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古の東京湾を取り戻せ!(1)「DASH海岸」にウナギを呼ぼう! [DASH海岸]

ウナギが好む環境づくり〜ウナギハウスと「ちょっと根」

「DASH海岸にウナギを呼ぼう」と、ウナギが好む環境づくりから着手したTOKIOでありました。
その後、ウナギのエサとなる甲殻類やハゼ類が棲み着きはじめたヨシの原なのですが、
DASH海岸はウナギの通り道である沖から300m離れた狭い入り江にあるので、
ヨシをウナギに見つけてもらうには不利です。

そこで、人間の約1000万倍も敏感といわれるウナギの嗅覚を利用しようということになりました。
つまり、ウナギが好むアミノ酸を使って誘い込むのです。これなら遠くからでも嗅ぎ付けられるだろう。
酒粕からアミノ酸を抽出し、ゼラチンで固めてアミノ酸ゼリーを作り、それを竹筒に入れたものをヨシ原から観測イカダの間に5本設置したのです。
さらに、ウナギハウスを作る。直径5cmの細い竹筒を3本束ね、ヨシ原近くのトンネルの側に石で囲って沈めました。

次いで2014年7月、海岸の浅瀬に石を積み、生き物たちの棲みかとなる「根」を造りました。
山口はこれを「ちょっと根」と名付けました。
石の隙間など狭い所を好むウナギにとって、根は好ましい環境となるでしょう。

しかし、先日多摩川でも捕まえた二ホンウナギは、絶滅危惧種に指定されたという。
その原因のひとつは、棲みかがないということだと、指導の木村さんは言います。
「その棲みかを作ることは重要」だと。まさにこの「ちょっと根」は棲みかになることでしょう。

「ちょっと根」設置2日後には、マハゼ、チチブが来ました。
4日後にはシマイサキの群れが見つかりました。
さらに「ウナギはいないかな」と水中カメラで探す城島でしたが、何やら細い魚が見えます。
「ウナギか?」
「いや、これは大発見だ!タツノオトシゴの仲間で、ガンテンイシヨウジという魚です」と木村さん。
伊豆半島以南の海でしか見つからない魚で、東京湾では初記録なのだとか。
「スゴイ!『ちょっと根』で大発見!」と喜ぶ城島。

ウナギはまだ来ていませんでしたが、根の周りには沢山の生き物が来ていました。
いつかきっと、ウナギが来るとの期待は高まります。

【参考資料=DASH海岸公式HP】http://www1.ntv.co.jp/dash/contents/coast/


タグ:DASH海岸
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