島にはこんな四角い石はないもんな」
そこで藤本さんは、次に長崎県は南島原市北有馬町へと城島を連れて行った。
ここに自然石を使った石橋があった。「面無（おもなし）橋」である。
「切り出したというより、元からある石を使った」と藤本さんは説明する。
江戸時代に造られ、今も崩れることなく使われている。
ばらばらの形の石をパズルのように組み合わせている。
「これはDASH島でも舟屋の土台に使った“野面積み”と同じやり方だ」
城島は気がついた。
輪石だけは加工してあり、接合面は平らに削っている。
つまり接合面はピッタリ接合していなければならない。
実際に輪石を削り出す
次に藤本さんが案内したのは、諫早市牧の採石場。
「帆崎石といって、眼鏡橋に使われたのがここの石です」
石質は硬く重く水に強いという特長を持ち、佐賀城などの石垣にも使われているという。
早速、採石場に置かれている石を砕く重機。これを使って石を切り出そうと、
重機歴13年の城島自ら運転席に入った。が、石に近づいただけでSTOP。
車両系建設機械（解体用）資格が必要なので、専門家にバトンタッチ。
さすがベテラン、うまくちょうど良い大きさの石に砕いてみせた。
これを四角くするには、石のみを使って穴を掘り、そこに「大矢」という石割り用のくさびを埋め込み、くさびを「矢締め」という15kgもあるハンマーで叩けば石が割れるのだ。
割れた石をさらに整形するには「こやすけ」という金槌みたいなのみで削ぎ落としていく。
さらに凸凹をたいらにするためのみをかける。それをまた滑らかにするには「びしゃん」で。
という具合に石を成形するのは、実に大変だ。
これを城島がやった。
やがて藤本さんはじめ、石工の数人も手助けして、３時間後11個の長さ50cmの長方体が出来上がった。これを試しに「支保工」と呼ばれる石橋を組むための土台を使って輪石に組んでみた。
重い石を持つだけでも大変だが、うまく合わせるのも大変。
しかし石工さんたちの協力で組んだ！支保工を外してもガッチリ、くずれない！
城島が乗ってもびくともしない。輪石の完成だ！
これを山口が操舵する台船で長崎からDASH島まで運んだ。
いよいよ次はDASH島での石橋づくりだ！
2015年2月15日夜７時・日本テレビ系「ザ！鉄腕！DASH！」より
【DASH島公式HP】http://http://www.ntv.co.jp/dash/contents/island/index.html
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タグ：石橋造り
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