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TOKIOが開拓に挑む無人島=DASH島〜悪戦苦闘の古井戸の改修 [DASH島]

古井戸は予想以上に汚かった

DASH島の集落跡は大きい島の砂州側斜面にあり、廃屋が点在し、古井戸がありました。
TOKIOは水を確保するのに、この井戸を再利用しようと考えました。
だが、長年放置されてきた井戸の水は、水質検査の結果、細菌の巣窟でした。
内側の壁は、雑草に苔、ヤモリの卵が巣食う劣悪な環境。
そこで、井戸造りのスペシャリストに応援を頼み、再生に取り組むことになったのです。

この古井戸は80年以上前に作られた石積みの井戸。
そのまま中で作業をすると、石が崩れて生き埋めになってしまう危険性があるということで、井戸のプロの指導の下、井戸の中に補強の枠を組んでいくことになりました。
深さ5m、狭い中で枠組みを組むのは、難事でしたが、それでもなんとか枠組みを作り終えました。

次は水を汲み出し、湧水を循環させていく作業。これも大変な作業です。
次は井戸水の消毒です。
消毒と言っても島には何もない。
そこで島で調達できる、殺菌作用のあるとされる海藻“クロメ"と、ヌタウナギのネバネバ“ムチン"を井戸に投入し、ひとまず効果を待つことになりました。

効果がある事が確かめられたので、次は井戸の内部を掃除するため、草をむしり、井戸水で苔など石の汚れを洗い落とします。
最後に島民が出て行ってから40数年。長い年月の末にヘドロ化した自然の堆積物。
真っ黒に濁った水もすべて汲み出さねばなりません。これもTOKIO自身でやらなければなりません。
連日、井戸の中に入り、ある程度汚れを取り除いた。
今度は、井戸の底でろ過装置の役目を果たす石を浜から集め、井戸に投入。
さらに、ゴミや臭いを吸着する浄化効果あることから「炭」づくりを行うこととなりました。
炭の原料は森から集めた木材でまかないます。

この炭づくりの経験は、井戸水浄化にとどまらず、あとあときっと生かされるはずです。
木材を入れた窯を空気が入らないように密閉し、火を入れて焼いていく。
こうして出来上がった自家製の炭を井戸に入れました。
その数週間後、
底の石が見えます。炭が透明な水にしてくれたのです!

この水はそのまま飲めず、煮沸しなければならないのですが、
ほとんど井戸の再生は成ったといえるでしょう。

この作業に要した時間は10ヶ月!

主に作業した城島、山口の両君、お疲れ様でした。

【参考資料=DASH島公式HP】http://http://www.ntv.co.jp/dash/contents/island/index.html


タグ:古井戸 DASH島
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