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世界一のラーメンは作れるか(5)〜スープの素がそろった!国分がめぐる昆布だしのうまい店 [世界一のラーメン]

各地の美味しい物全部集めて「世界一のラーメン」を

2014年4月、TOKIOは、「世界一のラーメンを作ろう!!」と、立ち上がりました。
「DASHで色んな所へ行って20年、各地の美味しい物を全部集めて作ろう」と、
TOKIOの特長を出すラーメンを作ろうということになりました。

国分の東京のうまいラーメン店訪問

国分は、うまいラーメンを求めて東京・荏原中延の「多賀野(たかの)」へ。
ここはしょうゆラーメンの名店で、多い時は100mもの行列ができるというので、やってきました。
高野多賀子店主が腕によりをかけて作るラーメンはラーメン好きをうならせています。
「このスープ、うまみ成分が豊富」
「シンプルだけど奥行きがある出汁」
「しっかり昆布を感じる」
と国分。
「昆布はグルタミン酸が多い食材です」と店主。
「豚などの動物系の出汁とも相性が良く、それが合わさると、うま味の相乗効果が出るんです」
茨城県産の豚肉、秋田県産の比内地鶏を出汁に使っている同店、これに昆布が一緒になると掛け算となって、うま味の相乗効果を発揮する、と店主は言うのです。
試しに国分は昆布を入れる前の出汁を味わってみたら、
「鶏の出汁を感じる。鶏が強い」
そこへ昆布を入れると、きれいな黄金色に。
これを口に運ぶ国分「うまーい!」
「急に大人になった。成長した。味がなじむ!」
「これは驚いた!昆布がどれほど大事かわかりました」と昆布大絶賛の国分でした。

そこでもう一軒。千代田区九段下の「斑鳩(いかるが)」へ。
ここは昆布を極めた店だというのです。
ここで出されたのは透き通ったスープのラーメン「白醤油本枯鰹昆布そば」。
ねぎ、チャーシュー、メンマ、海苔と具もシンプルなラーメンです。
「おいしーい!」と国分。
豚骨など動物系の出汁を一切使わず、昆布でコクを出している店なのです。
ただし、このコクは普通の昆布では出せないと言う店主。
「利尻昆布を使っています」
これは1箱10万円もする高価な昆布で、これを惜しげもなく使うのがこの店の特長。

続いて国分は、渋谷区幡ヶ谷の「たけ虎」へ。
ここで出されたのは「よろ昆布らーめん」。
文字通り喜んで食べる国分に、
「おいしそうに食べるね」と店主。
「おいしいんですよ。しっかりした味でやわらかいですね」と国分。
「発芽して2〜3ヶ月の幼い昆布だから、やわらかくておいしんです」
「スープもおいしい。後味の風味がすごい。いつまでも残っている」
スープにも具にも昆布を使っている、この「よろ昆布らーめん」は、
最高級の「真昆布」を使っているとのこと。
「献上昆布とも、昆布の王様とも言われています」と店主。
「油っぽいラーメンにも負けない、日本一です」
真昆布は、江戸時代から朝廷や幕府に献上され、現在では京都のミシュラン三ツ星の高級料亭などで使われている高級食材です。

真昆布を得るため山口が函館に

山口は、北海道・函館の南茅部地区白口浜にやって来ました。
国分から真昆布の情報を得て、真昆布を獲りに来たのです。
ここに昆布の王様が自生しているということで。
山口「なぜここで真昆布がとれるんですか?」
船主「寒流と暖流がぶつかるポイントだから」
水温が昆布の生長に最も適した水温11℃前後の海に、川から山の栄養分も注ぎ込むという環境が良いのです。白口浜・水深3mの浅瀬に群れをなしています。
「マッカ」と呼ばれる先が二又になっている道具で船の上から昆布を獲ります。
「でっけー!」と、水揚げされた昆布を持ってびっくりする山口。
2m以上はあるでしょう。2年でこれだけ伸びるそうです。
昆布の良し悪しは、実入りのよいもの、厚く、幅のあるもの、が良いと船主は言います。

ここで山口はウエットスーツに身を包んで海へ飛び込んだ。
ボンベなし、シュノーケルで海の中をすいすいと。
海の中は真昆布の森です。バフンウニもいました。
密集した中にひときわ大きくゆらめく昆布に目を付け、
山口はこれをゲット。舟に上げれば「これなら最高だ」とお墨付き。
長さ2m、厚さ7mmの極上の真昆布です。

獲った昆布は天日干しにします。
山口は干す前の昆布をかじり、「香りがまだない。ねばりだけ」
船主は「干した昆布じゃないと出汁は出てこない」と指摘。
「じゃないと海が出汁でいっぱいになっちゃうよね」(笑)
天日干しすることでグルタミン酸が分解され、うま味が出てくるのだと言います。
それに要する時間は3日。

そしてついに!
スープの素がそろいました!

 ●北海道函館「真昆布」
 ●石川県能登半島「海塩」
 ●伊豆半島手火山「宗田節」

最高級小麦「春よ恋」が出穂(しゅっすい)

一方、長瀬と城島は、ラーメンの麺の材料となる、最高級小麦の「春よ恋」の畑にいました。
畑を作り種をまいて、2ヶ月半で90cmに成長した「春よ恋」。
長瀬「すげー!穂がきれい!」
およそ10cmの穂が出て(出穂)30粒ほどの実がついているではありませんか。
城島「でもまだ実が入ってへん。ぺこぺこしてる」
一つのみを取って長瀬が調べると、つゆが出るだけ。
この白い液体が、糖質を蓄えて固い実になっていく。それにはあと数週間。
「まだまだ先は長いよ」と城島。

二人は畑の周囲を見回る。すると、「何これ!」と城島。
畑が踏み荒らされた跡を発見。畑の中は掘られているところも。
早速、生長観察カメラで確かめる。
「あっ、こいつだ!」そこにはイノシシが写っていました。
そこでDASH村で教わった、イノシシ除けの「竹鳴子」を作って
畑の周囲に張り巡らせました。
「やれやれ、これで一安心」

と思ったのもつかの間、春よ恋の敵は空からもやってきたのです。
台風です。
(以降の放送につづく)

【2014年10月26日放送 ザ!鉄腕!DASH!より】
【ザ!鉄腕!DASH!公式HP】http://www.ntv.co.jp/dash/



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